MEMOPATCHでは以前にGoodpatchのデザイナーやディレクターが愛用しているアプリやサービスを紹介しました。

Goodpatchのデザイナーが仕事で使っているデスクトップアプリ・Webサービスまとめ
Goodpatchのディレクターが実際に仕事で使っているデスクトップアプリ・Webサービスまとめ

社内では日々様々なツールやアプリが共有されていますが、ペンやノートなどの文房具はあまり共有されていなかったので試しに聞いてみたところ、それぞれお気に入りのツールがたくさんありました。ということで今回は弊社デザイナーやディレクターが愛用しているペンやノートなどのアナログツールについて紹介します!

ディレクター齋藤

こだわりは特にないけれど、たくさん描けるものを選んでいる、とのことでした。

プロジェクトペーパー(オキナ株式会社)、エッジ セレクチップローラーボール(CROSS)、ノートブック(モレスキン)

プロジェクトペーパー(オキナ株式会社)

http://www.okina.co.jp/products/notebook/pp.html

A4サイズのこの紙に、1.3mmのシャープペンを使って原寸大くらいのワイヤーフレームを描いていくそうです。細かいことが書けないのが逆に便利(人に伝わりやすいものだけ描けるため)。ちぎりやすいので他の人に渡すときに便利なんだとか。

エッジ セレクチップローラーボール(CROSS)

http://www.amazon.co.jp/dp/B0044R7EGS

ノックするのではなく、ボディをスライドするとペン先が出るので、ポケットに入れておいても安心なのが気に入っているとのこと。また手にフィットするところも良いそうです。

ノートブック(モレスキン)

http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/Notebooks

イベントに行ったときなどは膝の上でメモを取ったりするので、モレスキンが一番描きやすい、とのこと。

UIデザイナー貫井

貫井はこれまで様々なものを使ってきて試した結果、現在愛用しているものに落ち着いたそうです。

左からノート(無印良品)、ピットアーティストペン(Faber-Castell)、ピグメントライナー(STAEDTLER)、ハイテックC(パイロット)、芯ホルダー(無印良品)、定規(無印良品)、鉛筆削り、消しゴム(エアイン)

無印良品 ポリプロピレンカバーダブルリングノート・ドット方眼 本文A5サイズ

http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718803699

ノートはモレスキンからスイス製メモパッドELCOまで色々試してきたそうですが、安くてどこでも買うことが出来る、という理由から無印のこのノートに落ち着いたそうです。A5サイズはiPhoneのスクリーンが書けるのでちょうど良い、とのこと。海外のデザイナーから「日本は無印があっていいよね」と言われたこともあるのだとか。
この他にも無印の定規や芯ホルダー(販売終了)を愛用しているそうです。

ピットアーティストペン(Faber-Castell )

http://www.faber-castell.jp/34751/ART-GRAPHIC/default.aspx

ドイツの老舗筆記用具メーカー、Faber-Castell。ここのペンは描きやすさが段違いで、デザイン前のスケッチに利用しているそうです。

プラスチック消しゴム エアイン(レギュラータイプ)

http://bungu.plus.co.jp/sta/product/correct/w_air-in/air-in.html

最も熱く語っていたのがエアインの消しゴムの素晴らしさでした。大き過ぎず小さ過ぎないサイズと、とにかく消え心地が素晴らしく良いんだとか。文字もデザインも綺麗に消えることが気に入っているようです。

ピグメントライナー(STAEDTLER)

http://www.staedtler.jp/products/03_graphic/10-drawing-pen/index.html

STAEDTLERは製図用の製品を作っている会社。ずっとPilotのHi-tecの0.5と0.8を愛用していたけれど、今はこのペンに落ち着いたそうです。やはり魅力は描きやすさとのこと。

UIデザイナー小林

特にこだわりはないという小林ですが、良さそうなプロダクトがあれば海外から取り寄せたりと色々試しているようです。

Dot Grid Book(Dotgrid.co)、Responsive Sketch Pad(UI stencils)、iPhone Stencil Kit(UI stencil)、LAMY 2000 4色油性ボールペン

Dot Grid Book A4, Black(Dotgrid.co)

A4 Dot Grid Notebook – Black Pages

ロンドンにあるDotgrid.coという会社のノート。スケッチの周りに色々書き込みたいのでA4サイズが丁度良いんだそうです。

Responsive Sketch Pad & iPhone Stencil Kit(UI Stencils)

http://www.uistencils.com/collections/frontpage/products/responsive-sketch-pad
http://www.uistencils.com/collections/frontpage/products/iphone-stencil-kit

UI Stencilsは名前の通りUIステンシルやノートなどの文房具を色々と販売している会社で、使っているのはステンシルとデバイスがプリントされているメモパッド。メモパッドは下にプロジェクト名やノートなどを書くスペースがあるので、ちぎった後にバラバラになっても探しやすいところが良いそうです。

LAMY 2000 4色油性ボールペン

http://www.LAMY.jp/products/2000.html

ドイツに本社があるLAMY社の4色ボールペン。多色ボールペンでは普通色分けされたノックが付いていますが、このペンはノックが一つあるだけで、色の切り替えはノックの下にある色の方向に向かって押すと出来るそうです。

インタラクションデザイナー田中

長年愛用しているノートやペンを紹介してもらいましたが、特にこだわっているわけではないのでとりあえず紙とペンがあれば大丈夫とのこと。

クロッキーブック B5(ミューズ)、ハイテックC(パイロット)、鉛筆、サインペン(ぺんてる)、コピック

クロッキーブック B5(ミューズ)

http://www.muse-paper.co.jp/page5/muse5-5.html

A4だと大きいし重いので、持ち運びに便利なB5サイズを愛用しているそうです。大学時代からもう5年以上ずっとこのノートを使い続けているそう。以前外国人と共同でプロジェクトを行っていたときに、何でも考えたことを絵としてアウトプットしているのを見て、積極的にアイディアを描くようになったんだとか。そうするとどんどん思考が整理されていくそうです。
ただノートなど紙の上に描いているとアイディアが狭まってしまう感じがするので、アイディア出しや情報の整理をするときなどは全てポストイットに書き出して、ホワイトボードなどにぺたぺた貼っていくそう。体を動かしながら考えたいた方が広く色んなことを考えられるらしいです。

ハイテックC(パイロット)

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/hitecc/

細かく描くときはハイテックCの0.5mm、大きく描くときはぺんてるのペン、と使い分けているとのこと。消したりしないといけない場合は鉛筆も使っているそうです。

コピック

http://life.too.com/copic/products/copic.html

コピックはばーっと色を塗ったりするときに便利だそう。基本的に無彩色とオレンジしか使わないそうです。

インタラクションデザイナー松本

愛用のアナログツールとして鼻ぽんやレッドブルを真っ先に挙げていましたが、他にも色々なアイテムを紹介してもらいました!

BLANK NOTE(mucu)、ポストイット、はがきサインペン(ぺんてる)、LAMY scribble、スチールメジャー(無印良品)

BLANK NOTE(mucu)

http://www.mucu.jp/#/products/NB-BL

B5というサイズ、描きやすさ、またどこを開いてもフラットになるところが気に入っているそうです。

ポストイット

http://www.mmm.co.jp/office/post_it/list01/index.html

異なったサイズのものを組み合わせるとiPhoneと同じくらいのサイズになるので、ヘッダーなど書き込んだパーツを自由に並び替えられるのが非常に楽、とのこと。またゲームストーミングというポストイットを使ったブレストの方法をまとめた本が非常に参考になったそうで、積極的にポストイットを活用しているそうです。

はがきサインペン(ぺんてる)

http://www.postacollect.com/basic/signpen.html

白は郵便局限定なんだそう。するする書けるところが気に入っているとのこと。

LAMY scribble

http://www.lamy.jp/products/scribble.html

「scribble(落書き、走り書き)」という意味の名前を持つペン。書きやすいので肌身離さず持っているそうです。

スチールメジャー(無印)

http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718215607?sctw=1

気になったもののサイズを図ったり、また気にならなくても気にならないということは自分のイメージとフィットしている状態かもしれない、ということでサイズを図ったり、とにかく色々図ってはメモしているようです。

CEO土屋

デザイナーでもディレクターでもありませんが、代表の土屋にも愛用アナログツールを聞いてみました!

NUboard(欧文印刷株式会社)、 MONTBLANC DIAMOND ボールペン

NUboard(欧文印刷株式会社)

http://www.obun.jp/original/nuboard/

リングノート形式のホワイトボード。簡単に消せるのが便利で、何か説明するときなどによく使っているそうです。どう使えるかがわかる、こんな素敵な紹介動画もあります!

MONTBLANC DIAMOND ボールペン

http://www.montblanc.com/ja-jp/flash/default.aspx/#/collections/writing-instruments/unisex/meisterstck/black-resin-platinum/montblanc-diamond-classique-ballpoint-pen-105980

MONTBLANCのボールペンは、Goodpatch2周年を記念して奥さんからプレゼントされたそう。重要なサインの契約書をMONTBLANCのペンでする経営者が多いということから贈られたのだとか。書き味は最高、素晴らしい!とのことでした。

nanapiデザイナー木村真理さん

たまたまnanapiの皆さんがGoodpatchに遊びに来てくれていたので、ちゃっかりデザイナーの木村さんにも愛用のアナログツールをインタビューさせて頂きました!
が、木村さんはすでに『目的ごとに使い分け!nanapiデザイナーのノート術4冊』というタイトルでまとめていらっしゃったので、ノートについての詳しいことはこちらを読んでみてくださいね!

再生紙ダブルリングノート・ドット方眼 本文A5タイプ(無印良品)

http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4934761442501

無印のファミマ限定ノート。弊社デザイナー貫井が使用しているもののカバー違いです。ちょうど良いサイズ感とシンプルさ、ラフに描けるところが気に入っているそうです。

ドクターグリップ4+1

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/multi_func/41_drgrip4+1/

打ち合わせのときなどはドクターグリップの4色ボールペン+シャーペンが一つになったこちらを使っているそうです。高級なわけではないけど使いやすく、手に馴染む適度な重さとホールド感が気に入って愛用しているとのこと。

ジェットストリーム

http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/jetstream/standard.html

コーディングやスタイルガイドを作成する際、デザインを紙に出力して、ボックスのサイズや margin をジェットストリームでメモしているそう。ジェットストリームはペンの紙あたりが柔らかく、書いて消すことができるので、気兼ねなくメモを書き込めるんだとか。

以上、弊社デザイナー、ディレクター、代表とnanapiのデザイナー木村さんの愛用ツールを紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね!