成長した自分でもう一度──中途採用「リエントリー制度」のご紹介
こんにちは。グッドパッチの中途採用チームの田代です。
私は主にUIデザイナーやUXデザイナーの中途採用に携わっていますが、選考で不合格になった方が、再び応募してくださることがあります。
時間が経ってもグッドパッチを志望してくださったこと。そして、前回の結果を前向きに受け止め、ご自身のスキルやマインドを深めて再度エントリーいただいたことに、採用担当者として心からうれしく思っています。
一方で再エントリーを決断するのは、簡単なことではないとも感じています。「一度落ちた自分が、応募してもいいのか」「企業側に迷惑だと思われるのでは」「エントリーできても、選考を通過できる見込みはあるのか」──こうした不安を抱く方は少なくないはず。
私たちは皆さんの「再びエントリーしたい」という気持ちに、正式に応えられる場をつくりたいと考え、「リエントリー制度」を始めました。
今回は、グッドパッチが新たにスタートした「リエントリー制度」についてご紹介します。
「もう一度エントリーしたい」と思ってくださった、その気持ちを私たちは何よりも大切にしています。この制度が、あなたの一歩を後押しするきっかけになればうれしいです。
「リエントリー制度」の概要
リエントリー制度は、一度面接まで選考に進んだ方が、時間を経て再度エントリーできる仕組みです。書類選考をスキップし、一次面接から選考スタートとなります。
- 過去にグッドパッチのUIデザイナー職かUXデザイナー職の中途採用の一次面接を受けたことがある方
- 最後に受けた(グッドパッチの)面接から6カ月以上が経過している方
の両方を満たす方が対象になります。過去に内定を辞退された方(他社優先・タイミング・家庭事情などの理由)も含まれます。応募にあたっては、ご希望の職種を選び、以下の専用フォームよりご応募ください。
Q&A
Q.リエントリー時に重視している点は?
A.一番大切にしているのは「前回からどんな変化や成長があったか」が伝わることです。ポートフォリオの更新だけでなく、この期間にどんな学びやチャレンジがあったのか、どんな視点を得たのかなど、ぜひあなたの言葉で聞かせてください。
Q.前回の面接の受け答えや印象が残っていそうで不安です。
A.私たちは「一度きりの印象」で候補者のすべてを判断しているわけではありません。面接という限られた時間の中で自分を出し切るのはとても難しいことです。リエントリーの際には「前回の面接からどう考え、どう動いたか」に注目しています。過去よりも「今」そして「これから」の姿勢を大切にしています。
2人のデザイナーの実体験から生まれた制度
この制度の立ち上げには「採用や育成を担当するデザイナー」と「UIデザイン未経験から中途入社したデザイナー」が携わっています。2人はそれぞれの実体験から「リエントリー」の意義を感じており、それが今回の制度につながりました。制度立ち上げに至った背景と、候補者様に向けたメッセージをご紹介します。
UIデザイナー 山下
これまではクライアントワークにデザイナーとして関わってきましたが、未経験の方でもクライアントワークで活躍できるように、UIデザイナーとUXデザイナー向けのトレーニング専任チーム「hatch」を立ち上げました。トレーナーとともに、着実に力を伸ばしながら、早い段階で実際のプロジェクトに挑戦できる環境を整えています。
こうした新しい仕組みが加わったことで、スキルだけでなく「想い」にフォーカスした採用を、これまで以上に実現できる体制になってきています。
だからこそ、もし「また挑戦していいのかな」と迷っている方がいたら、 遠慮せずにぜひ応募していただきたいです。
UIデザイナー 内山
私はもともと、広告業界や事業会社でグラフィックデザイナーとして働いていました。UIデザインの実務経験はなく、グッドパッチに応募したのは30代に入ってからでした。
「業界的に自分はもう若くはないし、UIデザインの基礎を一から学び直す時間もない。失敗したらもう次はないかもしれない……」と思うと、応募に踏み切るまでにかなりの勇気が必要でした。
この制度があることで、「応募してもいいのかな」と迷っている方の背中をそっと押せたらと思っています。“もう一度エントリーできる場所がある”という安心感に少しでもつながればうれしいです。
リエントリーをご検討されている方へ
選考の結果は、非常に繊細なバランスの中で決まります。スキルやご経験だけでなく、その時の組織の状況やチーム構成、ポジションのニーズとの重なり方、タイミングなど、複数の要素が影響しています。
だからこそ、前回の選考結果は「あなたに実力がなかった」ということでは決してありません。むしろ、条件や状況が少し違っていれば、また違った判断になっていたかもしれないというようなケースも少なくありません。
「もう一度エントリーしたい」と思っていただけることは、私たちにとって何より嬉しく、ありがたいことです。その前向きな想いに、私たちも誠実に向き合いたいと考えています。皆さまのご応募をお待ちしております。