Goodpatchのメンバーは、常に誰かの期待を超えてハートを揺さぶるため、遊び心を大切にしています。そして、そんな遊び心やいいインプットを生み出すための土壌として、余白を大切にしています。

この記事では、余白とはどんな意味なのか、そしてどのようにGoodpatchに取り入れられているのかご紹介します。

余白とは何か

私たちは、余白とは、仕事をする上での裁量や、自由から生まれると考えています。
デザインは一般的には、ビジネスや経営と分断されて考えられています。ゆえにデザイナーは、意思決定に関わることは少なく、決まった範囲で仕事することが現状です。

しかし、Goodpatchのデザイナーはプロジェクトにおいてフロントに立って戦略フェーズから参加し、経営者や事業責任者のデザインパートナーとして課題に並走しています。

許容性と不確実性が高い環境には余白が生まれ、そこから新しい価値が生まれると私たちは信じています。

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余白を取り入れるための工夫

Goodpatchは創業当初から、インプットの重要性を説いてきました。これは代表土屋がWebディレクター時代、複数のプロジェクトを掛け持ちして常に同時進行していた経験から来るもので、忙しく締め切りに追われてインプットもできない状態では、遊び心も加えることができません。

そもそも無理なスケジュールの仕事ばかりでは、締め切りに間に合わせることに精一杯で、アウトプットに遊び心を加える想像力が発揮しにくくなってしまいます。そのため創業初期から「インプットする時間の大切さ」を社員に意識的に伝えるうち、自然とプライベートでのインプットも充実させる働き方になっていきました。最終的には社員の自主性に任せており、状況によって仕事を続けることもありますが、基本的に9割の社員は定時頃には帰宅しています。

引用:組織とカルチャー崩壊の危機を乗り越えたグッドパッチの考える「真の働き方改革」とは

業務以外の場面でもインプットをするような余白が作れるよう、Goodpatchではいくつかの取り組みを行なっています。

フルフレックス

個人それぞれの生活リズムを尊重し、パフォーマンスが最大限発揮できるようにフルフレックス制を導入しています。少し早く切り上げて気になるデザインイベントに参加したり、お子さんのリズムに合わせて朝早い時間から働いたりと、多様な働き方が尊重されています。

3X休暇

3X休暇とは、Goodpatchで3年働いたメンバーが取得できる10日間の有給休暇です。普段なかなかできないような体験や自己研鑽を通じてリフレッシュしてもらい、新しい3年に繋げることを目的にしています。
海外に出かけるメンバーがいたり、連休と組み合わせて10日以上のバケーションを過ごすメンバーがいたりと使い方は様々。3年間走ってきたメンバーを労うための休暇なので、10日間まとめて使うことを推奨しています。

書籍購入補助

Goodpatchのオフィスにはデザイン系をはじめ、400冊以上の書籍があります。そして、プロジェクトに関する書籍であれば、経費で購入することができるなど、読書からインプットを得ることも大切にしています。

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