【2025年最新】大手デザイン会社のおすすめ10社をピックアップ！選び方も解説

「どのデザイン会社が自社のニーズに合っているの？」「実績や信頼性がある大手デザイン会社を選びたいけれど、どう選べばいいの？」

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

一般的に「デザイン」というと、チラシやポスターなどの紙のデザイン、アプリやウェブサイトなどのデジタル領域のデザイン、企業やサービスのロゴなどのブランディングデザインなどさまざまです。

また、先ほど挙げた見た目のデザインを行うものだけでなく、本来のデザインの役割は「本質的な価値を見出し、価値を最大化させる」という、より広義の役割も持っています。デザインの役割を熟知し、信頼性や実績、自社のニーズに合った専門性を持つデザイン会社を選ぶことが大切です。

本記事では、デザイン会社の中でも、大手デザイン会社の選び方やおすすめの会社を紹介します。これからデザイン会社に依頼したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

【特色まとめ】おすすめの大手デザイン会社10社

以下に、本記事で紹介する大手デザイン会社の特徴をまとめています。

大手のデザイン会社を選ぶメリット

大手のデザイン会社を選ぶメリットには、以下のようなものがあります。

• 分野に強い担当者にフォローしてもらえる
• ノウハウや実績が豊富
• トラブル対応がしっかりしている

実績の豊富さや、運営体制が確立されている点などを重視する場合、大手のデザイン会社への依頼がおすすめです。

分野に強い担当者にフォローしてもらえる

デザイン会社と一口にいっても、チラシやポスターなどのグラフィックデザイン、アプリやウェブサイトのUI/UXデザイン、企業のブランディングデザインなど、得意とする分野はさまざまです。

中小のデザイン会社では特定の分野に特化しているケースも多いですが、大手デザイン会社は従業員数が多く、さまざまな専門性を持つデザイナーやディレクターが在籍しているため、幅広いデザイン領域に対応できる体制が整っている点が強みです。

そのため、プロジェクトの特性に合わせて、特定の分野に深い知見を持つ担当者をアサイン可能です。専門知識やノウハウを持つ担当者がサポートしてくれるため、より精度の高い提案やプロジェクト進行が期待できます。

また、専門分野によって作業が分担されている場合が多く、各工程の進行もスムーズです。

ノウハウや実績が豊富

大手デザイン会社は多くのクライアントを抱えており、さまざまな企業と取引を行っているため、実績も豊富です。過去の知見を生かして、他社では提供できないような独自のノウハウを提供してくれることもあります。

また、幅広い業界での実績があるため、どのようなニーズに対しても柔軟に対応してくれるでしょう。

トラブル対応がしっかりしている

大手のデザイン会社は、「何か起こったときの対応」がしっかりしている傾向があります。万が一トラブルが発生した場合も、大手企業ならではの安定した体制とリソースで対応してくれるでしょう。納期遅れのリスクが生じたり、予期せぬ事態が生じたりした場合も、適切なフォローが期待できます。

充実したフォローアップやサポート体制を望むなら、大手のデザイン会社を選ぶ価値があるといえます。

大手のデザイン会社を選ぶときのポイントは？

ここからは、大手のデザイン会社を選ぶときのポイントを解説します。

• 実績・信頼性
• 企画力・提案力
• 費用対効果
• 専門分野・得意分野

実績・信頼性をチェック

デザイン会社を選ぶ際には、その会社がどれだけ実績を持っているか、信頼性があるかを確認しましょう。

例えば、過去の制作実績やプロジェクトの事例をチェックすることで、その会社の得意分野や強みが分かります。また、自社のニーズに近い事例の実績があれば、理想的な支援を受けられる可能性が高いでしょう。

さらに、業界内での評判や顧客のレビューも確認したいポイントの一つ。実際にそのデザイン会社を利用した企業の口コミを確認することで、サービスの質や対応力を知ることができます。

企画力・提案力をチェック

事業を成功させるためには、パートナー会社の企画力や提案力が欠かせません。頼まれたことだけをこなす指示待ちスタンスのパートナーでは、理想とする成果物が完成しない可能性があります。

自社の事業やニーズを深く理解し、柔軟な提案をしてくれる会社を選ぶのがおすすめです。まずは問い合わせをしてみて、提案力・対応力がどれだけ的確かや、自社との相性なども踏まえて見極めましょう。

費用対効果をチェック

一口にデザイン制作の依頼といっても、プロジェクトの規模感によって相場は大きく異なります。単に安い・高いといった基準だけでなく、予算と品質のバランスをチェックすることがポイントです。長期的なコストパフォーマンスも考慮して、費用対効果をしっかり確認しましょう。

専門分野・得意分野をチェック

自社のニーズに合った専門性のあるデザイン会社を選ぶことが、プロジェクトを成功させるためには欠かせません。

デザイン会社の中には、特定の分野に強みを持つ会社もあります。特定の分野とは、例えばUI/UXデザイン、ウェブデザイン、グラフィックデザインなどです。依頼したい内容が明確な場合は、その分野に特化した会社を選ぶことも一つの案です。

自社がどの分野で依頼したいのか、ニーズは何かを洗い出し、明確にした上で検討するとよいでしょう。

UI/UXデザインが得意な大手デザイン会社3選

ここからは、UI/UXデザインが得意な大手デザイン会社を、3社ご紹介します。

1. 株式会社グッドパッチ
2. 株式会社アイスリーデザイン
3. チームラボ株式会社

数あるデザイン会社の中でも、最新のトレンドを積極的に取り入れており、事業戦略からコミット可能な会社を選びました。

【関連記事】UI/UXデザインに強い会社10選！依頼できることや選定するときのポイントは？

1. 株式会社グッドパッチ

出典：株式会社グッドパッチ

株式会社グッドパッチは、2011年に創業したデザイン会社。2020年には、デザイン会社としては国内で初めて東証マザーズに上場しました。「デザインの力を証明する」をミッションとして、幅広い分野でクライアント企業の課題解決・成長に貢献しています。

グッドパッチの最大の強みは、クライアントのビジネスや課題の本質を深く理解しながら、パートナーとして伴走するところ。単なるデザイン制作の域を超えて、戦略の立案段階からプロジェクトに携わります。

アプリやウェブサイトなどのデジタル領域におけるUI/UXデザインを、リリースからその後のグロースさせる領域を得意としていますが、ブランディングや会社の紹介資料、IR資料、チラシやポスターなどのグラフィックデザインなど、企業規模や領域を問わず、幅広い分野で事業支援を行ってきた実績があります。熱量が高く、コミット力のあるパートナーをお探しの方は、ぜひグッドパッチまでご相談ください。

【関連記事】パートナーとしてデザイン会社が提供できる価値【ブランド＆ビジネスデザイン】

2. 株式会社アイスリーデザイン

出典：株式会社アイスリーデザイン

株式会社アイスリーデザインは、2006年に設立したUI/UXデザインに重点を置く会社。色や形で表現される表層的なデザインだけでなく、サービスやプロダクトが顧客に提供する体験設計も支援しています。

幅広い業界での支援事例があり、ニッセンやNTTドコモなど、大手企業におけるプロジェクト実績も豊富です。UI/UXに重点を置いた開発アプローチを通じて事業を拡大したいとお考えの方は、同社へ依頼してみてはいかがでしょうか。

3. チームラボ株式会社

出典：チームラボ株式会社

チームラボ株式会社は、「実験と革新」をテーマにものづくりを提供しているデジタルコンテンツ制作会社。テクノロジーを使用したアート作品の制作などで知られ、大手企業における実績も豊富です。

ウェブやアプリケーションの制作に加えて、空間設計や空間演出、データ分析、インフラ構築、保守運用など、幅広い領域に対応。ユーザー体験の設計からインターフェースのデザインまでをこなせる担当者が多く、高い提案力を期待できます。

ウェブデザイン・ホームページデザイン制作が得意な大手デザイン会社3選

以下では、ウェブデザイン制作が得意な大手デザイン会社を、3社ご紹介します。

1. 株式会社LIG
2. 株式会社アマナ
3. 株式会社メンバーズ

いずれも、ウェブデザイン制作にとどまらず、サイトの企画・制作から運用改善まで幅広く対応しています。

1. 株式会社LIG

出典：株式会社LIG

株式会社LIGは、デザインも手掛けるウェブコンテンツ制作会社。メディアの力で事業を拡大させた実績があり、オフショア開発や人材紹介サービスなど、さまざまな事業を手掛けています。

ウェブ制作会社として培ってきたデザインのノウハウをもとに、コンサルティングチームと連携しながら戦略的なUX改善を提案。コンテンツマーケティングの領域にも対応しているため、コンテンツ企画や情報発信を支援してもらいたい場合におすすめです。

2. 株式会社アマナ

出典：株式会社アマナ

株式会社アマナは、ビジュアル制作をメインに40年の歴史を持つコンテンツ制作会社。ウェブデザイン以外に、ブランディングやコンテンツマーケティング、アプリケーション開発なども行っています。

ウェブデザイン・ホームページデザインにおいては、広告ビジュアル制作で培ったノウハウをフルに活用。写真やCG、動画など、ビジュアル素材を効果的に用いたウェブサイトを提案してくれます。

3. 株式会社メンバーズ

出典：株式会社メンバーズ

株式会社メンバーズは、企業のDX領域全般にわたる運用支援を手掛けています。その一環としてウェブデザインも得意としており、小〜大規模なサイトまで幅広く対応しています。

同社では、UXデザインによるアプローチを強みとしているのが特徴。ユーザー視点でのサイトリニューアルやユーザーテストの実施などにも対応しています。顧客視点をうまく取り入れたい場合におすすめです。

広告制作が得意な大手デザイン会社4選

以下では、広告制作が得意な大手デザイン会社を、4社ご紹介します。

1. 株式会社日本テレビアート
2. 株式会社電通デジタル
3. 博報堂プロダクツデザインスタジオ
4. 株式会社カヤック

クリエイティブな発想で評価を受けている会社をピックアップしたので、参考にしてみてください。

1. 株式会社日本テレビアート

出典：株式会社日本テレビアート

株式会社日本テレビアートは、日本テレビグループの多岐にわたるデザインを担う会社です。同グループのビジュアルを支えてきたクリエイティブ集団として、幅広い領域のデザインを支援しています。

美術セットや照明などのスペースデザインから、テロップ、ポスター、CGなどのグラフィックデザインまで対応。エンタメ要素の強いデザインを求める場合におすすめです。

2. 株式会社電通デジタル

出典：株式会社電通デジタル

株式会社電通デジタルは、電通グループの総合デジタルファームです。「人の心を動かし、価値を創造し、世界のあり方を変える。」をパーパスに、クリエイティビティとテクノロジー領域で統合的な支援を提供しています。

電通グループならではのコネクションが強みで、グループ内の他企業と連携しながら支援してくれるのが魅力です。

戦略設計から顧客体験、ビジネスデザイン、イノベーションデザインまで、デザイン領域においても幅広く支援を行っています。

3. 博報堂プロダクツデザインスタジオ

出典：博報堂プロダクツデザインスタジオ

博報堂プロダクツデザインスタジオは、総合制作事業会社博報堂プロダクツが100％出資するデザイン制作会社。

デザイン制作をメインに、大量制作や大型案件にもスピーディーに対応しているのが特徴です。「納期を急いでいる」「依頼量が多く対応できる依頼先を探している」といった場合は、同社に相談してみてはいかがでしょうか。

また、2022年9月には、ビジュアルデザインの開発に特化した「DESIGNラボ」を組織。

ナショナルブランドを中心に、デザイン開発のフェーズから制作まで一貫してコミットします。

4. 株式会社カヤック

出典：株式会社カヤック

株式会社カヤックは、ウェブサイトやイベントなど、幅広い広告コンテンツ制作やデザインを手掛ける会社。「バズらせる」ような企画設計が得意で、特にSNSを使ったプロモーションに強みを持ちます。

「自社では思いつかないようなアイデアがほしい」「おもしろい企画でバズらせたい」といった場合におすすめです。

大手のデザイン会社グッドパッチの事例

最後に、デザインファームにおけるリーディングカンパニーとして多くの企業を支援してきたグッドパッチの成功事例をご紹介します。

グッドパッチでは、大手企業との取り組みも含めて、幅広い分野において実績があります。以下では、その一部についてまとめました。

• 【サントリー食品インターナショナル】アプリ開発
• 【弥生株式会社】ウェブサイトリニューアル

【サントリー食品インターナショナル】アプリ開発

サントリー食品インターナショナルの「SUNTORY＋（サントリープラス）」は、企業の「健康経営」を促進するサービスです。企業が従業員の健康行動習慣化をサポートすることを目的に開発されました。

グッドパッチは本プロジェクトの構想段階から参画し、デザインスプリントを活用して迅速な価値検証を実施。ユーザーにプロトタイプを試用してもらいながら機能改善を行うことで、議論の焦点が仮説から事実に基づくものへと変化しました。

この取り組みによって、「SUNTORY＋」は多くの健康アプリが直面する課題を克服。高い利用継続率を達成しています。また、現在でも企業の健康経営を効果的に支援するツールとして、従業員の健康に大きく貢献しています。

サントリー食品インターナショナル株式会社の事例をダウンロードする

【弥生株式会社】ウェブサイトリニューアル

弥生株式会社は、会計ソフト市場で大きなシェアを持つ企業です。1987年から「弥生シリーズ」を展開し、スモールビジネスのバックオフィス支援を継続的に行っています。

グッドパッチは、同社の成長を目指すプロジェクトに参画。「UI/UXフィードバック」と「ウェブサイトのリニューアルデザイン」を担当しました。

CVRの改善とデザイン性の両立や、ブランドイメージを反映したビジュアルの統一。これらの課題のもと、「弥生会計 オンライン」のUI/UX改善を実施しました。解像度の高いペルソナ設定と回遊設計により、PVだけではなくCVRも大幅に向上した一例です。

【関連記事】弥生PV数とCVRが大幅改善したウェブサイトリニューアル

大手のデザイン会社を活用して事業の成功を目指そう

今回は、おすすめの大手デザイン会社や選び方のポイントを解説しました。一口にデザイン会社といっても、特徴や強みはそれぞれ異なります。そのため、自社のニーズに合ったデザイン会社を見つけることが大切です。

グッドパッチでは、デザインの技術を生かして事業戦略の立案から立ち上げ、サービスやプロダクトの成長までを広く支援しています。コミット力が高く、熱量のあるパートナーをお探しの方は、ぜひグッドパッチまでご相談ください。