【Featured Projects 2024 出展レポート】グッドパッチの展示ブースの「つくりかた」
こんにちは。グッドパッチのUIデザインチームです。
先日、グッドパッチはデザインプロジェクトのイベント「Featured Projects 2024」にプラチナスポンサーとして参加しました。読者の皆さんの中にも、東京・品川のイベント会場に足を運ばれた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
グッドパッチもブースを出展しており、企画と運営をUIデザインチームが担当しました。実はグッドパッチはこれまであまりイベントにブースを出したことがなく、簡易的なブースクリエイティブしかありませんでした。
今回は久しぶりに大イベントに出展するということで、社内メンバーを巻き込んでブースクリエイティブを一新することに。この記事では、ブースのリニューアルプロジェクト(!)の様子をご紹介したいと思います。
目次
ポスターからお土産まで、デザインを一新した展示ブース
Featured Projects 2024の展示スペースは広めということもあり、今回のブースは「来場者に気付いてもらうこと」を重視して設計しました。
遠くから見て「あれはなんだろう?」と思えるようなのぼりから、近くで見るとあるものに見えるポスターまで、グッドパッチらしい、遊び心とこだわりをふんだんに入れたデザインを考えました。
Bento UIでまとめた「ポスター」 SNSでクイズも出題
ポスターは「Bento UI」をコンセプトに、二面性があるデザインにしました。遠くから見るとお弁当に見え、近くで見ると一品一品(UIやビジュアルデザイン、ロゴなど)が見えるようになっています。
グッドパッチでは、UIを中心に洗練されたさまざまなアウトプットを作ることができるので、普段どんなものを作っているのかが一目で分かるデザインにしました。
一つひとつの具材とグッドパッチのアウトプットの意味を重ね合わせるといった仕掛けも施しており、X(旧Twitter)でポスターの宣伝をクイズ形式で行ったところ、大きな反響がありました。こうした動きもブースに来てもらうきっかけにできたと思います。
グッドパッチの雰囲気や文化を伝える“公式噂話”を「パネル」で展開
採用活動に携わっていると「グッドパッチってどんな会社なんですか?」という質問をよくいただきます。そこで、私たちはこの疑問に答えるために、公式の「噂話」パネルを制作しました。このパネルには、社員ならではの裏話や、ちょっとしたエピソードをたくさん掲載しています。
噂話は「実はXXXらしいよ〜」といった社員だけが知っている秘密の話や、プロジェクトの裏側に隠されたストーリーなどを集めました。
来場者がグッドパッチの雰囲気や文化をより深く理解し、楽しんでいただけるように。社員インタビュー記事の冒頭を読めるスペースも取り入れ、読めば読むほど新しい発見があるようなデザインに仕上げています。
目立つデザインとマニアックな小ネタを仕込んだ「のぼり」
今回の出展に合わせて「のぼり」も新調しちゃいました。のぼりはとにかく目立たなければ意味がありません。
グッドパッチのブースであることが遠くからでも分かるように、ロゴやコピーをレイアウトの最上部に配置。カラーについても、くすんで見えない明るい特色ブルーを採用しました。グッドパッチのバリューでもある「遊び心」を取り入れ、目を凝らすと気付く小ネタも仕込みました。気付いた方はグッドパッチマスターです!
ノベルティは「雑多で楽しい、ユーモアのあるデザイン」
「デザインを大事にする会社」「素敵なものを作っている会社」というイメージを伝えるために、ノベルティも手を抜けません。「デザインは細部に宿る」という考えのもと、小さい部分にもこだわりを持って取り組みました。
例えば、シールは私たちが大事にしているバリューをグラフィックにしてたり、絆創膏は5つ目に積み木の要素を使い、QRコードがそのままの形で見えないように工夫しました。雑多で楽しい、ユーモアのあるデザインを取り入れ、UIの要素やロゴが組み合わさったデザインにしています。絆創膏を傾けると積み木が崩れていきそうな、リアルなバランスを模索しています。
ブースでのお土産に「クッキー」と「飴」を選んだ理由
来場者へのお土産には「クッキー」と「飴」を選びました。
真っ青なハートが印象的で大きさも7センチとボリュームのある「クッキー」と、コロコロした小さな粒が可愛く、よく見るとロゴが見える「飴」。大きくて印象的なものと小さくてたくさんのもの、この組み合わせが最も目を引くのではないかと考えたからです。
多くの人が集まるイベント会場で大事なことは、見た目が楽しくて邪魔にならないお土産を手に取ってもらうことです。もらった瞬間に「なにこれ、かわいい!」と思ってもらえるようなデザインにこだわり、少しでも「Goodpatch」の名前が印象に残るよう工夫しています。
いろんなイベントで、デザイナーの皆さんに会えるのを楽しみにしています
制作の裏側では、UIデザインチーム内の「コミュニケーションデザインチーム」のメンバー総出でクリエイティブを制作しました。全員が初めての経験でしたが、ポスターやパネル、のぼりなどを通じてグッドパッチの魅力を伝えるブースが完成したと思っています。
全社リモートワーク体制になって久しいですが、久しぶりにみんなで集まってワイワイデザインを整えていきました!
また、今回のイベント参加を通じて、多くのデザイナーの皆さんと交流することができました。今後もグッドパッチではさまざまなイベントでの出展を通じてデザイナーとのコラボレーションとシナジーを生み出していきたいと思っています。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
グッドパッチではUIデザイナーを募集しています。「グッドパッチのUIデザイナーに興味がある!」という方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう。お待ちしております!
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