こんにちは。グッドパッチ18卒内定者の藤原です!
現在、学生のうちにグッドパッチで働くイメージをよりクリアにしておきたいと思い、夏休みの間インターンをさせていただいています。
実は、私自身も前回のウィンターインターン参加者で、それがきっかけで内定をいただきました。
前回参加した時とは違う、運営の立場で参加した今回のサマーインターン。
私が感じたことを織り交ぜながら、サマーインターンの様子をレポートさせていただきます。

グッドパッチでは、8月23日(水)~29日(火)にサマーインターン2017を開催しました!
毎回、全国からデザインを愛する12名の学生が集い、切磋琢磨するサマーインターン。
今回の課題は「2つのキーワードを使って、誰かをハッピーにするサービスをデザインしてください」というものでした。

今回のサマーインターンはこれまでのインターンと一味違い、各チームくじ引きでテーマを決定し、全チーム違うテーマで課題に取り組むというスタイルでした。
各チームの個性が現れそうな課題にワクワクしますね。早速詳しく見ていきましょう!

オリエンテーション

代表土屋からの激励のメッセージを皮切りに、怒涛の5日間がスタート!

続いて、新卒2年目のUIデザイナー、鈴木によるデザインプロセスレクチャーが行われました。
実際の案件の具体例とともに、グッドパッチ流のデザインプロセスを学びます。
参加者の皆さんも、これから5日間でどのように作業を進めていくのかというイメージが湧き、気持ちが高まったのではないでしょうか。

さらに、グッドパッチが開発しているプロトタイピングツール「Prott」でカスタマーサクセスを担当している片山によるプロトタイピング講習も行われました。
自分の好きなアプリをスケッチし、画面遷移をつけて、実際に動くプロトタイプを作ります。
少し緊張気味だった参加者の皆さんも、この時には自分が作成したプロトタイプを楽しそうにチームメイトと共有しており、緊張がほぐれてきたように見えました。

そして、オリエンテーションの最後には、チームビルディングのワークショップ!
グッドパッチには、“偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる”というカルチャーがあり、実際の案件開始時にもチームビルディングに重きを置いています。

今回は、新卒メンバーである、プロジェクトマネージャーの野田とUIデザイナーの廣川がワークショップを企画しました。
こちらのワークショップは「グッドパッチを知ること」と「チームメンバーを知ること」を目的としており、チームメイトの性格や価値観、得意分野などをレゴを使って深掘っていきます。
そして最終的に各チームでは、5日間のビジョン(チームとして目指すべき姿)を掲げました。このビジョンは、最後までブレないチームの柱となっていました。

グループワーク

ここからは、実際にチームでサービスを作り込んでいきます。
第一線で活躍するデザイナー、プロジェクトマネージャーがメンターとして各チームにつき、仮説・検証のサイクルをぐるぐると回しながらプロダクトを作り込んでいきます。
5日間という限られた期間の中で、いかに「作って壊して」を繰り返すことができるかが、良いプロダクトを作る鍵となります。

インターン3日目には、中間レビューが行われました。
中間レビューではメンター陣へ向けて、各チーム進捗報告を行います。
この場では、自分のチームのメンター以外にも鋭いフィードバックがもらえるいうところがポイントです!
多角的なフィードバックを得ることで、どのチームも課題が明確となり、残りの期間でどこをどう詰めていくかがはっきりしたようでした。

今回も土日を挟んでの開催だったため、より良いプロダクトを作りたい!と土日返上で作業しているチームも多かったです。どのチームも最後の最後まで粘ろうという姿勢がとても印象的でした。

最終発表

そして、ついに最終発表がスタート!
審査員の土屋をはじめとしたボードメンバーが最前列で熱い視線を送ります。
さらに40名ほどの社員が、業務の合間を縫って集まりました。

今回の最終発表は質疑応答タイムが大盛り上がり!
学生たちの勇姿を一目見ようと集まった多くの社員から、鋭い質問やフィードバックが飛び交います。
最終的には、会場全体を巻き込んだディスカッションが始まり、とても白熱した時間となりました。

そんな熱い戦いを制したのは、こちらのチーム!

こちらのチームが取り組んだテーマは、「ヘルスケア×AI」。
“身体だけでなく、心の健やかさも身近に”というコンセプトのもと、感情を可視化。さらにAIの技術を使って、利用したユーザーがポジティブになるサポート機能も備えたアプリ「KORONA」を考案していました。

「乙女心と秋の空」ということわざなどから着想を得て、感情を天気で表すというUIが斬新でした。
社員からは「コンセプトに対してUIや機能の筋が通っていた」「グラフィックの完成度が高かった」など高い評価を受けていました。

そして優勝チームには賞品として、「Amazonギフト券1万円分」と「置くだけスピーカー」が贈呈されました!

おわりに

グッドパッチの「Gp」を表すポーズを練習中

今回の参加者の皆さんからは、次のような声が寄せられました。

グッドパッチのデザインプロセスに触れることで、改めてデザインの面白さ、難しさを実感しました。ハートに響いた濃密な1週間でした。

総評して最高でした。グッドパッチの社員さんは、ものづくりに対して非常にストイックだと感じました。僕らが考えたアイデアに対して真剣にフィードバックをくださったり、ユーザーリサーチでも質問に対して真剣に回答してくださったりしたので、いいものを作り上げることができました。

チームのメンバーのことを知り、コミュニケーションをたくさんとり、何でも言える関係をつくることが、実際に良いものをつくりだすことに繋がるのを肌で感じました。

優秀ですでに実力もあるインターン生に対し焦りを感じています。頂いたギフト券ではデザインの本を買おうと思います。この業界で働いてみたいという強い動機を得ました。

今回は運営側として、参加者の皆さんが苦戦しながらもチーム一丸となってサービスを形にしていく過程を間近で見て、胸が熱くなると同時に、自分が参加していたときのことを思い出して懐かしくなりました。
また、運営側として参加してみて、あの充実感の裏側にどんな設計が施されていたのかを知る、貴重な機会となりました。

グッドパッチのインターンは人にものを届ける、ものづくりをする上で大切なことを学ぶことができるよう設計されているので、全ての学生にオススメしたいです。
来年の冬も開催する予定ですので、少しでも興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

最後に、グッドパッチでは新卒採用を行っています!気になる方は、ぜひ一度オフィスに遊びにいらしてくださいね。