【Goodpatch仕事図鑑】不確実性に向き合いビジネスを推進するプロジェクトマネージャー
Goodpatchでは、デザインの力でビジネスを成功に導き、プロジェクトの要となるプロジェクトマネージャーという職種があります。
クライアントの新規事業開発など不確実性が高いプロジェクトに並走する、プロジェクトマネージャーというチャレンジングな仕事とその特徴、出身業界についてご紹介します。
目次
プロジェクトマネージャーの仕事とは？
Goodpatchにおけるプロジェクトマネージャーは、担当するプロジェクトやクライアントに適したプロセスやフローを設計し、プロジェクトを先導する要となる職種です。プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの中で大きく3つの価値を発揮します。
- プロジェクトのリスクやスケジュールを常に把握し、安定して進行させる
- プロジェクトの枠組みの調整役を担い、デザイナーが価値創造業務に集中できる状態をつくり出す
- プロジェクトメンバーのWillを元にしたチームビルディングと見守りを行い、チームのパフォーマンスを最大化する
具体的には、プロジェクト、チーム、クライアントの大きく3つの方向に対して、様々な役割を担っています。
対プロジェクト
- スケジュールとリソースのリスク管理
- プロジェクトのファシリテーション
- プロジェクトに関する情報を網羅的に把握している
対チーム
- チームのモチベーション管理、雰囲気作り
- チームの健康管理
対クライアント
- クライアントも含めたチームビルディング
- クライアントとの交渉や調整
このほかにも様々な仕事がありますが、プロジェクトマネージャーの役割をひとことで表すと、「チームの先頭にいる旗振り役」といえます。
さらに、Goodpatchが支援するプロジェクトの多くは新規事業の立ち上げや、機能追加を繰り返したサービスのリニューアルなど、より難度が高いため、クライアントも含め答えがない中を先導する役割とも言えます。
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プロジェクトマネージャーとUXデザイナーの違い
Goodpatchでは、チームメンバーがお互いに職種の領域を超えながら協働しゴールに向かって進んでいきます。そのため、特にプロジェクトマネージャーとUXデザイナーの間には明確な業務の区別はなく、プロジェクトの特徴や要件に合わせてフルオーダーメイドでそれぞれの分担をカスタマイズしていきます。
このように形式ばった業務の区別はない一方で、プロジェクトマネージャーとUXデザイナーに期待されている役割は、このように言語化できます。
- プロジェクトマネージャーは、プロジェクト実行の妨げとなる問題を排除し、マイナスからゼロの状態を作り出す
- UXデザイナーは、プロジェクトを前進させ、サービスを構築することでゼロからプラスを生み出す
どんなプロジェクトマネージャーがいるの？
クライアントと一緒に考えてものづくりをするために、SIerからデザイン会社へ
超えられない壁を超えろ。 SIer出身のPMがGoodpatchで見出した未来
顧客の新規事業開発に並走するようなプロジェクトは、とても不確実性が高いので、型にはまったプロジェクト管理をしようと思ってもなかなか難しいし、それだけでは求める結果に繋がらない。プロジェクトの性質や環境、クライアントとプロジェクトメンバーの特性などを考慮してそのプロジェクトに最適なマネジメントスタイルをうまくデザインしないといけないんです。決まったものを作っていくスタイルとは全く異なるので、チャレンジングですがやっていて非常に楽しいです。
なので、そのような不確実性が高いプロジェクトのマネジメントにチャレンジしてみたい人や、新しいプロジェクトマネジメントスタイルを探究したい人には、ぜひ仲間に加わってほしいです。
どんな経歴の人が働いている？
Goodpatchで働くプロジェクトマネージャーの出身業界、前職の職種
- BtoB業務システム業界（システム導入コンサルタント）
- Goodpatch新卒入社（UXデザイナー）
- ソフトウェア業界（UIデザイナー）
- ゲーム業界（家庭用ゲームのプランナー/ディレクター）
- 広告/イベント業界（プロジェクトマネージャー/プロデューサー）
- 広告/ゲーム業界（ディレクター）
- 広告/マーケティング業界（ディレクター）
- システム開発業界（システムエンジニア/プロジェクトマネージャー）
- BtoB業務システム/システム開発業界（システム導入コンサルタント/プロジェクトマネージャー）
どんな仕事をするのか？
Goodpatchのデザインパートナー事業において、プロジェクトマネージャーはあらゆる案件にアサインされ活躍しています。その中から特に、プロジェクトマネージャーによる着実なプロジェクト進行とチームビルディングが、クライアントとの共創に貢献した例をご紹介します。
クライアントを含めたチームを常に進化させる
職種を超えてものづくりに向き合う。サントリーとGoodpatchが共創するSUNTORY＋開発ストーリー【後編】
川口さんはPMの仕事を正しくしっかりやっていただいています。それはとても貴重なスキルだと思っています。仕事の進め方や会議体など、今よりも更に良いチームに常に進化させようとしていることを感じます。
誰かが拾わないといけないボールをしっかり拾ってくれたり、考えてきた企画を細かい仕様まで決めて着地させていかないといけない時、川口さんが率先して決めにいってくれているところは非常に助かっています。
サントリー食品インターナショナル 赤間康弘さん
国境を越えても、チームに必要な信頼を醸成する
グローバルプロジェクトで最高のつくり手になるために。IG証券とのデザインパートナーシップ
このプロジェクトの最大の特徴でもある、ロンドンと東京でのコミュニケーション。私たちはIG証券の皆さんとチームになるために、専門用語を日本語と英語両方で覚えるなど、相手の視点、立場に寄り添う姿勢を大切にしました。
また、2日間にわたって開催したキックオフワークショップで全員の共通認識を作ったことが、チームになるために必要な信頼を醸成するきっかけになったのだと思います。
誰と一緒に働く？
Goodpatch社内のメンバー
- 各組織の統括（プロジェクトの責任者）
- UXデザイナー、UIデザイナー、BXデザイナー、エンジニア（プロジェクトにおけるプレイヤー）
- 契約を管理するアカウントマネージャー
デザイナーやエンジニアが最大限パフォーマンスを出せるようチーム環境を整えながら、プロジェクト責任者である統括（マネージャーレベル）とも常にコミュニケーションをとります。また、プロジェクトの契約を管理するアカウントマネージャーとも連携します。
クライアント
- プロジェクトオーナー（プロジェクトの意思決定者）
- プロジェクトメンバー（クライアント側のデザイナーやエンジニア、マーケターなど）
- 事務手続き、法務、広報などの担当者
プロジェクトの報告や意思決定のために、意思決定者であるプロジェクトオーナーと頻繁にコミュニケーションをとり関係を構築します。また、一緒にチームとなるクライアント側のプロジェクトメンバーはもちろん、事務や法務、広報といった、つくったものをユーザーに届ける部分をサポートしてくれる方々と連携することも多くあります。
Goodpatchのプロジェクトマネージャーに必要なマインドとは？
1. 不確実性や難易度の高いことを楽しめる
Goodpatchでのクライアントワークは、不確実性が高い仕事であるといえます。その理由は大きく2つあります。
- 決まったものをつくるわけではなく、「目的を達成するために何をつくるか」からクライアントと一緒に考えるため
- デザイナーとエンジニアが1つのチームでプロトタイピングを重ねながらものづくりをする中で、つくるもの自体が変わることがあるため
このような環境では、変化を肯定的に捉えて楽しむマインドが必要になります。
計画的に進む物事よりも、どこへ進むかわからないという状況にワクワクできる人、チャレンジが好きな人が活躍しています。
2. チームで成果を出せる
私たちのクライアントワークは、デザインやエンジニアリングをリソースとして提供するのではなく、クライアントと一つのチームとなって並走することでビジネスを前進させています。そのため、全体最適を考えながらチームでゴールを目指す必要があります。
- 足し算ではなく掛け算
- 誰か一人ではなく、チーム全体の生産性を考えられる
チームで働くことで、一人よりも大きな成果を目指す志向を持つ方が望ましいでしょう。
3. 既存の枠組みにとらわれず、新しい働き方を探求する
「こうあるべき」という型の通りに働くのではなく、それぞれが能動的に考え、行動し、チームに貢献しながら、Goodpatchにおけるプロジェクトマネージャーの価値をつくり上げています。そのため、主体的に新しい働き方を探究できる能力がある方にもおすすめのポジションです。
Goodpatchのプロジェクトマネージャーとして働く魅力は？
1. 熱い想いをもったクライアントと働ける
私たちが並走するクライアントの多くは、経営者や事業責任者といったレイヤーの方たちです。最近では大企業との協働も増えてきており、それぞれの原体験と社会的意義を結びつけ、ビジネスで挑戦をする想いを持つクライアントに並走することで、自分自身の視座も高めていくことができます。
2. 最高のものを作ろうという気概がある仲間と働ける
Goodpatchでは、デザインという共通認識のもと、トップクラスのデザイナーやエンジニアが一致団結して最高のアウトプットを作り上げようとしています。彼らと共に働くことで、アウトプットのクオリティに対する責任を強く感じながら、ものづくりへのこだわりを磨き上げていくことができます。
3. プロジェクトを丸ごと任されるので、裁量が大きい
大企業からスタートアップまで幅広い企業の新規事業立ち上げなどをお手伝いしますが、その中では、スピーディーな意思決定が求められる場面が多くあります。そのため、Goodpatchのクライアントワークにおいては、現場のメンバーが持つ裁量が大きく、自ら考えてプロジェクトを推進していく経験を積むことができます。
ご興味を持ってくださった方へ
Goodpatchは「デザインの力を証明する」というミッションのもと、高い志を持ったメンバーが一丸となってプロジェクトに向き合っています。不確実性の高いプロジェクトマネジメントに挑戦したい方からのご連絡、お待ちしております！
応募に必要な経験やスキルなど、具体的な必須要件についてはGoodpatch プロジェクトマネージャーの採用情報をご覧ください。
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