グッドパッチ、プロダクトマネジメントを支援する新サービス 「Product Growth Partnerships」を提供開始
デザインの力でビジネスを前進させるデザインカンパニーの株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋尚史、以下「グッドパッチ」)は、企業のプロダクトマネジメントを支援する新サービス「Product Growth Partnerships」を提供開始しました。
本サービスは、事業収益やプロダクトの価値向上、プロダクトマネジメント人材の不足などに課題を抱える企業に、グッドパッチのプロダクトマネージャー(PdM)・プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)が参画し、プロダクトの価値創出、プロダクトマネジメントの仕組み構築や内製化などを支援するものです。
背景
デジタル領域を中心に、企業や生活者が求めるサービスが多様化する昨今、さまざまな組織でDXの推進や新規事業・プロダクトの開発が行われています。
新たな取り組みやプロダクト開発において、課題の把握や周辺環境・顧客の理解、検証、開発、実施・提供開始後の改善など、プロダクトそのものだけでなくビジネスの面も網羅的に把握し、責任を持つPdMの需要が高まっています。
一方、必要な知見や経験を有するPdM人材が多くの企業で不足しており、プロダクトの推進や本質的な価値を伸ばすプロダクトマネジメントの仕組み構築、組織文化の醸成などが課題となっています。
これらを解決するために、これまで多くの企業で顧客志向のサービスやプロダクトを作り、成長に導いてきたグッドパッチでは、プロダクトマネジメント専門組織を新たに構築し、企業に伴走しながら課題解決や事業成長に導く新サービス「Product Growth Partnerships」の提供を開始しました。
新サービス「Product Growth Partnerships」について
グッドパッチは、これまで多くの企業のプロダクトや組織をデザインのアプローチで支援してきました。UXデザインの豊富な実績に基づき、顧客体験を軸としたプロダクト開発やマーケティング戦略構築・実行を得意とするUXデザイナーが、PdM・PMMの役割を担うケースも少なくありません。
UXデザインに強みを持ったPdM・PMMがプロジェクトに参画すると、顧客起点の戦略設計や環境分析、ビジョンの策定から中長期のロードマップ進行、経営・営業・開発など部門を横断した連携を通じ、包括的に価値を提供できます。
またパートナーとして伴走することで、プロダクトマネジメントの手法や体制をクライアント企業の中に資産として残し、プロジェクト終了後も企業が自走できる組織に変化するよう、促します。
【主な提供価値】
・顧客体験の向上
UXデザインは、市場・生活者のニーズを深く理解し、製品やサービスに反映させることを得意としています。UXデザインの経験を持つPdMが参画することで、顧客体験を重視したプロダクト開発を実現できます。
・プロダクトの競争力強化
顧客体験は、製品やサービスの競争力を高める重要な要素です。さまざまな企業の抱える課題や顧客ニーズを深く理解し、ユーザー調査やユーザーテストなどを通じて顧客体験を向上させてきたPdM・PMMの伴走支援により、他社との差別化を図ることができます。
・プロダクト開発プロセスの改善
顧客起点の発想や姿勢は、開発プロセスにも影響を及ぼします。開発の早期段階でユーザーテストを実施することで、プロダクトの改善点を見出し、開発サイクルのスピードを上げるなど、効率的な動きを実現できます。
・チームの連携強化と内製化に向けた仕組みの構築
プロダクト開発においては、プロダクトそのものだけでなくチーム自体の体験・働きやすさも品質に直結する重要な要素です。開発部門やビジネス部門など他部門との連携を重視するPdM・PMMが伴走することで、チームの連携が強化され、プロダクト開発の効率化と品質向上が望めるほか、プロジェクト終了後も自走できる仕組みの構築、プロダクトマネジメントの内製化も期待できます。
【提供プラン】
Product Growth Partnershipsでは、「プロダクト開発マネジメント支援」と「プロダクトマーケティングマネジメント支援」の2つのプランを提供します。
企業の抱える課題や期間、予算等に応じて、各プランをベースにカスタマイズして提案します。
詳細は以下よりご確認いただけます。
Product Growth Partnerships資料:https://go.goodpatch.com/l/361561/2023-10-23/29vyp4w
プロダクトマネジメント専門組織の発足について
グッドパッチは、多くの企業におけるプロダクトマネジメントニーズの高まりを受け、プロダクトマネジメント専門組織を立ち上げました。
人材不足といわれるPdMの中でも、プロダクト開発の経験があるエンジニアや、ビジネスの知見を持つ営業などの経歴を持つPdMに比べ、UXデザインの知見や経験をもったPdMは特に少なく、デザインカンパニーである当社の強みを生かした専門組織です。また、顧客体験を軸にしたマーケティングおよびプロダクトマネジメント経験が豊富なPMMも在籍しており、プロダクトの開発とプロダクトマネジメントの仕組みをデザインすることで、本質的な価値創出と事業収益創出の両軸で企業を支援します。
【PdM・PMM紹介】
大本 理絵(おおもと りえ)PdM
大学卒業後、デジタルエージェンシーにて広告プロモーションの企画、運用を担当。 その後、新規事業開発のコンサルタントとして、日系大企業の新規事業開発プロジェクトにて、マーケットリサーチや事業コンセプトの策定等に従事。 2020年グッドパッチにUXデザイナーとして入社し、複数社のプロダクトグロースに携わる。
<担当案件の例>
法人向けヘルスケアサービスのアプリおよびWeb管理画面のプロダクト開発マネジメント・グロース、不動産系Webサービスのグロース ほか
加納 俊平(かのう しゅんぺい)PdM
大学卒業後ヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)に入社し、スポーツメディアサイトのWebデザインやアプリのUIデザインなどを担当。事業KPIに基づいたデザインや社内用CMSの構築などを経験。2020年UXデザイナーとしてグッドパッチに入社。ユーザーリサーチを元にユーザーモデリングを行いサービスコンセプトの立案や、LPのWebデザイン、アプリUIデザイン、開発ディレクションまで幅広く携わる。
<担当案件の例>
バーチャルオフィスサービスのプロダクトグロース、法人向けヘルスケアサービスのプロダクトグロース ほか
富田 一行(とみた かずゆき) PMM
GMOインターネットグループのグループ企業にて、マーケティング、営業、CRM構築などを経験後、SaaS事業の事業責任者に就任。 2021年グッドパッチに入社し、デザインパートナー事業のインサイドセールス組織の構築を経て、2022年よりオンラインホワイトボード「Strap」のビジネスマネージャーに就任。その後PMMとして、クライアント企業のプロダクトグロースのうち、市場進出戦略(Go-to-Market)支援に携わる。
<担当案件の例>
D2CネイティブアプリプラットフォームのGo-to-Market戦略策定・推進、法人向けコラボレーションツールのビジネスグロース ほか
関連情報
Goodpatch blog「デザイナーが活躍するのは『プロダクトのリリースまで』ではない──Goodpatchがグロース領域に進出する理由」https://goodpatch.com/blog/2023-10-pgp
株式会社グッドパッチについて
グッドパッチは、デザインの力でビジネスを前進させるデザインカンパニーです。デザインパートナー事業では、グッドパッチならびにフルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」により、新規事業の立ち上げ、既存事業のリニューアル、企業のデザイン戦略立案、デザイン組織構築支援などを行い、大企業からスタートアップまで企業が持つビジネス課題をデザインで解決しています。
デザインプラットフォーム事業では、デザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」、デザイナーを目指す学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student 」、オンラインホワイトボード「Strap」を提供し、デザインによる価値創造に取り組んでいます。