新しいものが大好きなGoodpatchで1月話題になったアプリ、サービス、デザインまとめ(2020)

新年明けましておめでとうございます!2020年もGoodpatchをよろしくお願いします。
今月も早速、Goodpatchで話題になったアプリやサービスをご紹介します!

プロダクト

ソニーが自動車「VISION-S」を発表

SONY VISION-S

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/vision-s/

今年も1月7日から10日までの4日間、米ラスベガスで世界最大級のエレクトロニクス見本市「CES 2020」が開催されました。その中で発表されたのがソニー「VISION-S」です。

「VISION-S」は製品化を目指すためではなく、実際に車を作ることで自動車産業、そして5G時代に広がる多様なモビリティへの貢献を深めるために作られました。また、「VISION-S」には全部で33台ものセンサーが組み込まれており、イメージセンサー業界最大メーカーでもあるソニーの強みを生かした「ソリッドステートライダー」も搭載されています。この「ソリッドステートライダー」は特に可動部品を持たない最新センサーで、世界の大手部品メーカーが開発にしのぎを削る最先端の市場に参入することで、その性能がどの程度のものか非常に注目されています。

ソニーによる異業界への深い理解と貢献の実践は、Sony’s DNAである「世界を相手に、まだないものをつくりあげるというチャレンジ精神、人々に喜びや感動を提供したいという強い意志」を体現していると言えるのではないでしょうか。これからのものづくりはプロダクト・サービス問わず、自身の業界を飛び越えて挑戦し、新たな価値を生み出していくことが求められていきます。その中で、デザインが果たせる役割は大きいと感じています。

Insta360 ONE R

 Insta360 ONE R

https://www.insta360.com/product/insta360-oner_1inch-edition

「Insta360 ONE R」は、「レンズ」「プロセッサーや液晶を搭載した本体」「バッテリー」を合体して使用するカメラです。交換可能なレンズにはLeicaと共同開発した物もあります。一眼レフカメラのようにレンズを交換できる上に、AI編集で手軽に動画をつくれるという、ハードウェア面・ソフトウェア面のどちらにも特徴があります。

撮影から編集・発信まで、カメラを用いるクリエイターに必要な体験がハードとソフトウェアの両方から一貫してデザインされています。自在なカスタマイズも可能なため使用シーンを限定せず、ユーザーの志向に合わせた調整を可能にしている点に関してもデザインへの細かいこだわりを感じられます。「Insta360 ONE R」のリリースを見ると、toC向けにソフトウェア提供を前提としたハードウェアづくり時代の兆候がカタチとして出てきているのを感じますね。

パナソニック「FUMA」

パナソニック FUMA

https://tamateba.en-jine.com/projects/fuma01aw

パナソニックコンシューマーマーケティングは香り・素材・技術にこだわった最高級アロマディフューザー「FUMA」を発表しました。「FUMA」は日本の伝統工芸と最新技術を組み合わせ、21世紀の香炉を目指したアロマディフューザーです。このディフューザーでは調香師が手がけた伽羅とジャスミンを組み合わせたオリジナルアロマの香りを楽しむことができます。また、本体には山桜の木や有田焼・南部鉄器といった日本の歴史を感じられる素材が使用されています。

「FUMA」は旧来の体験・知識・伝統工芸が備える遅効性の形式美と最新のテクノロジーが備える即効性の機能美を組み合わせたプロダクトであると考えられます。無印良品の壁掛けCDプレイヤーが、換気扇のメンタルモデルとテクノロジーを用いて新たな価値を生み出したように、伝統と最新技術を組み合わせる手法は新たな価値を生み出す可能性を秘めているのではないでしょうか。

アプリケーション

WaterLama

WaterLama

https://apps.apple.com/app/id1454778585?ref=producthunt

WaterLamaという、水分補給を記録するアプリケーションをご存知でしょうか?
数ある水分補給記録アプリケーションの中でも、WaterLamaのユニークな点は、「水分摂取目標量の算出方法」と「楽しいインターフェイス」です。

WaterLamaは天気などの変数に応じて提案する摂取目標量が変化します。暑い日は熱中症対策などにもなりそうです。
キャラクター性を備えたインターフェイスも注目ポイント。ラマをはじめ、トラなどのキャラクターが水分補給の記録を盛り上げてくれます。

ヘルスケアアプリケーションは継続が少し難しいイメージがありますが、このような楽しいインターフェイスや自動で算出される目標値のおかげで楽しく続けられそうですね。

Copilot

Copilot

https://copilot.money/

Copilotは預貯金管理アプリケーションです。絵文字を用いて視覚的にお金の流れを可視化し、簡潔な理解を促進します。また、サブスクリプションの登録状況とそれに伴う支出を可視化できる点も特徴の1つです。

絵文字やグラフなどの視覚的にわかりやすくお金の状態を表現していて、iOSの株価AppやショートカットAppなどからインスピレーションを受けたと考えられるようなインターフェイスが興味深いです。

キャッシュレス文化の普及で、お金の行先が不透明になったと感じる人も少なくないはず。だからこそこのアプリケーションが「お金を追跡してくれる副操縦士」となり、生活に寄り添ってくれることで、自然とお金が管理されている安心感を得られるのではないでしょうか。日本ではまだ使えないようですが、使えるようになったらいち早く触ってみたいですね!

Confetti

Confetti

https://tryconfetti.io/

Confettiは行動の習慣化を助けてくれる、シンプルなデザインのWebアプリケーションです。やること・やらないことに分類した行動をトラッキングし、カラフルに可視化することで習慣化を楽しく手伝ってくれます。

Confetti(紙吹雪)という名前の通り、行動の達成を紙吹雪が舞うようなアニメーションで一緒に喜んでくれる点に遊び心と親しみやすさを感じることができます。ついつい何度も達成ボタンを押したくなるような細部までこだわり抜かれたデザインで、触っていて気持ちの良いプロダクトになっています。

料理の隠し味のようにプロダクトに遊び心を忍び込ませることは、一見遠回りで必要のないことのように感じます。しかしプロダクトの成長を応援してくれる根強いファンは、このような、ユーザーをちょっとだけ嬉しい気持ちにさせる遊び心から生まれるのではないでしょうか。

展示・イベント

Rhizomatiks inspired by Perfume 2020

Rhizomatiks inspired by Perfume 2020

https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=346

「Rhizomatiks inspired by Perfume 2020」は、ライゾマティクスが手がけてきたPerfumeのステージ演出技術と、新作を含む映像インスタレーションなどを鑑賞・体験できる展覧会です。これまで取得してきたPerfumeのデータを二次利用して制作したVRライブや、実際にライブで使われたフェイスマッピング技術を使ったAR体験など、ライゾマティクスの技術力・表現力の高さが体験できます。

部屋全体へのプロジェクションで錯視を生む展示とVRの展示を体験しましたが、Perfumeが目の前に居るかのように感じました。どちらも映像の見せ方を工夫しているものですが、その技術力の高さから映像以上の体験を得られるものでした。
これからPerfumeがどんな技術とコラボレーションするのか、ライゾマティクスがどんなアイデアを生み出すのか楽しみですね。

Awwwards Conference Tokyo 2020

Awwwards Conference Tokyo 2020

https://conference.awwwards.com/tokyo/

年間1,300万人以上のユーザーが訪れる世界最大級のウェブデザインアワードAwwwardsが主催するデジタルトレンドをシェアするカンファレンス「Awwwards Conference」がアジア圏で初となる東京で開催されました。2020年1月23日、24日の2日間行われたカンファレンスには世界中のクリエイターたちがイイノホールに足を運びました。

このAwwwards Conference Tokyo 2020には、Goodpatchから代表の土屋とGoodpatchヨーロッパのマネジングディレクターであるボリスが1日目に登壇しました。スピーチでは、Goodpatchのビジョンやミッションから、組織崩壊後の取り組みや大切にしている文化について実例を交えて話しました。

カンファレンスに参加できなかった方は、AwwwardsのオフィシャルパートナーであるSHIFTBRAINさんのレポートなどからカンファレンスの雰囲気をチェックしてみてはいかがでしょうか?

その他

トヨタ「コネクティッド・シティ」プロジェクト

トヨタ コネクティッド・シティ

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/31170943.html

トヨタ自動車は、コネクティッド・シティのプロジェクト概要をCES2020にて発表しました。これは、静岡県裾野市のトヨタ工業跡地に、最新のテクノロジーやサービスの実証都市を作るというプロジェクトです。この街は、網の目のように道が織り込まれ合う姿から「Woven City」と名付けられています。

自動運転やMaaSのようなこれからの社会を変えていく技術・サービスは、インフラの根底から整備する必要があるという特性上、実証実験を行うことが非常に難しいです。しかし、そういったサービスの開発・導入・実験を前提とした「実証都市」があることでより早く、人々の生活や社会の発展が期待できるのではないでしょうか。また、国ではなく一企業が実証都市を作るという取り組みは世界的にも珍しく、注目を集めています。

着工予定は2021年初頭で、トヨタの従業員やプロジェクトの関係者をはじめ、2000名程度の住民が暮らすことを想定しているそうです。トヨタが創り上げていく新しい暮らしや都市のあり方に期待が膨らみます。

「プレイステーション 5」のロゴが公開

プレイステーション 5

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202001/20-001/

1月7日にラスベガスで開催された「2020 International CES」にて、今年の年末に発売される予定のPS5のロゴが発表されました。
新しいロゴは従来のPS4のロゴを踏襲しており、デザイン面に大きな変更はありませんでした。しかしインターネット上では、「安心感がある」「馴染みがある」などのポジティブな意見が多く見られました。

今回はPS5のロゴと、ハードウェアの一部も発表されました。ゲーム本体の詳細はまだ先にも関わらず、Twitterのトレンドにのったことからもプレイステーションシリーズの人気の高さが伺えます。まだまだPS5のハードウェアや機能について発表されていく予定です。今後の動きにも期待が高まりますね。


以上、1月に話題になったアプリやサービスをお届けしました。
毎月新しい情報をお届けしておりますので、来月もお楽しみに!

過去の月間まとめ記事はこちらからどうぞ!

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