グッドパッチ、顧客体験を起点にプロダクトグロースの包括的支援を開始
4つのソリューションでさまざまな企業の事業とプロダクトを一貫して支援
顧客体験を起点に企業変革を前進させるデザインカンパニーの株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋尚史、証券コード:7351、以下「グッドパッチ」)は、新たなソリューション群「Product Growth Partnerships」を提供開始しました。UXデザインに強みを持つグッドパッチのプロダクトマネージャー(PdM)やプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)が、事業やプロダクトの成長に課題を抱える企業に伴走し、マーケティング戦略からプロダクトマネジメント、データアナリティクスまで包括的に支援することで、課題解決と新たな価値創造を後押しするものです。
要約
- グッドパッチは、企業の事業とプロダクトの成長を包括的に支援する新たなソリューション群「Product Growth Partnerships」を提供開始
- UXデザインに強みを持つPdMやPMMが、マーケティング戦略、プロダクトマネジメント、データ分析まで包括的に支援し、企業の課題解決と価値創造を後押しする
- 近年、企業は多様化する顧客ニーズに対応するためにデジタルプロダクトを拡充するが、プロダクトの複雑化により成長が鈍化する課題が増加
- グッドパッチは2023年10月からプロダクトマネジメント支援を開始し、その実績を元に支援内容を拡充、プロダクトマネジメント、プロダクトマーケティング、プロダクトデザイン、データアナリティクスの4つのソリューションを提供、企業が自走できる体制構築もサポート
背景
昨今、生活者の求める価値が多様化し、企業は細分化されたユーザーニーズに対応するため、数多くのデジタルプロダクトが生み出されています。またSaaS領域を中心にマルチプロダクトやコンパウンド戦略といった、1つの領域にとどまらず価値を拡張させることで、顧客の獲得から継続的な利用を促す取り組みも盛んとなっています。
企業が競争優位性を確保するためには、顧客中心のプロダクトマネジメントが求められる一方で、プロダクト自体の複雑性が高まった結果「思ったような成長を描けない」「一定の成長は果たしたが鈍化傾向にある」といった課題が散見されます。
プロダクトと事業の両輪で成長するためには、プロダクト戦略とビジネス戦略を適切に接続しながら、計画・改善・検証といったサイクルをリードする機能や人材が必須です。一方で、こうした役割を担うPdM人材は不足しており、多くの企業において課題になっています。
グッドパッチでは、2023年10月よりプロダクトマネジメントを支援するサービスを開始(※1)。以降、株式会社プログリットの語学学習アプリ「シャドテン」の定量定性データに基づくプロダクト開発や、TOPPANデジタル株式会社のSaaSサービスのプロダクトビジョンとメトリクス策定を通じて、プロダクトグロースできる体制構築のサポートを行ってきました。
これらの実績を通じて得たノウハウ、UXデザインに強みを持つPdMやPMMの知見を生かし、さまざまな企業のプロダクトと事業を両輪で成長に導く、プロダクトグロース領域の包括的な支援を強化。プロダクトマネジメントだけでなく、マーケティング戦略、プロダクトデザイン、データアナリティクスのソリューションを追加し、新ソリューション群として、「Product Growth Partnerships」の提供を開始しました。
※1:グッドパッチ、プロダクトマネジメントを支援する新サービス 「Product Growth Partnerships」を提供開始(2023年10月24日)
新ソリューション群「Product Growth Partnerships」について
グッドパッチは、これまで多くの企業の事業やプロダクトをデザインのアプローチで支援してきました。顧客体験設計やビジネスモデル設計などで培った豊富な経験に基づき、プロダクト側、市場/顧客側それぞれの課題に特化したソリューションを提供します。プロダクト開発・プロダクトデザイン・マーケティング戦略などを定量と定性のインサイト情報を駆使し、PdMとPMMが中心となって事業戦略をリードします。
またプロジェクトを通してあるべきプロダクトグロースのプロセスをクライアント企業の中に資産として残し、プロジェクト終了後も企業が自走できる組織に変化するよう、促します。
【解決できる課題(一例)】
- 顧客起点でプロダクト開発を行うサイクルや組織が整っていない
- PdMのリソースとプロダクトマネジメントスキルが足りず、中長期を見据えた動きができない
- 市場内でのポジショニングが確立できていない
- プロダクト価値訴求の型化ができていない
【主なソリューション内容】
プロダクトグロースにおけるソリューション群「Product Growth Partnerships」では、以下4つのソリューションを提供します。課題の本質が掴めていない場合も、ヒアリングの上で各ソリューションを組み合わせ、最適なプランをご提案します。
1. Product Management Partner
プロダクトビジョン達成に向け、プロダクトビジョン策定からプロダクトマネジメント運用までコミットします。
具体支援例:ロードマップマネジメントサポート
UXデザインの強みを生かし、開発スクラムで企画に着手する優先度の策定や、UIデザインや開発のステータスを管理するプロダクトバックログの運営、ロードマップ計画策定までサポートします。
2. Product Marketing Partner
デザインに精通したPMMが顧客起点のプロダクト開発を支援します。
具体支援例:Go-to-Market戦略 策定サポート
外部環境分析を通して、Go-to-Market戦略策定を方向付ける市場環境におけるポジショニング戦略の策定をサポートします。策定後のマーケティングプランの計画から組織力の強化・改善、さらにはプロダクト戦略とビジネス戦略の接続まで支援します。
3. Product Design Partner
あるべきプロダクトデザインの要素を抑え、期待値を超えるデザインを提供します。
具体支援例:プロダクトデザイン グロース支援
UI/UXデザイナーが参画し、メトリクス(ビジネス成果を図るための数値)改善に向けたプロダクトデザインの実装を伴走型で支援します。
4. Data Analytics Solution
UXデザインに強みを持ったPdMが、プロダクトデータ分析の観点から更なるプロダクトのグロースを支援します。
具体支援例:グッドパッチのメトリクス構築サポート
定量的なプロダクトグロースのための指標をメトリクスツリー(ビジネス成果を図るための数値をツリー構造で整理したもの)として構築をサポートします。またプロダクトの成長を示す指標「ノーススターメトリック」を定義し、プロダクト・ビジネスチームの共通指針を策定します。
4つのソリューション紹介資料は以下のリンクよりダウンロード可能です。
・Product Growth Partnerships
個別のダウンロードページ
・Product Management Partner
・Product Marketing Partner
・Product Design Partner
・Data Analytics Solution
ウェビナー開催
新たなソリューション群の提供開始を記念して、グッドパッチPMMの吉田とPdM五十棲が、最新事例をもとにプロダクトの成長を解決する法則とノウハウをお伝えします。
【開催概要】
開催日時:2025年3月27日(木)13:00~14:00
開催形式:オンライン
詳細・参加方法:本参加フォームよりお申し込みください。
関連事例
株式会社プログリット
株式会社プログリットの語学学習アプリ「シャドテン」では、グッドパッチのPdMとPMMが参画し、定量・定性データに基づくプロダクト開発支援を実施。プロセスやポイントを紹介しています。
事例紹介ページ
株式会社グッドパッチについて
グッドパッチは、顧客体験を起点に企業変革を前進させるデザインカンパニーです。
2011年9月に設立し、2020年6月には日本のデザイン会社として初の東証マザーズ(現グロース)上場。
さまざまな企業に伴走し、企業変革支援、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザインなどを行う「デザインパートナー事業」と、デザイン人材特化型キャリア支援サービスやオンラインホワイトボードを提供する「デザインプラットフォーム事業」を展開。「デザインの力を証明する」をミッションに、「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」をビジョンに掲げ、デザインによる課題解決と価値創造に取り組んでいます。
・株式会社グッドパッチ
・デザインパートナー事業
・フルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」
・デザイン人材特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」
・デザイナーを目指す学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student」
・オンラインホワイトボード「Strap」
<グループ会社>
・株式会社スタジオディテイルズ
・株式会社Muture
・株式会社ピープルアンドデザイン