2022年のグッドパッチを振り返る
ハッピーホリデー!
グッドパッチは2022/12/29(木)〜2023/1/4(水) まで冬季休業となります。2022年もGoodpatch Blogを読んでくださったり、応援してくださったり、お世話になりありがとうございました。
少し早いですが、2022年のグッドパッチグループのハイライトをまとめました。
もしよろしければ振り返りにお付き合いください!
目次
1.丸井グループとの合弁会社 Muture 設立
2022年4月、丸井グループとグッドパッチは合弁会社「Muture(ミューチュア)」を設立しました。
丸井グループのDXを推進するために必要なデザイン/デジタル人材をグッドパッチのブランドアセットで補填し、事業や組織変革をリードしていくのがMutureです。
Mutureの経営をリードするのは、経歴も触れてきたカルチャーも異なる5名のメンバー。グッドパッチからはUI/BX(Brand Experience)デザイナーの米永と、UXデザイナーの莇(あざみ)が経営人材として挑戦の真っ最中です。順調に仲間を増やしながら、プロダクト開発や組織デザインを加速させています。今後にもご期待ください!
2.スタジオディテイルズとの新たな挑戦
2021年12月にグッドパッチグループへ仲間入りをした、スタジオディテイルズとの取り組みも前進しました。2022年9月からはグッドパッチのデザイナーやデザインストラテジストがスタジオディテイルズメンバーとして活動し、さまざまな企業により高い付加価値を提供していく方法を追求しています。
🔗1+1=2ではない。スタジオディテイルズとGoodpatchの融合が生み出す未来
🔗スタジオディテイルズ代表取締役社長就任のお知らせ
事業のさらなる成長を加速するために経営体制の変更を発表したほか、コーポレートサイトのリニューアルも実施。ブランド構築のアプローチや、6つの行動指針など、スタジオディテイルズの歩みが整理されたコーポレートサイトはぜひ隅々までご覧ください。
【STUDIO DETAILS Webサイトリニューアルのお知らせ】
2022年9月より、新しい体制がスタートしたことに伴い、約7年ぶりとなるサイトリニューアルを実施いたしました。
私たちが何を考え、どこに向かうのかを知ってもらうために、これまでの歩みをあらためて整理し、5つのアプローチにまとめています。 pic.twitter.com/5GAafq3Gpd— STUDIO DETAILS Inc. / スタジオディテイルズ (@studiodetails) December 13, 2022
3.各領域のスペシャリストがグッドパッチ社外取締役に就任
2022年11月より、グッドパッチの社外取締役に小塚裕史さん、佐藤あすかさん、広木大地さんが就任しました。
経営コンサルタントとしての知見と組織や営業戦略の経験を持つ小塚さん、グローバルな視点で幅広い領域における投資の意思決定をしてきた佐藤さん、そしてテクノロジーに関わる組織づくりの経験を持つ広木さんというスペシャリスト3名の参画により、今後の成長にお力添えいただきます。
就任直後のタイミングでは、社内限定のオンライントーク会にお越しいただき、グッドパッチ社員からの質問に答えてもらったり、それぞれのキャリアについて掘り下げさせてもらいました!後日Goodpatch Blogで詳しい内容をご紹介します。
4.専門性の拡張
企業のデザイン投資とデザイナーの働き方を可視化「Design Data Book 2022」
100社が回答したデータをもとにデジタルデザイン業界を俯瞰でき、採用や投資の判断基準として活用できる「ReDesigner Design Data Book 2022」は今年で4回目の発表となりました。
デザインへの投資について効果を実感している企業は90%にのぼり、前年度比で20%増の結果となっている一方で、34%の企業は人材採用が要因でデザイン投資実施が阻害されていることが分かりました。今後もデジタル領域のデザイナー採用はさらに激化し、マネジメントや品質管理をおこなうデザインマネージャーのニーズも高まっていくようです!
以下の特設ページで全文がご覧いただけます。レポートのサマリも載っているので、デザイン投資やデザイナー採用について検討中の方はぜひ一度ご覧ください。
🔗ReDesigner Design Data Book 2022 特設ページ
人を起点としたリサーチで事業創出や既存事業の改善に繋げる「Insight Research」
顧客理解のためにリサーチを実施しても、リサーチ結果を具体的な施策に落とし込むことができず、サービス改善が思ったように進まない…といったお悩みに有効なソリューションを提供開始しました。ユーザーの本質的な課題やニーズを捉えたサービス開発・改善を支援するグッドパッチのデザインリサーチャーが担当します。
今年は飲食業界やヘルスケア業界のクライアントとのプロジェクトを実施しました。支援実績や詳しいプロセスはこちらをご覧ください。
事業立ち上げ支援の知見を生かした事業性評価プログラム「Business Design Review」
経営者のビジョンを可視化し、企業価値を高める事業機会を探索したり、事業コンセプトに落とし込むビジネスデザイン領域での知見を生かして生まれたのが「Business Design Review」です。グッドパッチのデザイン・ストラテジストが取り組む顧客との対話や、事業アイデアの検証方法を再現性のあるフレームワークとして活用しています。
不確実性が高い状態の事業案を「アイデア」「市場性」「戦略性」「収益性」の観点でレビューします。オンラインでも利用ができるので、ご興味がある方はぜひ一度お試しください!
🔗事業アイデア創出 ・ビジネスモデルと事業計画の策定を支援したプロジェクト事例
ヘルスケア・医療領域でのデザイン支援
現在はオンライン診療や治療、予防・ウェルネス関連サービス、ヘルスケアデータ利活用など、デジタルヘルスのサービスが身近で使われるようになりました。今年はグッドパッチも、さまざまなヘルスケア系サービスの新規立ち上げや改善を支援しました。
https://goodpatch.com/work/hakarute
また、これまでの支援実績と知見を生かして、ヘルスケア×デザインをテーマとした連載も始めました。このシリーズは来年も引き続きお届けしていきます!
https://goodpatch.com/blog/healthcare-02-knowledge
また、企業のビジネス課題を解決するパートナーとしての強みやフィロソフィーをまとめた特設サイトも公開しました!7つの専門性とプロセス、実績などを紹介しています。
https://design-partnership.goodpatch.com/
(ちなみにノーコードでWebサイトを制作できるSTUDIOで作っています🔍)
5.創業以来初めてのブランドブック制作
2021年9月からスタートした創業10周年をお祝いするプロジェクトの集大成として、10年間の歩みと未来への想いを込めたブランドブックが完成しました。
共に課題に向き合ってきたクライアントの皆さま、制作や開発をご一緒するパートナーの皆さま、卒業生を含むグッドパッチメンバーなど、多くの人がブックの制作に参加したことで、特別なブランド体験を共有することができました。
デザインを担当したBX(Brand Experience)デザイナーによるプロジェクトの振り返りはこちらからご覧ください。
6.今年も完走直前!アドベントカレンダー
そして年末の恒例行事といえばこちらも忘れてはいけません。
グッドパッチのデザイナーやエンジニアが筆をとり、さまざまなナレッジを寄稿するアドベントカレンダーがまもなくフィナーレを迎えます。
毎年なんと約70本のナレッジが1ヶ月のあいだに発信されています。
ホリデーのお供にぜひお楽しみください!
🔗Design Advent Calendar 2022
🔗Engineering Advent Calendar 2022
🔗Anywhere Advent Calendar 2022
7.Happy Holidays!
最後までご覧いただきありがとうございました。グッドパッチはこれからもデザインの力を証明するために、変化や挑戦を恐れずに進み続けます。
最後になりますが、2022年の感謝を込めてホリデーカードを制作しました。
みなさま、素敵なホリデーをお過ごしください!
💙Happy Holidays from Goodpatch 2022
Visual Design: Chihiro Yasukawa
Quality Management: Kiyoeshi, Ikumi Tochio