休日はセンスを磨こう!有意義に過ごすためのおすすめデザインスポット

みなさん、明日からの3連休の過ごし方は決まっていますか?連休の前日は「どこに出かけようかな」「何をして過ごそうかな」とワクワクしますよね。

11月は、国民の祝日が2日あります。文化の日(11月3日)と、勤労感謝の日(11月23日)です。ゴールデンウィークがある5月には負けますが、11月は休日が多い月なんですね。

私はデザイン会社でエディターとして仕事をしているので、休日の過ごし方やインプットが業務に活かせることが多いです。そのため、休日は有意義に過ごすこと、センスや感度を磨けるスポットへ足を運ぶことを意識しています。

今回は、“有意義に過ごす × センスを磨く”をテーマに、私なりに厳選した東京のおすすめのスポットをご紹介します!

2017年秋冬に開催の、デザイン・アート系の展覧会情報はこちらをご覧ください。

芸術の秋を体感。プチ贅沢な休日を彩る展覧会情報【2017】

青山〜目黒

根津美術館

シャープな外観が目を惹く根津美術館は、表参道から徒歩10分の場所にあります。日本を中心に、東洋の古美術品コレクションが保存されています。設計は建築家の隈研吾氏によるもので、展示作品の特性に合わせた和のテイストがそこかしこに感じられます。生垣と竹でぐるりと囲われており、石が敷きつめられた小道があります。古き良き日本の風情に触れることができます。
根津美術館のおすすめスポットは、庭園に面したカフェです。全面ガラス張りの店内は、どこを向いても美しい緑と光が差し込み、優雅な気分に浸れます。古美術のロマンに思いを馳せながら、リラックスした休日を過ごしてみては?

〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合、翌火曜日)・展示替期間・年末年始

東京都港区南青山6-5-1

MoMA DESIGN STORE

MoMAとは、ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)の略称です。
そしてMoMA DESIGN STOREには、MoMAのキュレーターが厳選したユニークなプロダクトが揃い、他では手に入らない雑貨、家具、家電、アクセサリーなどに出会えます。表参道店は、明治神宮前駅のすぐそばにあるファッションビルGYREに入っており、アクセスしやすい点が嬉しいポイント。
休日にMoMA DESIGN STOREで買い物をすると、「また月曜日から頑張ろう!」と前向きな気持ちになれるのでおすすめです。
そんな私は先日、表参道店でまくらノートを購入しました。カバーがフカフカで、枕としても使えるユニークなノートで、Lightreeという韓国の雑貨ブランドのプロダクトでした。斬新なアイデアに感心してしまいますよね。
MoMA DESIGN STOREには、会話のきっかけとなったり、テンションを上げてくれるようなプロダクトが豊富に揃っています。自分だけのお気に入りを、休日にのんびりと探してみてくださいね。

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F

東京都渋谷区神宮前5-10-1

PRADA

© Christian Richters

PRADA(プラダ)青山店は、日本初の凱旋店として2003年にオープンしました。イタリアの高級ブランドらしい、まるで彫刻のように美しい建物です。スイスの建築家ユニット「ヘルツォーク・ド・ムーロン」がデザインを担当しています。彼らのWebサイトにプロジェクトの詳細が載っているので、気になった人はこちらからご覧ください。
ステンドグラスに似たガラス張りと、全面の格子が特徴的ですね。実はこの格子構造は、装飾ではなく建物を支える役割があり、古くから使われてきた手法なのだそうです。
PRADA青山店の近くには、COMME des GARÇONS青山店もあり、どちらも前衛的な建築で目を引きます。いつもと違う休日として、そんな建築巡りプランを考えてみるのも楽しそうですね。

〒107-0062 東京都港区南青山5-2-6

東京都港区南青山5-2-6

恵比寿ガーデンプレイス

恵比寿ガーデンプレイス公式サイトより

休日に恵比寿へお出かけするプランなら、真っ先に上がるのが恵比寿ガーデンプレイスでしょう。元々はサッポロビール工場の跡地を再開発する計画として始まり、1994年に開業したのだそうです。開放感のあるガラスのアーチの広場は、ドラマや映画にもよく登場しますよね。
そんなガーデンプレイスの、訪れるだけで気分が上がるおすすめスポットは、ガストロノミー ジョエル・ロブション。レンガ造りが特徴的な建物です。ルイ14世王朝時代のロココの建築様式が採用され、きらびやかな建築は一見の価値あり。レストランは特別な時に訪れたいですが、もう少し気軽に楽しむなら、ガーデンプレイスB1のラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションがおすすめです。ロブションの料理哲学を引き継いだパティスリーで、視覚と味覚どちらも美味しいパンやお菓子が揃い、夕方には売り切れてしまうものも多いそうです。休日の朝活のお供にぴったりですね。

〒150-6018 東京都渋谷区恵比寿4-20

東京都渋谷区恵比寿4-20

CLASKA

目黒通り沿いにあるCLASKAは、古いホテルをリノベーションして生まれた複合施設です。ホテル、カフェ&レストラン、ギャラリーショップ、レンタルスタジオが入っています。
少し暗めの照明が心地よいカフェは、ゆったりリラックスできるソファが多く、恋人、友人、家族どんな人と訪れるにもおすすめです。デザートもとても美味しいですよ!
ホテルの客室は合計で20室で、「Modern」「Tatami」「Contemporary」「D.I.Y」の4つのテーマでそれぞれ異なる内装なのだそう(どのお部屋がお好みか、CLASKAのサイトでチェックしてみてくださいね!)。海外からの観光客にはTatamiルームが人気でしょうし、お子さん連れなら賑やかな雰囲気のD.I.Yルームが楽しめそうです。このように、宿泊客が過ごし方を選ぶことができる点は支持されるのではないでしょうか。ユニークなホテルで、ユーザー体験を学ぶ休日はいかがですか?

〒152-0001 東京都目黒区中央町1-3-18

東京都目黒区中央町1-3-18

六本木〜白金台〜品川

東京ミッドタウン

アートや音楽など、魅力的なイベントが開催されることが多い東京ミッドタウン。2007年3月の開業以来、感度の高い人が集まる複合施設です。
2017年11月1日(水)〜5日(日)までは、ミッドタウンの各所で「2017年度 グッドデザイン賞受賞展」が開催中!グッドパッチが開発・デザインをお手伝いした株式会社中川政七商店の「さんち」も展示されています。
また、毎年話題になるイルミネーションは、11月15日から実施されるそうです。今年のテーマは「宇宙旅行」ということで、太陽や月、そのほかの惑星をテーマにしたイルミネーションが見られるようですよ。特設サイトをチェックして、楽しみに待ちましょう。

そんなミッドタウンからは、おすすめの施設を2つピックアップしました。いずれもすばらしい建築なので、休日に足を運ぶだけで、背筋が伸びるような気持ちになるはずですよ。

〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-1

東京都港区赤坂9-7-1

1. 21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHTは、デザイナーだけではなく、デベロッパーや職人から企業、全ての人々が「デザイン」に触れて様々なことを考えるための場です。2003年の朝日新聞に寄せられた、三宅一生氏による「造ろうデザインミュージアム」という寄稿をきっかけとして、日本のデザイン文化を促進するべく始動しました。
設計を担当したのは、日本を代表する建築家の安藤忠雄氏。まるで折り紙のような屋根は、三宅氏が服作りのコンセプトに掲げる「一枚の布」をイメージしたのだそうです。
ディレクターには三宅一生(ファッションデザイナー)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、深澤直人(プロダクトデザイナー)と、錚々たる顔ぶれです。ディレクターの3名に加え、アソシエイトディレクターの川上典李子によって、1年に数回の企画展が開催されています。新鮮な着眼点の企画が多く、日本国内に限らない様々なデザイン・アートに触れることができます。開催中のプログラム、過去のプログラムはこちらをご覧ください。

2. サントリー美術館

サントリー美術館は、1961年に「生活の中の美」をテーマに開館しました。2回の移転を経て、現在はミッドタウンにあります。
設計は隈研吾氏が手がけ、「都市の居間」としての居心地の良い美術館を目指したと語っています。飲料メーカー サントリーの佐治 敬三社長が設立したことから、館内の床材にウイスキーの樽材を再利用する隠れた工夫もされています。
ミュージアムショップにも和の雰囲気をふんだんに取り入れており、生活がパッと華やぐ商品や、工芸品に出会えます。カフェは金沢の老舗「加賀麩 不室屋」がプロデュースしているので、日本ならではの文化を楽しむ休日を送りたい時には足を運ぶことをおすすめします!

六本木にはサントリー美術館の他にも、国立新美術館、森美術館があり、3館で六本木アート・トライアングルと呼ばれています。全てを巡るには休日1日では足りないかもしれませんが、非常に有意義な過ごし方になることでしょう。

薔薇

六本木ヒルズのクモのオブジェは、人々の待ち合わせに使われることが多く、六本木の象徴的な存在ですよね。そのクモの近くに、巨大な薔薇のオブジェがあることをご存知でしょうか。
この作品はドイツ出身のアーティスト イザ・ゲンツケンによるパブリックアートで、彼女の作品は金沢21世紀美術館にも複数貯蔵されています。
角度によっては、東京タワーをバックに薔薇を見ることができ、ロマンチックでおすすめのスポットです。六本木に勤務している人でも、薔薇の存在を知らない人は多いので、ぜひとっておきのシーンで訪れてみてくださいね。

雨に消える椅子

薔薇に続いて、こちらも六本木のパブリックアートです。吉岡徳仁氏による作品で、「雨に消える椅子」という詩的なタイトルがつけられています。
六本木ヒルズからけやき坂を下っていくと、歩道に佇むガラスの椅子を見つけることができます。
雨の日には消えてなくなってしまったかのように見えるこの椅子は、晴れの日に見てもキラキラと輝き美しいですが、ぜひ「雨に消える」瞬間を目撃してみてください。不思議な作品を鑑賞するためならば、いつもは憂鬱な雨の休日も楽しめそうですね!
他にも、六本木には数多くのパブリックアートやストリートファニチャーが存在します。詳しくは六本木ヒルズ公式サイトをご覧ください。

東京都庭園美術館

東京庭園美術館公式サイトより

2017年4月からエレベーター設置のために休館していた東京都庭園美術館が、2017年11月18日から再び開館します。
旧朝香宮廷とも呼ばれる庭園美術館の歴史は1933年から始まり、アール・デコの建築様式を正確に留めた非常に貴重な建造物として、国の重要文化財に指定されています。
2014年のリニューアルオープンの際には、現代美術家の杉本博司氏をアドバイザーに迎え、「ホワイト・キューブ」という展示室も誕生しています。アール・デコの歴史的建造物に、モダンな風が吹き込まれ、さらに素晴らしい空間になりました。歴史を体感できる立派な本館と、新たな可能性を秘めた新館、それぞれの良さを体験する贅沢な休日はいかがですか?

〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9

東京都港区白金台5-21-9

原美術館

原美術館公式サイトより

素敵なお屋敷のような原美術館は、住宅街に佇んでいます。六本木の3館と比べるとこじんまりとしていますが、体験ごとデザインされたような現代美術の展示が多く、おすすめのスポットです。
併設のカフェは庭園に面しており、落ち着いた雰囲気で展示の余韻に浸ることができます。
展覧会から着想を得て、会期中のみ提供される「イメージケーキ」はマストでチェックしておきたいデザートです。
いつも休日にカフェ巡りをしているなら、時にはミュージアム併設のカフェに訪れてみると、いつもと違った発見が得られるかもしれません。

〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25

東京都品川区北品川4-7-25

今回は私なりに選んだ、休日を有意義に過ごしながら、センスを磨けるおすすめスポットをご紹介しました。

仕事ができる人は、オンオフの切り替えが上手だとよく聞きます。まずは、オフの時間をどう過ごしたいのか、最終的にどうなりたいのかを、考えてみるといいかもしれません。
インプットが足りないと感じたら、この記事を参考に、休日の過ごし方を工夫してみてくださいね。

おすすめの休日のアイデアは、こちらにもまとめています。

休日で差が付く!仕事につながるおすすめの過ごし方

ABOUTこの記事をかいた人

Kaori Sugimoto

エディターをしています。デザインをもっと身近に感じてもらえるように、色々なコンテンツをお届けします!

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