みなさんはじめまして!エディターのFukkaです。

私は現在、美術大学でUIデザインとUXデザインを学んでいます。
現役大学生の視点から、デザインについて様々な記事をお届けしていこうと思います!

今回取り上げるのは、おすすめTwitterアカウントです。
私がデザインを学び始めた頃、情報のキャッチアップに悩んだ経験があるので、社内のメンバーに「フォローするべきTwitterアカウント」を聞いてみました!

1. 日本のトップクリエイター

原研哉 @haraken_tokyo

無印良品や蔦屋書店など、有名な案件を手がけるアートディレクター。原デザイン研究所代表。
領域に捉われないデザインが生まれる理由を、彼の思想に触れることで少し理解できるのではないでしょうか。

山中俊治 @Yam_eye

デザイナー/エンジニア。東京大学の教授でもあります。
デザインをロジカルな視点で捉えているツイートが多いです。風景写真を文学的に表現しているツイートも多く、「文字での表現方法についても勉強になる」という意見が社内から挙がったことが印象的でした。

デザインをビジュアル面だけで捉えない思考は、広いフェーズで開発に関わるデザイナーとして、参考になるものばかりだと思います!

糸井重里 @itoi_shigesato

人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営するほぼ日の代表。ジブリ映画のキャッチコピーでも有名ですね!
最近では、ペットを飼う人たちのためのSNS「ドコノコ」を立ち上げたりと、幅広く活動されています。ものづくりへの真摯な姿勢が垣間見えるツイートが多い印象を受けます。


このようなツイートもあるので、動物好きな人にもフォローをおすすめします!

祖父江慎 @sobsin

コズフィッシュ代表で、ブックデザイナー。
デザインの基礎を分かりやすい言葉で発信しているので、デザイナー志望の人にはぴったりです。

UIデザインにおいて、デザイナーが人の心の動きに基づいて設計することと同じように、ブックデザインという分野においても、デザイナーはテキストや写真を監督するような役割に近いのかな、と感じました。

森本千絵 @morimotochie

goen°主宰のアートディレクター。松任谷由実やMr.Childrenなど、有名ミュージシャンのジャケットやMVを数多く手がけています。
最近は、幼稚園のデザインにも取り組まれたようです!

幅広い仕事を通して、デザインの可能性を体現されていますね。

秋山具義 @gugitter


Dairy Fresh代表で、アートディレクター。CDジャケットから広告、パッケージまで幅広くデザインを手がけます。
「ランチでラーメン」を「ランチラ」と呼んだり、ご飯にまつわるつぶやきが多く、見ているだけでお腹が空いてくるような魅力の伝え方は勉強になります!

水野学 @g_d_c

good design company代表で、クリエイティブディレクター。
熊本県のゆるキャラ「くまモン」の生みの親なので、ご存知の人も多いかもしれません。


水野さんの手がけるデザインからは、老若男女を問わない普遍的な美しさや、心地よさを感じることができます。
このツイートから、そんなデザインをする上で大切にしているポイントが少し伝わってきませんか。

落合陽一 @ochyai

筑波大学 学長補佐・図書館情報メディア系助教授で、メディアアーティスト。
最先端のクリエイティブに触れることができるので、自分がデザイナーとしてどのようなアプローチができるのか考えさせられます。

2. 経営者・フリーランス

田川欣哉 @_tagawa

Takram代表。Takramのメンバーは、デザインとエンジニアリングの両方をこなすので、デザインエンジニアという肩書きなのだそうです。

ノウハウ発信や、ご自身の経験に基づくツイートが多いです。
業界の有名人とのトークが聴けるPodcastも面白いのでおすすめです!

深津貴之 @fladdict

THE GUILD代表。iPhoneアプリを中心に、インターフェースやインタラクティブデザインを手がけています。
本質的なユーザー視点を説く以下のシリーズのツイートは必読だと思います。

渡邊 恵太 @100kw

Cidre Interaction Design代表。ユーザインターフェース、インタラクションデザインを専門に研究をされています。
人とインターネットがより密接になりつつある現代において、どのようなデザインのアプローチが求められるのか説いた著書「融けるデザイン」もおすすめですよ。
ソフトな語り口ですが、本質的なツイートや、IoTに関連する情報も多いので、ためになりそうです。

最新技術についてキャッチアップしたい人や、常にアンテナを張っておきたい人には、フォローをおすすめします!

灰色ハイジ @haiji505

フリーランスで活動する、デジタルプロダクトデザイナー。
UIやUXデザインだけではなく、プランナーやWebディレクターとしても活躍しています。映像内のUIデザインを担当するなど、まだ前例の少ない実績もお持ちなのだとか。

社内のメンバーからは、「情報に敏感で、アウトプットが積極的!」という意見が上がりました。
日本から海外に移住した点で参考にできるという声もあったので、フォローしてみると、海外の最新情報も入ってきやすくなりそうです。

塩谷舞 @ciotan

フリーランスでPRや編集を手がけています。millieu編集長。
塩谷さんのように、人を惹きつけるコンテンツを作ることができるのは「本質的な魅力を見抜いて、読み手にとって適切な形で提供しているから」なのかな、と思います。

企画やアイデアの落とし込み方など、丁寧に作られた記事に触れて、刺激を受けてみてはいかがでしょうか。

カイシトモヤ @room_composite

Room-composite代表で、アートディレクター。
学生や初心者に寄ったデザインに関するツイートが多いです。デザインを身近に感じる第一歩として、フォローすると良いのではないでしょうか。


インターネット上の流行を、デザイン的観点で押さえている姿勢はさすがですね!

有馬トモユキ @tatsdesign

日本デザインセンター所属で、アートディレクター。アニメやコミックのパッケージなどのデザインを多く手がけています。
グラフィックという観点から、デザインについて理解が深められるのではないでしょうか。

佐藤ねじ @sato_nezi

Blue Puddle代表で、アートディレクター兼プランナー。
私は、社会とデザインをより密接にすることはデザイナーのミッションだと考えているのですが、佐藤さんの活動はそれに貢献していると思います!

坪田朋 @tsubotax

BCG Digital Ventures所属で、UI/UXデザイナー。
UIやUXデザインについて、自身の見解を積極的に発信しています。ためになるメディアの紹介も多いので、ぜひインプットしてみてください。

3. 組織で活躍するデザイナー

タカヤ・オオタ @198Q

CI / BIを手がけるアートディレクター。
ブランドや企業、サービスのデザインに関心がある人は、ポートフォリオサイトも合わせてチェックすると勉強になりそうです!
直近では、polcaという新しい形のクラウドファンディングサービスのCIを手がけているようです。

わりえもん @wariemon

Fablic所属のアートディレクター。
スタートアップで0→1フェーズからモノづくりに関わっているデザイナーならではの、思考やノウハウに触れることができます。

 

築地良 @roy_BIRDMAN

BIRDMAN代表で、クリエイティブディレクター。グラフィックとデジタルという観点でクリエイティブを実践しています。
広告のイベントなどにも積極的に参加されているようで、最新の情報に触れることができます。広告のデザインに興味がある人はチェックしてみてください。

くれちょん @redxiii_

Fablicから独立し、現在はRegulusTechnologiesという会社を立ち上げています。
多方面からのインプットをそのままツイートしてくれるので、有益な情報に出会えるのではないでしょうか。


テクノロジーとデザインの会社のようですが、今後どのような事業が出てくるのか楽しみですね。

HirokiHosaka @h0sa

Tigerspike所属のUXデザイナー。
有益なニュースなどをピックアップしてツイートしてくれるので、幅広く情報がキャッチアップできると思います!


監修されたという、この書籍も気になりますね。

清水淳子 @4mimimizu

Yahoo! Japan所属のUXデザイナー。
Goodpatchでもイベントやプロジェクトに取り入れている、グラフィックレコーディングを広める活動をしています。
情報を可視化する能力は、デザイナーに欠かせないと思うので、グラフィックレコーディングをもっと知りたい人はぜひフォローしてみてください!

 

さいごに

社内でリサーチをしてみたところ、様々な分野からアカウントが挙がりました。
UIやUXの領域だけではなく、グラフィックやプロダクトデザイン、コピーライティングやエンジニアリングなど、「自分と違う視点を持っている人のツイートは、面白くて参考になる!」との声もありました。

最後になりますが、弊社代表の土屋もTwitterで時々つぶやいています!


どう仕事に取り組むべきか気付きを貰えるツイートなど、デザイナー志望ならフォローしておくと良いかもしれませんね。
(デザインについてはもちろん、芸能や時事ネタも豊富です。)

また、Goodpatchのアカウントでは、ブログの更新情報のほか、社内イベントの様子などをお届けしています。
「どんな会社なんだろう?」と気になっている人は、ぜひフォローしてみてくださいね。

私はインプットのツールとしてはTwitterを利用しないのですが、Twitterならではの気軽さが、デザイナー達の「今考えていること」を追うことができるから役に立つんだな、と分かりました。

みなさんも今回ご紹介したアカウントをフォローして、彼らのリアルな思想に触れてみてください!