【翻訳】Goodpatch ヨーロッパ 4年間の軌跡

2015年1月、創業者の土屋尚史とManaging DirectorのBoris Jitsukataが海を越えドイツのベルリンに新しいオフィスを建てた。そして同年5月、3人のメンバーが未知の冒険に旅立ったのだ。4年後の今日、これまでの歩みと笑顔を振り返ろうと思う。

最初のオフィスと1周年記念のチーム写真

ベルリンオフィス立ち上げ1年目の困難は、Borisが記事(ドイツ語)で紹介している。当時は、これからどうなるか右も左もわからなかった。その後わずか6ヶ月でKreuzberg の大きなオフィスに引っ越し、多くの国際企業と仕事をした。事あるごとに「アウトプット、インプット、アウトプット…」と唱えて、どんどん新しいことに挑戦した日々だ。プロダクトや制作のアウトプット、オフィスの引っ越しなどは2016年の12個アウトプットはこの記事を見てほしい。

Kreuzbergでの最初の日

この記事は英語で執筆された記事を一部意訳し和訳したものです。元記事はこちらをご覧ください。

Minimum Lovable Productを育てる

従来のMVP(Minimum Viable Product)はユーザーがプロダクトを好きになる「WOWファクター」が欠けていることが多い。実現可能性だけではなく、ユーザーの「欲しい!」こそ優先しなければならない。この1年で私たちはMLP(Minimum Lovable Product)を実現する独自のデザインプロセスを完成させ、多種多様なプロジェクトを短期あるいは長期で運用した。

「Goodpatch DNA」はメンバー間のデザインプロセスに対する共通言語となった。我々のデザインプロセスは、発散フェーズと収束フェーズを含むデザイントラックとフィードバックトラックを何度も繰り返す。デザインプロセスの核心は、自分たちが外で様々な知見を得て、新しいチャンスを作り、情報に基づいてアイディアを絞り込むこと。私たちはMLPを用いてより良い価値を素早くユーザーに提供していきたい。1000人のユーザーではなく、1000人のファンを巻き込んで。

編集追記:
MLPについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください

ユーザーのハートを掴むMLP(Minimum Lovable Product)を生むには?

MLP(Minimum Lovable Product)を用いたプロダクトデザイン手法

ハロー、ミュンヘン!

ミュンヘンのビジネスとチームはゆっくりと確実に成長した。そこで、現在のコワーキングスペースから市内中心部のオフィススペースに引っ越しを決めた。セントラルステーションからそれほど遠くないところ。ベルリンでの経験を元に、ミュンヘンオフィス Studio LeadのKhanhが率いる次なるGoodpatchオフィスができるのだ。ミュンヘンのビジネス力、ベルリンのクリエイティビティ、そして我らが日本のマインドセットを融合させクライアントの期待を超えた価値を提供し、新しい才能と出会いを引き入れていきたい。

Goodpatch ミュンヘン

パリチーム

パリでは長く付き合いのあるクライアントと手を組んで4人のチームを立ち上げた。きっかけは2016年夏、ベルリンチームが来日の際ルノー日産三菱アライアンスと仕事をしたのが始まり。その後ルノー日産三菱アライアンスがパリに引っ越しをして、すぐにデザインチーム立ち上げのサポートをした。そこから4人のチームを発足しクリエイティブな街、パリでデザインの価値を証明している。今年の始めにはパリでも Product Crunchを開催し、成功を遂げた。

Goodpatch パリ

Mobilityへの想い

我々はメンバーとして、また企業として、自動車産業に大いなる情熱を捧げている。何よりも幸運なことに仕事として関わることができた。2016年から我々のデザイン・開発チームは共感、研究、検証、実験手法を用いて世界中のOEM、企業、スタートアップをサポートしている。

我々の目標はB2CとB2Bのクライアントに対して様々なアプローチを取りながらプロダクトのビジョンやホワイトラベルそしてブランド製品をつくることだ。最近のプロジェクトやミッションはこちらをチェックしてほしい。

Goodpatch Automotive and Mobility

自社プロダクト、Athena

2017年、私たちはクライアントワークと並行して自社製品を作ることを決めた。東京では自社製品のProttをリリースし、そのナレッジを生かしプロトタイピングのDNAを自動車とVRに組み合わせたのだ。これからも自動車産業の未来に情熱を注ぎ、夢中になるようなテクノロジーを開発していきたい。

このAthenaはコネクテッドカーや自動運転車のデザインや実装をバーチャルリアリティーで制作できるプロダクトだ。ベルリンにきたときはいつでもオフィスに来て遊んでみてほしい。

Athenaの自動車VRプロトタイプ

Product Crunchーミートアップ以上の体験を

我々が作ったミートアップ、Product Crunchは急成長した。かつてはデザイナーが少人数で各々のストーリーをシェアしていた集まりが、今では4000人以上が集まるミートアップコミュニティとして毎月開催されている。Product Crunchは、プロダクトデザインに興味がある人のための学びのプラットフォーム。ベルリンや世界中からプロダクトマネージャー、デザイナー、エンジニア、創業者が集まり話題のプロダクトの講演を聞くことができるまたとない機会だ。

ベルリンとパリでのProduct Crunch

世界中のイベントへ

時にはオフィスから飛び出し、刺激的なイベントに参加する。我々のメンバーはドイツやヨーロッパで開催されるイベントに参加するだけではなく時にはWWDCやアメリカのGoogleI/Oにも赴く。様々な体験談をブログで発信しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
Our Trip to HEL — A practical guide on how to survive Slush
A journey through an interesting day
TNW 2018 Conference recap 🔄

編集追記:
Goodpatch BlogでもGoogle I/Oのイベントレポートをまとめているのでぜひチェックしてみてください
https://goodpatch.com/blog/io2018/

https://goodpatch.com/blog/io2017/

 

旅するGoodpatch

Goodpatchの家族と子供達

会社が成長しているだけでなく、Goodpatchファミリーも誕生している。メンバーが結婚し、お母さんやお父さんになっているのだ。Goodpatchメンバーがプライベートともにプロフェッショナルとして次のステップへ成長しているのはとても嬉しい。簡単で楽しいことばかりでは決してない。しかし日々の時間がどれだけ貴重なのか、そして愛情を捧げることがいかに光栄で幸運か、これからも忘れずにいたい。

💙全てのGoodpatchファミリーと大切なクライアントに大きな感謝を。
あなたたちの幸せこそ、私たちの幸せです。
FacebookInstagramTwitterもチェック!デザイン開発者として、新しい企業との出会いはいつでも歓迎しています。いっしょに働く仲間も募集しているので、berlin@goodpatch.comにメールを待っています。

Thanks to Teodora and Monica Ray Scott.

ABOUTこの記事をかいた人

mina

デザインを学び始めたばかりのGoodpatchインターン生です。 初心者の方でも分かるような記事を書きます。
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