私たちは世界に何を残せるのか──未来へ弾みをつけるFY24上半期グループ総会
Goodpatchでは、創業した9月を年度の起点とし、上半期と下半期が終わる2月末と8月末の年2回、全社員が集まる社員総会を開催をしています。総会は、グループのこれまでを振り返り、多様な部署やチームで活躍するメンバーを讃え、次の半年に向かう機運を高める場として重要な位置付けを担っています。
社員総会におけるPeople Experienceデザインとは
Goodpatchの企業文化を支える取り組み「総会」について
FY2024上半期の締めとなる半期の総会は、2月22日(木)に開催しました。多様な働き方に合わせて、現地参加とオンライン参加が選べるハイブリット形式で行っています。今回、会場のセルリアンタワー東急ホテルには約150人が集まり、オンラインでも100人近くが参加しました。会社の雰囲気をいち早く知ってもらうべく、これから入社を控える内定者の方々も参加しています。
昨年8月の通期総会で掲げたFY2024のコンセプト「MAKE A MARK 」を軸に、改めて全社で「私たちは世界に何が残せるのか」という、共通の問いを見つめた今回の総会。笑いと感動と期待に包まれた総会の様子をダイジェストでお届けします!
大企業とデザイナーの共創とは?2つの代表的な事例からの学び
総会恒例、代表の土屋によるオープニングプレゼンの後は、グッドパッチの中でも代表的な事例となった、サントリー食品インターナショナルとのヘルスケアサービス開発プロジェクト「SUNTORY+(サントリープラス)」と、丸井グループとGoodpatchのジョイントベンチャー「Muture」の関係者を招き、「大企業とデザイナーの共創」を考えるトークセッションを実施。それぞれのキーパーソンによる事例紹介と、パネルディスカッションを行いました。
ゲストにSUNTORY+プロジェクトのプロジェクトオーナーとして長年関わりのあるサントリー食品インターナショナルの赤間さんをお招きし、Goodpatchからは5年間並走しているデザイナーの石井が登壇。
SUNTORY+プロジェクトの歩みや、Goodpatchをパートナーとして選んだ理由、大企業の中で新規事業立ち上げに取り組む赤間さんから見た、プロジェクトによってもたらされた社内の変化などについて、語っていただきました。
また、まもなく設立2周年を迎えるMutureからは、代表の芝尾さんと、Goodpatchから出向中の執行役員、莇が登壇。2年間の歩みから、メンバー拡大を続けるMutureの現在の様子、丸井グループのデジタルサービスのUXデザイン・DX支援を行う事業の特徴などをお話しいただきました。
成功も失敗も赤裸々に紹介いただけたことで、社員一同釘付けに。土屋も交えてのパネルディスカッションも盛り上がり、参加後のアンケートではこんな感想が届きました。
クライアント側の話をリアルで聞くのはとても新鮮でしたし、勉強になる内容ばかりでした。なぜGoodpatchを選んだかという話題の時など、こういう姿勢で望んでいかなきゃなと改めて身が引き締まりました。
赤間さん、芝尾さんが実体験に基づいて共有してくださったのが本当に良かったです。こういうお客様、パートナーと一緒に私たちも成長したいと改めて思いました。
全社投票を経て決定する半年に一度のGoodpatch Award
総会の後半は、半期で活躍した人やチームを讃える「Goodpatch Award」の授賞式。Goodpatch Awardは「Most Valuable Contributor」「Most Valuable Player」「Most Valuable Manager」「Most Valuable Team」「Most Valuable Knowledge」の5部門と特別賞の「CEO Award」で構成されています。
半期で目覚ましい成果を挙げたチームや、全社やデザイン業界にもインパクトを与えたナレッジは、事前エントリー制でその概要やポイントをまとめ、社内に公開。全社投票、マネージャー推薦や経営陣による決定会議など約1カ月のプロセスを経て、各賞の受賞者・受賞チームやナレッジが決定します。
全社投票では、活躍したメンバーの特徴や実績を讃えるさまざまなコメントが寄せられ、当日はそのコメントとともに受賞者を発表しました。
Most Valuable Contributor:PRチーム池田
セールスやマーケティング、バックオフィスなどで、チームを横断して貢献したプレイヤーに贈られる「Most Valuable Contributor」はPRチームの池田が受賞。入社から1年あまりで、毎月10本に迫るGoodpatch Blogの公開から、各チーム・メンバーへの執筆・発信サポート、さまざまなチャネルでの採用コンテンツの積極的な支援といった、GoodpatchのあらゆるPR活動の推進に大いに貢献し、社内からの信頼の厚いメンバーです。
投票で届いたコメントもご紹介していきます!
1本1本の記事に企画時から向き合い、公開後の数字までレビューされるのは本当に大変だと思います。それでも、丁寧に各執筆者と向き合っていただけていることを実感して、投票させていただきました。
Most Valuable Player:UIデザイナー乗田
デザイナーやエンジニアなどで最も活躍したプレイヤーに贈られる「Most Valuable Player」はUIデザイナーの乗田が受賞!プロジェクトを牽引するだけでなく、自ら研究して切り開いたデザインシステムの外部提供商材化や外部発信に積極的に取り組み、Goodpatchの提供価値の拡張に大いに貢献したことが評価されました。
デザインシステムのサービス化からプロジェクト創出&結果もしっかりと出されていて、受注も最近増えている。とても活躍されているなという印象があったのと、CreatorZineの連載も始まっていたり、グッドパッチのできることの印象を広げてくださっているなと思い、Most Valuable Playerに選びました。
Most Valuable Knowledge / CEO Award:Growthチーム
Goodpatchの文化であり、特徴でもあるナレッジを共有し全社の糧にする姿勢。そんな姿勢を讃える「Most Valuable Knowledge」と、代表土屋が自ら選出する特別賞「CEO Award」のダブル受賞となったのは、昨年9月に新設されたばかりのGrowthチーム!
3人という少人数チームながら、各方面から注目を集めトレンドにもなっている「プロダクトマネジメント」にまつわるナレッジ発信を精力的に行っただけでなく、着実に成果につなげ、自らデザイナーの新しいキャリアを切り拓いていくGo Beyondな姿勢を讃えての表彰となりました。
チーム発足以降、ビジョン策定→相談会実施・セミナー登壇・ナレッジ発信による認知獲得→プロジェクト創出という美しい流れが、たった3人&約半年でできている凄さ。ただただ、尊敬です。Goodpatchの可能性を広げていると感じました。
<Growthチームの発信ナレッジを一部ご紹介>
そのほか、今期最も活躍したマネージャーに贈られる「Most Valuable Manager」はSTUDIO Qの酒井、さまざまなプロジェクトチームからエントリーがあった「Most Valuable Team」では、デザインパートナー事業でサントリーウエルネス社を伴走支援したヘルスケアアプリ「Comado (コマド)」のプロジェクトチームが受賞しました。
半年間を振り返る運営チームプレゼン
最後は、総会運営チームによる半年間の振り返りで幕を閉じました。
総会の企画は、当日のイベントだけではありません。8月のFY2024通期総会で掲げたコンセプト「MAKE A MARK」が絵に描いた餅にならず、未来に向かって動き出すには、メンバー個人が胸に秘めている想いを知ることも大事なのではないか。
そんな仮説を立て、通期で社員一人一人に「MAKE A MARK」のあり方を意識してもらいたいという期待を込めて、「なぜグッドパッチに集い、これから何を残していきたいのか」を問う、Goodpatch Blogでのインタビュー連載も始めました。
Goodpatchで働くメンバーの想いを紐解くMAKE A MARKインタビューはこちらで更新中!
Goodpatch Blogでのインタビュー連載
この半期で「MAKE A MARK」は全社の成長指針を表す標語となり、全社会議などを通して事業とのつながりが社員にインプットされたことや、総会運営チーム以外のUIデザイナーが「自分なりの『MAKE A MARK』をビジュアルで表現したい」と年賀カードを制作してくれるなど、これまでになかった動きもありました。
ひとえに、グッドパッチグループを形づくる根底にある、クリエイティブの力と個人の思いの力が、新たなムーブメントになったように思います。
現地会場では懇親会を実施!
総会が終了したのち、現地会場ではメンバー同士の交流で盛り上がりました。
多様な働き方を尊重するGoodpatchでは普段はリモートワークで働くメンバーが大半。対面でさまざまなメンバーと会える機会は少ないからこそ、懇親会は業務以外の会話や、普段話さない人との交流を楽しみました。
日本全国どこからでも働ける勤務地選択制度を利用しているメンバーも、普段会えないメンバーと直接会える機会だからと、遠くから集まってくれていました。また、前回から始めた、総会限定のフォトブースも大人気コーナーとなり、チーム写真を撮影するメンバーが殺到していました!
Goodpatchの総会の様子はいかがでしたでしょうか?
総会後の参加アンケートでは、満足度94%!今回は、前回アンケート結果を参考にオンライン参加体験の向上(プロカメラマンによる撮影による臨場感の演出や、Slack進行盛り上げチームの活躍)や、現地会場ではさまざまなチームが交流できる座席配置などにトライしてみました。
この記事を見て、グッドパッチに興味を持ってくださった皆さん、次の総会はぜひ私たちと一緒に文化を作っていきませんか?
💙Credit
Planning
Kaori Sugimoto / Yoko Takano / Saori Matsushima / Nodoka Ukai
Creative & Art Direction
Kai Qin
Design
Yuka Ogura / Minami Fukunabe / Yuriko Kataoka / Manami Kawauchi / Kai Qin
Coordination, Staff
Kazuya Todate/ Yuki Takano / Haruka Taketa / Kazuhiro Ikeda / Chisei Shishido / Akihiko Ide / Kana Morioka
Streaming Direction
Takuya Yamazaki(Designship)
MAKING A MARK with you 💙