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みなさんは「デザイン」と聞くとどの様な印象を受けますか?

「デザインって見た目のことでしょ?」
「デザイナーじゃないから関係ないし・・・」

そんな印象をお持ちの方はちょっと待った!
確かに「デザイン」と聞くと、イラストなど目に見える表層的なものをイメージしますよね。しかしそれは最終的なアウトプットであって、それだけではありません。
仕事ではチームをまとめたり、事業の数字を考えたり、家庭では家族や恋人の事を考えたり、行動や思考など、その全てが「広義のデザイン」に当てはまります。デザインはデザイナーだけのものではなく、全ての人に当てはまるものなのです。

・・・と言われてもまだピンと来ないかもしれません。そこで今回は“プロダクトづくりに関わる人”に焦点を絞って、「ビジネスにおいて必要な『本当のデザイン』」をお伝えしようと思います!職種や役職関係なく知ってほしい事。今回ご紹介する内容をご覧頂ければ、「デザインの概念」、「効率的なプロジェクトの進め方」、「プロダクトづくりを更に加速させるツール」、全てにおいて、プロダクトづくりの考え方が変わるはずです。
まずはその一歩を一緒に踏み出しましょう!

Step.1 プロダクトづくりにおける「デザインの本質」を知る

まずはじめにプロダクトづくりにおける「デザインの本質」を知ることから始めましょう。

普段プロダクトを作る時どのような手順で行っていますか?
例えば一例を。

  1. 「こんなものを作りたい」と上司から指示を受ける
  2. 数字的に作る価値があるか判断する
  3. 数字が取れそうな機能を考える
  4. 企画書を作って、稟議を通す
  5. 稟議が通れば仕様を詰めてワイヤーフレームを作る
  6. デザイナーに渡して、綺麗にしてもらう
  7. エンジニアに渡して実装してもらう

・・・さて、この中で何か抜けているのですが、お気づきでしょうか?

 

プロダクトを届ける相手の気持ちは考えられていますか?

もちろんプロダクトづくりにおいて数字を取ることは大切です。しかし数字を追うあまり、ユーザーの本意では無い機能を盛り込み、結果的に「価値の無いプロダクト」を作ってしまうことが多く見受けられます。
昔は最新の技術や機能があれば、ユーザーにとって魅力的でした。そして今の時代、新しい機能や技術は当たり前の存在となり、よりユーザーの体験が重要視されるように。では、どの様にユーザーの体験を優先するのか。その考え方に「デザイン思考」と言うものがあります。

デザイン思考とは簡単に言うと、「デザインする上で必要な考え方と手法を利用して、様々なビジネスの問題を解決する方法」。デザイナー的な“思考”をもって、ユーザーの体験に重きを置いたビジネスの問題解決を行うことができるのです。

それではまずはじめに、「デザイン思考」について、こちらの記事を読んで理解を深めましょう!

Step.2 プロダクトづくりにおける「ムダ」を把握する

デザイン思考の記事を読んでみていかがでしたでしょうか?今まで想像していたデザインのイメージが変わったのではないでしょうか?

さて、デザイン思考を理解した後にまず行いたいことが「ムダ」の把握。ユーザーを起点に物事を考えると、今の業務がどこか非効率の様に感じるはずです。まずは、何がムダか整理を行ってみましょう。こちらの記事に詳しくまとめています!

誰にも必要とされていないものを作ろうとしている

作り手にとっては1番悲しいことですよね・・・
そんなことが起きないように、タスクベースでより具体的に「ムダ」の整理を行ってみましょう!

Step.3 ユーザーに愛されるプロダクトとは何?

Step.2 によって、今の業務の「ムダ」は洗い出せましたか?ウォーターフォール型開発など既存プロセスによるムダ、上司目線で考えられてしまう組織としてのムダ、職種をまたいだコミュニケーションのムダなど、整理ができたのではないでしょうか?
ベースとなるのは「ユーザー目線」。この軸をブラしていけないことが大切ですね。

ムダの整理ができた所で次のステップを考えてみましょう!

Step.3 のタイトルでもあるユーザーに愛される愛されるプロダクト。一体何でしょうか?

機能?見た目?

何を解決してあげればユーザーは満足してくれるのでしょうか?

まずは満足してもらうための前提条件をご紹介します。

愛されるものを作るためには、ただユーザーのことをぼんやり考えるだけではなく、「誰」の「何」を解決するのかターゲットを絞ることが大切だったのです。本文中にもある通り、究極人間にとって使いやすいものは「自然」だけかもしれませんね。
「ユーザー」という広いくくりから徐々に具体的な「ターゲット」へとフォーカスされてきました。ここから愛されるプロダクトを作るための手段へと話を移していきましょう!

Step.4 作って壊す|最短でプロダクトを出すための手段「プロトタイピング」を学ぼう

Step.3 ではウォーターフォール型開発など既存のプロセスとは異なる、「アジャイル」や「リーンスタートアップ」といった言葉が出てきましたね。

既存の開発手法ではスケジュールもきっちり引かれ、要件も決められてしまうため、一度決めたことをひっくり返すことは難しく、失敗がしづらいですよね。
失敗を恐れて進めることがユーザーの声を遠ざけ、結果として大きな失敗へと繋がってしまうのです。

そこで大きな失敗を抑える為の手段が「プロトタイピング」。作ってはユーザーの意見を聞いて壊し、更に良い物を作る。この繰り返しによって、最終的にクオリティの高いアウトプットを出すことができます。
プロトタイピングとはどのようなものか、なぜひつようなのか、基本的な知識を学んでいきましょう!

プロトタイピングの基礎知識がついた所で、次は実践編。具体的に業務でどの様に取り入れれば良いのかご紹介します!

Step.5 プロトタイピングを更に効率化させる!「プロトタイピングツール」の必要性

ここまでで、ユーザー視点でクオリティの高いプロダクトを作るために、「プロトタイピングが重要」であることがわかりましたね!プロトタイピングを業務に取り入れることができれば、プロジェクトを更に効率化でき、ユーザーのニーズに合ったプロダクトを作れるようになるでしょう!

さて、このプロトタイピングですが、より高速にプロトタイピングを行い業務の効率化が出来る、「プロトタイピングツール」が存在していることはご存知でしょうか?
今までPowerPointなどで頑張って作っていた作業が、PCやスマートフォンで簡単に行うことができます。画面遷移などもドラッグ&ドロップで繋げて設定できるなど、開発しないで使うことができます。

各社ツールを比較して見ましたので、こちらを参考にしてみてください!

Goodpatchでは「Prott」と「Balto」という、2つのプロトタイピングツールを提供しています。

「Prott」は気軽にプロトタイピングを作り共有、プロトタイプにおけるプロジェクト進行効率化ツール、「Balto」は社内やユーザーの声を簡単に拾うことができ、次のプロトタイプに素早く繋げることができる、フィードバック効率化ツールです。
ツールの特徴や、導入の必要性などこちらで紹介しています。プロトタイピングを更に加速させるツールの理解を深めましょう!
無料でお試しもできるので、触ってみてください!

Prottについて詳細を見る

Step.6 社内のメンバーにデザインの重要性を教えることがあなたのミッション!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

Step.5 までで、デザイン思考から、プロトタイピング、それを更に高速化させるプロトタイピングツールについてお話してきました。きっと今のあなたは本当のデザインを理解でき、すぐに行動移せるはずです!
次に行うことは、「この知識を次の人へ伝えること」。この重要性をなるべく多くの人に知ってもらい、現状を改善できる事を布教しなければなりません。

もし1人で伝えることが難しければ、私たちも全力でサポートします!是非お気軽にこちらまでご相談ください。

Step.7 デザインの魅力に惹かれた方へ、Goodpatchからのプレゼント

広義のデザインの魅力に惹かれた方へ、ちょっとしたプレゼントです。

今回ご紹介した記事だけでは、デザインの魅力をまだまだ伝えきれません。そこで、Goodpatchメンバーが普段どのような本を読んで参考にしているのか、どの様にインプットを行っているのかまとめてみました。

より本当のデザインを知るために、是非参考にして頂けると幸いです!