グッドパッチでは、新規事業創出やサービス改善などに向けた「人」起点のリサーチおよびサービスデザイン領域に知見を持つデザインリサーチャーによる並走型・探索型リサーチ「Insight Research」を提供しています。
「Insight Research」はリサーチの設計や実施だけに留まらず、深い分析や読み解きを基に、その後の事業創造や改善に繋がるアクションまで導き出すものです。
本記事では、3つのケーススタディの解説をもとにInsight Researchができることをご紹介します。
こんなお悩みをお持ちの方はぜひご相談ください
- 顧客起点に物事を進めたい、始めたい方（事業・サービス）
- 機能追加で新商品を出してきたが限界を感じているプロダクトオーナーの方
- 施策検討を行っているがこのままで良いのか不安な事業責任者の方
- 過去のリサーチからすでに知っているような表面的なレポートしか得られず、アクションにつなげられなかった方
- DX推進を任されたが何から手をつけたらいいか分からない方
目次
リサーチャーの紹介
Insight Researchプロセス例
「Insight Research」は以下の活用用途をおすすめしています。
- 事業創出：新規事業の立案
- 事業改善：既存事業の改善
- 未来構想：機会領域の発見、中長期の未来構想
具体的な事例を次に3つご紹介します。
事例1.飲食領域の新規事業立案のためのリサーチ
概要
食の価値観を日記調査・密着調査で探り、日本文化の背景も理解した上でサービス価値、ユーザーセグメント、ユーザー体験設計をアップデート
リサーチ実施前の課題
・ユーザーが本当に求めている食体験になっているのかが明らかではなく、事業案の磨き込みが必要と判断されている状況であった
・ユーザーセグメントを年代・性別で分けていたことから、具体的なユーザー像が不明瞭だった
・食品自体を提供価値として捉えていたことから、サービス全体としての提供価値が不明瞭だった
導き出したアクション
・食品自体ではなく、食品を届けることに関わるユーザー体験全てがサービスという認識で設計
・食に対する価値観をベースとしたユーザーセグメントを基にサービスを検討
・食に関わる日本文化も背景とした価値観を掴んだ上で提供価値を設定
事例2.製薬会社におけるデジタル施策検討のためのリサーチ
概要
医師の情報収集における定量調査だけでは分からない行動・思考を明らかにし、実態に即したアクションを検討。施策の実行部隊にも結果をインストール
リサーチ実施前の課題
・デジタル化やコロナによる影響で医師の行動や思考が変わっていると感じており、定量調査は定期的に実施しているものの、医師の行動の裏側にある思考がわからず、施策の検討には結びつかなかった
・結果、ベンダーから提案された施策を医師に合わせず、会社側の都合で選択して実施してしまう状態だった
導き出したアクション
・医師の現状の情報収集行動の実態を明らかにし、その実態に即した医師視点でのUXを加味した今後のデジタル・マーケティング施策の方向性を検討
・今後実際に施策を実行していく施策実行担当者にも医師の行動の実態を浸透させるためのワークショップを実施
事例3.医療に関わる営業施策策定のためのリサーチ
概要
医師の利用におけるペインおよび医師と患者の認識のギャップを探り、営業施策を策定。その後のアクション落とし込みまでを支援。
リサーチ実施前の課題
・個々が最適化して営業を行っていたが、今後の更なる成長のために共通の営業戦略が必要とされるステージに置かれていた
・行うべき施策案はこれまでも多数現場から挙がってきていたものの、課題の全体像や根拠が不明瞭だったことから投資すべき施策の優先度が明らかになっていなかった
導き出したアクション
・医師と患者の課題全体像とギャップを明らかにすることにより、全体の営業戦略に基づいた施策の優先度を検討
・現場のメンバーを巻き込んだワークショップ形式で分析及び施策出しを実施し、詳細なネクストアクションへの落とし込みまで実施
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ウェビナー開催
7/6にはInsight Researchの必要性や具体事例についてお話しするウェビナーを開催します。一般的なデザインリサーチとの違いや、何ができるのかを知りたい方はぜひご参加ください。
