デザイナー・プロジェクトマネージャーの登竜門!? Goodpatchウィンターインターン2017レポート
こんにちは!グッドパッチで長期インターンをしている稲垣です。
3月に入り、就活生のみなさんはそろそろ本格的に就活が始まる時期ですね・・・!
そんな中、グッドパッチでは2月15日(水) ~ 2月21日(火)にウィンターインターン2017を開催しました!
僕は前回のサマーインターンの参加者で、その結果今は長期インターン生としてグッドパッチにジョインしています。今回は運営側として参加したウィンターインターンの様子をレポートさせていただきます!
オリエンテーション
前回のサマーインターンに引き続き、今回も全国からデザインを愛する12名の学生が集結。今回の課題は『家族向けの一緒に使いたくなる移動に関するサービスを作ってください』。学生たちはグッドパッチのデザインプロセスに沿って、ゼロからチームでサービスを設計・デザインしました。
初日は代表土屋の熱いメッセージからスタート!
続いて、2015年サマーインターン参加者であり、新卒UIデザイナーの鈴木(写真左)によるデザインプロセス講習を行いました。
さらに、グッドパッチの受託案件でJINS MEME OFFICEアプリを担当したプロジェクトマネージャーの徐福(写真右)から、実務でどのようにデザインプロセスを進めていたのかの説明もあり、学生からも分かりやすいと好評でした。
グッドパッチが開発しているプロトタイピングツール「Prott」を使ったプロトタイピング講習も行いました。
自分の好きなアプリをスケッチし、画面遷移をつけて、実際に動くプロトタイプを作ります。
参加した学生には、iPhoneの枠が印刷されている「Prottノート」をプレゼント! これでより手軽にプロトタイピングをすることができます。
今回のインターンから、UIデザイナー/グラフィックレコーダーの香林によるレゴを使ったチームビルディングのワークショップを行いました!
グッドパッチには“偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる”という行動指針があり、チーム内のコミュニケーションをとても重視しています。
ワークショップでは高積みに挑戦したり、お題に沿ってレゴを組み立てたりしながら、自己紹介では分からないお互いの性格を理解できたようです。
グループワーク
オリエンテーションの後はいよいよグループワークの開始です!
各チームには現場の第一線で活躍するデザイナー・プロジェクトマネージャーのメンターが1人ずつ付きます。
学生たちはメンター陣からの鋭いレビューを何度も受けながら、デザインプロセスに沿ってプロダクトを作っていきます。
机上で考えるだけでなく、ホワイトボードに案を出して議論したり、ユーザーインタビュー を繰り返したりして仮説を検証していきます。
今回のインターンは土日を挟んで、約1週間の日程で開催しました。
休日の間も多くのチームは自主的に集まり、少しでもクオリティを上げようと頑張っていた様です。
限られた時間やターゲットユーザーなど様々な制約がある中で、全てのチームが課題発見から動くプロトタイプを高いクオリティで仕上げることができました!
最終発表
ついに最終発表!
毎回インターンの最終発表には多くの社員が集まります。
発表後は、現場の第一線で活躍する社員から質問やフィードバックが飛び交います。
審査員として代表の土屋の他、弊社ボードメンバーが参加します。
そして今回優勝したのはこちらのチーム!
新婚やカップルの家探しをサポートしてくれるアプリ「KURASO」。
コンセプトムービーからプレゼンが始まり、プロダクトも発表資料もとてもクオリティの高い仕上がりでした!
優勝賞品として、なんと1人1台ずつApple TVが贈呈されました!新しいガジェットが大好きなグッドパッチらしいですね!
グラフィックレコーダー香林による、毎回大好評の最終発表グラレコがこちら!
学生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
参加者の声
5日間を通して毎日が勉強の連続で本当にいいインターンでした!PMの大変さやUIデザインの奥深さなどこういったことを学べるインターンというのはかなり少ないと思います(しかもかなり親身なメンターさん付き!)。
求められるアウトプットも容易なものではないためかなり苦しい思いもしましたが、それもまた成長へとつながっていると確信しています。参加できて本当に良かったと思えるインターンでした!
今回のチーム作業はデザイナーが二人いるということ自体初めてで、うまく分担できると作業の効率がかなり上がることも知ることができたため、今後インターンに参加する際、また就職してからもこの経験を活かしていきたいと思います。
タイムマシンがあったら、もう一度初日に戻りたい、そんな気持ちです。 今回のインターンに参加できたことで課題解決に対する考え方は変わりました。第一にとてつもなく面白いということです。そして課題解決とUXだけでなく手段として心が動くUIで勝負できるグッドパッチさんはなんて面白いことをやっているんだと改めて感じました。
おわりに
今回のインターンも学生の満足度は非常に高く、デザインプロセスやプロジェクトマネジメントなど、学校や独学では学べないような事を経験できたようです。
自分自身も前回のグッドパッチのインターンに参加し知識・経験・仲間は今の業務や、今後のキャリアを考える上でとても役立っています。
また、今回は運営側としてインターンの準備・運営に関わらせていただきました。
このような満足度の高い体験を作るのにも、参加者にどういう感情になってもらいたいか、それがどうすれば達成できるのかという事など、まさにデザイン思考によって作られているのだと体験することができました。
デザインプロセスを体感できるグッドパッチのインターンは、今年の夏も開催する予定ですので、ぜひ挑戦してみてください!