新しいものが大好きなGoodpatchで1月話題になったアプリ、サービス、デザインまとめ(2025)
今年もグッドパッチで話題になったサービスやトレンドをご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
さてすでに新しい年が始まって1ヶ月が経とうとしています。年始に目標を立てた方は、早速振り返る機会を持つのはいかがでしょうか。
今月もグッドパッチで話題になったサービスやトレンドを紹介します!
目次
サービス
パナソニック、AIを活用した企業成長イニシアティブ「Panasonic Go」を発表
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250108-5
パナソニックは、CES 2025のキーノートスピーチにて、AIを活用したビジネス変革を推進するグローバルな成長イニシアティブ「Panasonic Go」を発表しました。
この新たなプラットフォームは、AIや先端技術を駆使し、企業が持続可能で柔軟な成長を実現するためのソリューションを提供することを目指しています。さらに、生成AI「Claude」を自社製品に搭載することや、アプリを通じて家族をサポートする包括的なデジタルファミリーウェルネスサービス「Umi」を2025年から米国で開始することも発表されました。AIを活用したサービスがますます増える中、デザイナー個人として何ができるのか改めて考えたいです。
ペイペイ「送る・受け取る」機能にお年玉ポチ袋デザイン登場
https://paypay.ne.jp/article/paypay-otoshidama/
読者の皆さんはお年玉、何で渡していますか?
PayPayでは「送る・受け取る」機能においてキャッシュレスでも、現金と同様にお年玉を渡す体験ができる、ポチ袋のデザインをした送金機能を期間限定で提供しました。
PayPayで贈るお年玉では、遠くに住んでいたり、年末年始に予定がある人にもお年玉を贈ることができます。
またクレジットカードは18歳からしかつくることができませんが、PayPayは保護者同意の上で小学生でも使うことができます。そのため子供が使う電子マネーとしても多くのユーザーを獲得しています。オンラインゲームなど、デジタル上で遊ぶことが多い現在の子供たちにとって、PayPayでもらえるお年玉は適しているのかなと筆者は感じました。
急速にデジタル化が進んでいく社会ですが、人の暖かさが伝わるUI、UXで豊かな社会を創っていきたいですね。
ReDesigner、デザイナーおみくじ2025開催
https://redesigner.jp/campaigns/omikuji-2025?
新年の風物詩といえば、おみくじ。グッドパッチが提供するデザイナーキャリア支援サービス「ReDesigner」では、未来に向けた創造性やチームづくりをテーマにした特別なおみくじを期間限定で実施しました。
このおみくじでは、職場やプロジェクトでの新しい気づきやヒントを得ることができ、個人だけでなくチーム全体の結束力を高めるアイデアも詰まっています。
伝統的なおみくじのワクワク感に、現代的な視点を融合させた内容に、2025年の目標設定や新たな挑戦に向けたインスピレーションを手に入れたデザイナーの方が入れば嬉しいです。
🎍明けましておめでとうございます!🎍
今年はデザイナーおみくじを作ってみました😍そしてなんと超大吉👏
ぜひみなさんも1年の運気を占ってみてください
今年もよろしくお願いします!2025年も新しい挑戦と素晴らしい出会いに恵まれますように! https://t.co/Yr38tK6EBL #ReDesignerおみくじ2025
— 宮本実咲/ReDesigner (@mmmmmmmmiiko) January 1, 2025
今年も一年がんばりましょう!
SmartHR、すべてのユーザーへ、「多言語化対応機能」を無償提供を開始
https://smarthr.jp/release/20250106_tagengo/
2025年1月6日に、株式会社SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」が、すべてのユーザーを対象に、情報入力画面の表示言語を選択できる「多言語化対応機能」の無償提供を開始しました。
株式会社SmartHRは機能を無償提供する背景として、「日本で働く外国人材をはじめ日本語が得意ではない従業員の言語の壁を低くし、誰もがその人らしく働ける社会の実現につなげます」としています。
異なる文化や言語環境においても直感的に使いやすいサービスを提供できるかどうかが、ユーザー体験の質を左右します。多言語対応機能の無償化により、社員一人ひとりがスムーズに操作できるようになり、結果として業務効率が高まることが期待できそうです。
イベント
Google Pixel: Home of Design、開催
https://store.google.com/intl/ja/ideas/google-pixel-home-of-design/
2024年12月29日よりGoogleはハードウェアデザインの哲学である「エモーショナルデザイン」を全身で体験できる施設として、京都市内にGoogle Pixel: Home of Designという町屋を期間限定でオープンしました。
Googleからの公式発表によると、エモーショナルデザインをもとにデザインされた五つの部屋で過ごすことができるとのこと。またそれぞれの部屋での体験を通して、エモーショナルデザインの哲学を五感で感じることができるそうです。
本施設は、Googleでデバイスのチーフデザインオフィサーのアイビー ロス氏が監修をしています。ジュエリーデザイナーとしての経歴を持つアイビー ロスは、人間性を増幅させるテクノロジーと、芸術と科学の交差点にこそ、最も魅力的でクリエイティブなアイデアがあると信じているそうです。デバイスのデザインを、全身で五感を使って体験できる体験できる貴重な機会、すでに期間中の予約は埋まっているようですので、体験者のレビューが楽しみですね。
ビジネス
「GMOインターネット」新体制で始動、インフラと広告事業の強みを融合しAIで未来を創る価値創造企業へ
https://www.gmo.jp/news/article/9308/
2025年1月1日に、GMOインターネット株式会社は、GMOインターネットグループが持株会社体制に移行したことに伴い、インターネットインフラ事業部門をGMOアドパートナーズ株式会社に統合し、社名を「GMOインターネット株式会社」として、新たな体制で始動しました。
統合の背景として、「AIやテクノロジーの進展に伴い、インターネットインフラ、インターネット広告・メディア市場は大きな変化を迎えています。このような環境下で持続的な成長を遂げるには、経営資源の最適化や技術革新に迅速に対応する体制の構築が必要であるため」としています。
プレスリリースの中で紹介されている強みを生かした4つの事業の中で筆者が注目したのは、AI技術による新サービスの創出です。AIによって実現されるパーソナライズドなターゲティングや体験が、よりユーザーの関心を引きつけ、エンゲージメントを高める可能性があります。AIが導き出す顧客体験の向上を実現するデジタルマーケティングやクリエイティブ領域とはどのようなものになるのでしょうか。今後の動向に注目です。