GOJO
- Client
- コングラント株式会社
- Expertise
- Digital Product & Service Design
- Date
- Client
- コングラント株式会社
- Expertise
- Digital Product & Service Design
- Date
Overview
新規事業「GOJO」立ち上げを行うため、資金調達に向けたプロダクトの具現化が急務だったコングラント。グッドパッチ(以下、Gp)は、事業の「種」となるアイデアとそのビジネススキームに対し、ユーザー体験を重視したUI/UXデザインとユーザー調査を通じて、具体的なプロダクト像を構築しました。また、短期集中で投資家向けピッチ資料の材料となるUI画面を制作し、資金調達を支援。さらに、MVPリリースから改善サイクルまで一貫して伴走し、事業の成長を多角的にサポートしました。
Client
コングラント株式会社
congrant inc.
ソーシャルセクターと企業向けに寄付決済を中心とする「寄付DXシステム」を提供しています。寄付募集・決済・CRMなどNPO経営に必要なすべてをワンストップで提供し、導入団体は3,800団体以上、寄付流通総額は140億円を突破しました。企業・従業員の寄付DXを推進する事業も展開し、大企業の人的資本に関連する開示項目の改善・発展に貢献しています。
Summary
ご支援前の課題
- 新規事業立ち上げのための資金調達を控える中、投資家向けプレゼンで示すべき具体的なプロダクト像を具現化する必要があった
- 事業の核となるビジネススキームはあったものの、ユーザー体験を考慮したUI/UXデザインやプロダクトの全体像が不明瞭だった
- 短期間(3カ月)でプロダクトを具現化し、プレゼン資料に落とし込むリソースとノウハウが不足していた(特にUX/UIデザイン、ユーザー調査に強みを持つ人材の不足)
- 資金調達成功のためのユーザーへのヒアリングや、プロダクトがユーザーに受け入れられるかの検証を専門的な知見を持つパートナーと行いたいと考えていた
グッドパッチの対応とご支援後の成果
- ユーザー調査とインサイト分析を通じて、狙うべきターゲット顧客像を明確化し、ビジネスモデルを検証
- プロダクト像を明確にするためのUIプロトタイプを短期間で制作。さらに制作したUI画面と検証データをもって投資家向けピッチを支援し、資金調達成功に貢献
- 資金調達後に、プロダクトの核となるコンセプトを可視化するコンセプトLPや営業資料、ロゴ、ブランドトーンを制作
- 担当部署へのヒアリングやディスカッションを通じて、アイデア出しを含めたUI画面の提案を実施し、事業成長をサポート

アイデアを形に──資金調達を加速する緊急ミッション
新規事業立ち上げと資金調達のタイミング
コングラントは、新たな事業の立ち上げを計画しており、資金調達のため投資家を惹きつける具体的なプロダクト像を提示する必要がありました。
しかし、同社が構想できていたのは、事業の「種」となるアイディアとそのビジネススキームのみ。具体的なプロダクト像を確立するには至っておらず、特に「3カ月」という限られた期間で、ユーザー体験を考慮したUI/UXデザインやユーザー調査を進めることが急務だったと言います。
グッドパッチが選ばれた理由とプロジェクトの目的
そこで同社は、グッドパッチが持つユーザー体験やインタラクションを重視したプロダクト開発の知見に期待し、今回のプロジェクトのパートナーとして選定してくださいました。
プロダクト画面の具現化とともに、ユーザーニーズやビジネス受容性を検証するための市場調査も並行して実施することに焦点を絞り、プロジェクトはスタートしました。
ユーザーと向き合い、価値を磨くデザインプロセス(初期フェーズ)
短期集中でプロダクトの解像度を高める
本プロジェクトは、2024年4月から7月にかけて短期集中で実施しました。3カ月という限られた期間で成果を出すため、複数のステップを並行して進めました。まず初期段階では、事業の方向性を定めるための市場調査とコンセプトの方向性策定に注力しました。
また、初回のミーティング後から、プロダクト像の認識合わせのため、競合プラットフォームの調査からあたりをつけたUI画面をいくつか作成、提案を行い、改善を繰り返していきました。

ユーザー検証で説得力あるデータを収集
ユーザーからの反応を確かめることも重要な取り組みの一つでした。
「GOJO」は、ソーシャルセクター(NPOなど)と企業・従業員をつなぎ、寄付を通じた社会貢献活動を促進する寄付プラットフォームです。主な対象ユーザーは、寄付を受け付けるソーシャルセクター、および個人の寄付者となる企業の従業員、そして法人そのものです。

個人の寄付者へのヒアリングを通じて、ターゲットユーザーからの直接的なフィードバックを収集し、プロダクトがユーザーに受け入れられるかという点を客観的なデータとしてピッチに生かせるよう、準備を進めました。
さらに、法人向けにもユーザーへのヒアリングを行い、ビジネススキームとしてのニーズや課題を深く理解しました。
これらのインタビューと分析から、事業構想当初の「寄付のハードルを下げたい」というコンセプトを深掘り。寄付をしない人との分岐点を探るなどの検証を経て、想定していたターゲットの顧客像(Tier)を明確にしました。これにより、機能が発散することなく、狙うべき層に合わせたプロダクトの方向性を定めることができました。

MVPリリース、そして次なる成長フェーズへ(2ndフェーズ)
資金調達成功、そして次なるステップへ
初期フェーズで制作されたビジョンプロトタイプ(UI画面)と、それを裏付けるユーザー調査の結果は、資金調達の場で大きな役割を果たし、見事に資金調達に成功しました。
この成果を基に、プロジェクトは次のステップへと移行します。2024年8月からは、MVPのリリースと、リリース後の改善サイクルをサポートするフェーズがスタートし、プロダクトのコアとなるロゴやブランドトーンを制作し、事業のコンセプトを可視化。さらに、サービスLPを制作し、セールス体制の構築の支援も行っています。

伴走支援で持続的な成長をサポート
現在は、コンセプトの具体化やユーザーインタビューに基づくユーザーインサイトの収集に加え、プロダクトの持続的な成長をサポートするUIデザイン制作を支援しています。この支援においては、担当部署へのヒアリングに基づき、具体的な改善要望に対するUI画面の作成を行うとともに、抽象度の高い課題に対してはディスカッションを通じたアイデア出しを含めたUI画面の提案を実施しています。
クライアントの声
グッドパッチさんとのお仕事は、「外部に依頼している」感覚が全くありません。同じチームメンバーとして同じ視座に立ち、異なる視点から、高品質なアウトプットをスピーディに届けていただいています。毎回の定例MTGで飯田さんが作ってきたデザインを見るのがいつも楽しみです。
デザインにとどまらず、AIを活用した動くプロトタイプをクイックに共有してもらえるなど、新技術への積極的な取り組みから私たちも日々学ばせてもらっています。また、こちらの依頼に対して「そもそも」の本質的な部分まで掘り下げて考えてくれるので、ハッとさせられることも多々あります。
私たちが目指すプロダクトのビジョン達成のために、本当になくてはならない存在です。(コングラント株式会社 プロダクトマネージャー 荒木雄大様)
Credit
アカウントマネージャー:片岡 圭史
統括:清宮 和之
UXデザイナー:栗原 道子
UIデザイナー:飯田 智美