最高のチームの一員になる、入社式のエクスペリエンスデザイン

2019年4月1日。春を知らせる季節に、Goodpatchでは総勢10名の新卒社員が新たにチームに加わりました。Goodpatchは創業当時から新卒社員を受け入れていますが、一気に複数名を受け入れ始めたのは3年前。最初は現場の反発もあった新卒採用も、今では「新卒は会社の文化に厚みを作り、若い力は会社に降りかかる多くの荒波を乗り越える推進力」とCEO自らが度々口にする文化ができています。

そんな未来のつくり手を迎える一生に一度の入社日を、今回はPeople ExperienceチームとHRチームが連携し入社オンボーディングをデザインしました。どのような体験を提供したのか、当日の様子とともにご紹介します。

全ての企画はWhyからはじまる

多くの会社で当たり前のように行われる「入社式」ですが、私たちはデザイン会社。常に当たり前を疑い考え続けるチームです。
そして私たちの大切にしている価値観の一つに「Whyが人を動かす」というものがあります。

Why=目的、信念、意義、ストーリーが人を動かすということを大切にしていることもあって、日頃から社内で開催される全てのイベントにはWhyがあります。

そのため2018年11月に実施した内定式同様、今回の入社体験もWhyから考えました。

企画を担当していた私自身、昨年度Goodpatchに新卒として入社し、「最高のチームになること」が成果を出すために何より大切であることを学びました。新卒同士が互いに「最高のチームのつくり手」になり、全ての仕事に対して当事者意識を持って取り組むこと。そして新卒という枠を飛び越え、会社で巻き起こる事象に対して自分のできることには積極的に手を差し伸べること。こうした「つくり手」になる意識を入社一日目から少しでも醸成したいと考え、今回の入社式のコンセプトを「最高のチームの一員になる日」に決めました。

会社のストーリーのつくり手になるために

いよいよ入社式がはじまります。みんなこの瞬間を迎える緊張を隠しきれない様子でソワソワと椅子に座り、開始を待ちます。入社式は、今後同じチームで働く社員たちに向けてそれぞれの個性を表現してつくられた資料を使った、自己紹介からはじまりました。

個性溢れる自己紹介のスライドを見ながら、会場は笑顔に包まれます。何度もインターンに来ていることから自己紹介作成にはかなり悩みつつも、自らの行く「犬の道」をグラフにして歩んできた人生を表現したメンバーや、大好きなマンガ風にスライドをデザインしたメンバーなど、それぞれがどのような意気込みを持って今日を迎えたかを語ってくれ、先輩社員たちも聞き入っていました。

また、CEOからは例年通り伝えられている「同期の大切さ」と「成長の法則」に加え、「ストーリの登場人物になる覚悟」が伝えられました。「自らが会社のストーリーの登場人物になる覚悟が重要」そう語るのは、Goodpatchの広報を務める高野。その言葉に刺激を受け、CEO自らが「Goodpatchのストーリーに乗っかるのではなく、Goodpatchのストーリーの可能性を広げてほしい」と新卒に投げかけました。

オールスターズが集まる歓迎ランチ

歓迎ランチでは、日頃から最高のチームの一員として活躍している、2019年度上半期総会でMVPを受賞した「オールスターズ」に集まってもらいました。新卒社員10名に対して様々な領域で活躍する15名のオールスターズが集まり、総勢25名での歓迎ランチとなりました。

実際にトップランナーとして働く先輩たちがGoodpatchでどんな仕事をしているのか。自分たちはどんな風に働きたいのかなどそれぞれが日々の想い語る機会となりました。未来像を思い描けた人もいたのではないでしょうか。

チームの一員としての歓迎を最大限伝える

入社に必要なオリエンテーションを終えて、初めてデスクにつくメンバーたち。新卒社員に最高のチームの一員に加わったのだと感じてもらうためには、私たち社員からも「歓迎」を何らかの形で伝えなくてはなりません。精一杯の歓迎を伝えられるよう、オンボーディングボックスに詰められる一つひとつのギフトには細部までこだわりました。

オンボーディングボックス

Goodpatchのチームの一員になる証として、入社オンボーディングでプレゼントしているオンボーディングボックスには、Goodpatchの社章とオリジナルTシャツ、パーカーなどが入っています。ギフトボックスのような箱が机に案内されたときに置いてあれば、自ずと「歓迎」を感じることができるでしょう。

オンボーディングカード

2018年度末よりオンボーディングで渡す一つのギフトとして取り入れた「オンボーディングカード」は、People Experienceチームがデザインを担当しています。今回、中途社員のためにデザインされた「THE ADVENTURE STARTS TODAY(今日から航海がはじまる)」というメッセージを新卒社員用に変更しました。

「WELCOME TO THE TEAM(チームへようこそ)」

入社式のコンセプトである「最高のチームの一員になる」が伝わるよう、このメッセージを選びました。また、カードの裏面にはそれぞれの新卒社員のメンターになる先輩メンバーに歓迎のメッセージを手書きで書いてもらいました。

オンボーディングカードを受け取って嬉しそうにする新卒社員。中にはメッセージカードを机に飾るメンバーもいました。今後お互いに成長する関係を築いていく際に、原点に立ちもどれる一つの証となりました。

毎年恒例ピクサー本

Goodpatchがリスペクトし、目指している最高のチームを新卒社員にも知ってもらうために、毎年新卒社員の入社日にはCEOからのプレゼントとして『ピクサー流 創造するちから』を配布しています。今回も本以外にもさまざまな選択肢を考慮した中でも、一番「最高のチームの一員になる」というコンセプトが伝わるこの本を選びました。

また、CEOからのプレゼントであり、私たちが大切にしているマインドセットが記してある貴重な一冊であることを表すために、ブルーのリボンでラッピングしました。白色を基調としたボックスの中でも一際映える色となりました。入社後も新卒社員が継続的に読み返せる一冊になるでしょう。

メンターと一緒に新たな門出に乾杯

Goodpatchの入社式はその日の夜まで続きます。これから一つのチームになれるよう、親睦を深めるディナーを行いました。オンボーディングカードにもサインをくれたメンターをはじめ、HRやマネジメントメンバーも駆けつけ賑やかな時間となりました。
どんなデザイナーになりたいのか。どんな活躍をしたいのか。そのために必要なマインドやアクションは何か。また中にはOOUIなどの専門的なデザインの話で盛り上がったメンバーもいたようです。

お店選びも一工夫。渋谷という街でこれからキャリアをスタートするメンバーたちに向けて渋谷を一望できる場所を選びました。

ディナー後には新卒社員とメンター双方から嬉しいたくさんのフィードバックをもらいました。

新卒社員より

平成最後の入社式からのご飯、最高だったなぁ
歓迎飲み会、卓球話から新卒への期待まで話をしていただいて楽しかったし嬉しかった

メンターより

真面目な話ばかりで楽しかった笑 OOUIとUXの掛け算の話を新卒とできる環境やばい
未来は明るいと思える時間だった

「最高のチームの一員になる日」を迎えて

いかがでしたか?今回、新卒社員のみなさんに「最高のチームの一員になる」ことを実感してもらうための体験をデザインしました。
まだまだブラッシュアップしていけるところもありますが、来年は新卒社員のみなさんもつくり手側に回ってくれて、さらに良い体験が創れると思います。

新卒社員のみなさんは必ず近い将来、会社の大切な役割を担い、自らがストーリーのつくり手となる未来を切り開いてくれるでしょう。

People Experienceチームは、新卒社員だけでなく、全ての社員が「Goodpatchが好きだ」と思える文化や体験を今後もデザインしていきます。さまざまな事例を展開していきますので、お楽しみに!

ABOUTこの記事をかいた人

keika

'94年生まれ。中国と日本のハーフで、1歳から18歳までを中国・上海で過ごす。2016年にロンドンで写真・デザインを学ぶ。グッドパッチが注力しているFintechと、国外のデザイン組織情報を中心に発信。
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