こんにちは!Goodpatch新卒採用チームです。
Goodpatchでは、毎年夏に学生向けのサマーインターンを開いていますが、今年開催した「Goodpatch Summer Internship 2023」では、インターン後に本選考へと進める、いわゆる内定直結型で初めて実施しました。
合わせてUIデザインに特化したコースを新設したり、インターンオリジナルのノベルティを参加学生の皆さんにプレゼントしたりするなど、内容も大幅にパワーアップ。大好評だったインターンの様子を記事でお届けします!
目次
半年間の準備を経て生まれた、デザイナー体験プログラム
学業の傍ら、自身のキャリアに向き合い、社会に羽ばたく準備を何年も進められてきた学生の皆さんに、Goodpatchはどんな体験を提供できるのか……。
学生の皆さんが、自分のために学んできたこと、蓄えてきたことを存分に発揮し、進みたい方向性に自信を持てる時間になることをゴールに、参加者一人ひとりと真剣に向き合う機会にしたい。新卒採用チームは、第一線で活躍するデザイナーとともにインターンシップのよりよい姿を考え、半年ほど準備を重ねてきました。
今年は、初めて「UIデザインコース」と「UXデザインコース」の2コースを用意し、キャリアの指向性によって参加プログラムを選べるようにしました。各コースの概要は以下の通りです。
UIデザインコース(3日間)
デジタルプロダクトのUI、UXのデザインに加え、サービスのブランドイメージを形成する、ユーザーとのタッチポイントになる「コミュニケーションデザイン」など幅広いアウトプットを実践。グラフィックデザイン、情報デザイン、UI/UXデザインを学んでいる方やアウトプットを自らの手で作ることが好きな方におすすめのプログラムです。
UXデザインコース(2日間)
「クライアントの経営課題」と「ユーザーの本質的なニーズ」を両立するコンセプトメイキング、サービスデザインを理解するプログラム。UXデザインのアプローチに基づいたプロセス設計、リサーチ、アイディア創出・体験設計、ビジネスモデル構築を体験します。
新規事業開発、マーケティング、企画、コンサルティング、CXなどに興味がある方、そしてプロダクトマネージャーや事業責任者、起業などのキャリアに興味がある方におすすめです。
インターン当日の様子と参加学生の感想をちょっとだけご紹介
ここからは、2023年8月に開催されたインターンシップの当日の様子をご紹介します。
UIデザインコース:2023年8月8日〜8月10日
UIデザインコースでは、Goodpatchの学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student」について、「既存機能の強化や新たな機能コンセプトを考え、スマホアプリのUIを作ること」を課題とし、3日間のプログラムに取り組んでいただきました。
参加いただいた皆さんは、普段から大学や独学問わず、デザインに向き合いUIデザイナーを目指されている方が多く、参加者同士でも刺激を受けていたようです。
皆さんが普段から活用いただいている親しみのあるサービスを題材に、実際にヒアリングをしたり、魅力的なサービス体験になるような機能や、UI、ビジュアルに落とし込むのはなかなか難しかったようです。第一線で活躍するUIデザイナーのメンターたちから直接フィードバックをもらって、アウトプットに最後まで磨きをかけていました。
ブラッシュアップをした作品は、ReDesigner for Studentに掲載されている方もいると思うので、ぜひ探してみてくださいね。
参加者の皆さんからは、以下のようなコメントをいただきました!
・3日間もかけて社員の方がフルに向き合ってもらえる経験はないし、入社後に上流から関わるデザイナー像を全て垣間見ることができるからです。
・3日間、いつもより楽しく制作ができた。自分の中で迷いが出た時もしっかりとフォローアップしてくれるので、安心してインターンに参加できるなと思いました。
・戦略から表層まで一貫性を求めながら、進めていくワークフローは、これまでの知識や経験を一つひとつ言語化されていくような感じでとてもよかったです。
・大学においてUIデザインを学んできましたが、それとは桁違いに考えることが多く、最先端の現場のUIデザインのプロセスを学ぶことができました。
・実際にデザイナーの方と関わりながら、フィードバックがすぐに受けられる環境は学校にはありません。このような環境に身を置き、新たな学びを得ることで、さらなる成長ができると考えているため、知人にもおすすめしたいと考えています。
・デザイナー志望の学生なら、みんな「楽しい!」と感じながら成長できる濃いプログラムでした。3日間という期間も良い長さだと思いました。
UXデザインコース:2023年8月3日〜8月4日
UXデザインコースでは、「大学生向けに、学校外での学習を促進するサービス体験を考える」をテーマとし、Goodpatchとして某教育サービス企業に提案するという設定で、事業環境の調査から、ユーザーインタビューを経たサービス設計までを2日間という短い期間で実践いただきました。
参加いただいた皆さんは、ほとんどデザイナーと名のつく職種で就活をしておらず、事業開発やリサーチャー、コンサルタントなどの総合職の就職活動を行っている方が多かったです。
「経営」や「事業」の側面から課題を紐解くことはあっても、ユーザー側から課題を紐解き、新しい価値を創出することは新鮮な体験だったようで、UXデザイナーのメンターたちからフィードバックをもらいながら、切磋琢磨していた様子が印象的でした。
参加者の皆さんからは以下のようなコメントをいただきました!
・個人ワークだったので、アウトプットは自分の実力によるもの。社員の方の力を借りながらも、自分がどれだけ考えを込めて事業を作れるかを意識できた。
・「UXデザインって何?」と少しでも興味があるのなら、一度参加してみるべきだと感じました。自分が何が得意で、何に伸び代があるのかを経験ベースで言語化できるので、今後のキャリアを考える上で大変学びになる機会でした。コンサルだけ受けている人にとって、ビジネスにおいて違う視点があることを知るのは有益だと思います。
・高いレベルでクライアントができないことをやってのける社員さんへのリスペクトでいっぱいになりました。
・UXデザインという職業に対しての理解、解像度を深められて、新しくチャレンジするワークに対して積極的に取り組むことができました。全く新しいことに挑戦している感覚があって、緊張と不安で溢れていましたが、最後まであきらめずに取り組めました。
・鮮明なフィードバックを得る中で自分に今足りないものは何か、明確にすることができたと思った。UXデザインにはさまざまなスキルが必要なのもその要因として考えられました。
・優秀な学生さんたちと一緒にワークを行う耐性がついたという点で、成長に繋がる価値ある経験になった。
「TAKE OFF」をテーマにしたインターンオリジナルグッズを制作
今回のサマーインターンのデザインコンセプトは「TAKE OFF」としました。参加者の皆さんがファーストキャリアを皮切りに、これから何十年と続く、長いキャリアの大空を羽ばたくための滑走路的な存在になれるように──。
そんな気持ちをお伝えしたく、今年は初めて、参加いただいた皆さん限定のグッズをご用意しました!
余談ですがGoodpatchのブランドカラーは、鮮やかなサンフランシスコの空の色です。
代表の土屋が、起業前に決意を胸にサンフランシスコへ渡ったとき、ふと見上げて見た空の色はとても美しく印象的だったといいます。今回は、参加者の皆さんを迎える真夏の空に飛び立つ飛行機をイメージしてグッズを展開しました。
このグッズは新卒でGoodpatchに入社したUIデザイナーたちが中心となって制作しました。インターン初日に感じる緊張をワクワクに変え、インターンが終わった後もグッズを見て、就活の励みになればという思いを込めて作っています。また「進みたい方向性に自信を持てるように」という願いを飛行機のモチーフや「Future」などのメッセージで表現しました。
サマーインターン後もご活用いただけるような、実用的なグッズをセレクトしたこともあり、参加者の皆さんからは大変好評でした。
終わりに
いかがでしたか。実際に両コースから内定者が出るなど、このインターンシップがGoodpatchで働くイメージを得る機会になったのではないかと考えています。
この記事でサマーインターンの様子が少しでも伝わり、新卒でGoodpatchで働くイメージを掴んでいただけたら嬉しいです。
Goodpatchでは25卒の本選考が始まりました。
最新の新卒採用情報はぜひこちらのページからチェックしてみてくださいね!https://newgrads.goodpatch.com/