Goodpatchには、Appleのビジョンに共感し、毎年WWDCの発表を心待ちにしているデザイナーやエンジニアのメンバーが多く在籍しています。そんな今年も、WWDC23で大注目となった「Vision Pro」および「visionOS」は社内で大きな話題を呼び、コロナ禍により途絶えていた社内LT会を久しぶりに開催する運びとなりました!

当日はApple Japan Technology Evangelistの豊田さんと武石さんが特別ゲストとして来社!LTへの感想やコメントを頂いたり、懇親会ではお二人を囲んでApple談義を楽しむなど、会場は大いに盛り上がりました!

この記事では、そんな社内LT会の様子をダイジェストでお送りします!

過去の開催の様子はこちら:

LTなのに「8人で3時間」!? 濃厚すぎるイベントの中身

久しぶりのLT会ということもあり、参加したのはオンライン視聴を含めてなんと80人!オフィスにも約30人が集結。イベントは、LT会の発起人であるUIデザイナー 石井の挨拶から始まりました。

XRの可能性を語りたい人、Apple愛を叫びたい人など、我こそはと集まった登壇者は普段クライアントワークに従事するUIデザイナー、UXデザイナー、iOSディベロッパーなど合計8人です。LT会なのに気づけばあっという間に3時間が経過しているという熱気の中、オンライン参加者も含め、トークと質問・コメントが繰り広げられる濃厚な時間となりました。

では8人はどんな発表をしてくれたのでしょうか。ユニークな切り口でテーマを設定し、思い思いに語るLTの一部をご紹介します!

私が日常でVision Proを使うとしたら?


Let’s Enjoy Vision Pro! Vision Proのデザインについて調べてみた:UIデザイナー 矢吹

トップバッターのUIデザイナー矢吹は、Vision Proが当たり前に日常で使われる世界を想像し、実際に自分が使う時の視点や、UIデザイナーとしてUIをつくる上で考慮すべきことを発表しました!発表資料はVision ProのKeynoteをイメージした仕様になっているという気合いの入りように、参加者一同が一気にVision Proの世界観に引き込まれていきました!

visionOS app開発の現場とリリースの日に向けて実現したいこと

visionOS のラーニングパスとvisionOS app開発の現場:iOSディベロッパー中田

iOSディベロッパーの中田は、visionOSやApple Vision Proの開発に興味がある人に向けた学習方法や、既存のOSからvisionOSへの移行プロセス、将来的な展望についてお話しました!
中田は社内でもトップレベルでvisionOSやApple Vision Proについて研究しているメンバーです。LT会の後では、「Goodpatchがこれまでに育んできた知識を結集し、Vision Proのリリース日に、visionOS appをリリースする」ことを目指していきたいという熱い思いも語られました!

50年にわたる空間コンピューティングの歴史とApple Vision Proの展望

元XRディレクターが考えるApple Vision Proが映し出す空間コンピューティングの姿:UX デザイナー 黒子

UXデザイナー黒子は前職XRディレクター経験を基に、Apple Vision Proが掲げる「空間コンピューティング」の世界について考察しました!XRの誕生からAppleのVision Proと50年以上にわたるストーリーを振り返り、Apple Vision ProがどのようにXRデバイスの課題にアプローチしているかや、今後の展開にも期待を膨らませました!

そんな黒子がApple Vision Proを徹底解説する記事もあります。ぜひご覧ください!

その他にもさまざまなテーマで、個性豊かなLTが繰り広げられました!

  • Vision Pro のスタンスを紐解きたい!:UIデザイナー 安川
  • Vision Pro空間動画が起こす思い出の記録へのイノベーションと、直近のユースケース考察:UIデザイナー Jessie
  • ポスト・スマホ時代を君たちはどう生きるか:iOSディベロッパー リード 田中
  • Apple Vision Proの下積みを探る:iOS/Web ディベロッパー 藤井
  • “空間コンピューピングがある生活”の未来予想図Ⅱ:UX デザイナー 有馬

懇親会でも熱量そのままに。興味津々のApple談義

LTの後の懇親会では、特別ゲストのApple Japan Technology Evangelistの豊田さんと武石さんを囲み、Apple談義に花を咲かせました!お二人は全てのLTをじっくり聞いてくださった上に、興味津々のメンバーの質問に丁寧に答えてくださいました。

職種を超えて自由に共創する

開催後、参加したメンバーから「デザイナーとエンジニアがそれぞれの専門性と観点を持って1つのテーマに対して深掘りするのはGoodpatchの文化として大事で、とても勉強になった」と感想をもらいました!

過去こうしたメンバー主体のイベントが数多く開催されていましたが、コロナ禍を経て集まる機会が減ったことで、次第に開催されなくなっていました。そんな中で今回のLT会は、「好きなものをとことん追求するオタクカルチャー」や「職種に関係なく自由に共創するマインド」といったGoodpatchにずっと息づいている価値観を再認識する機会となりました。

Goodpatchでは、今後もこうしたメンバー同士が自由に楽しめ交流できるイベントを開催していきます!またその様子をお届けするので、お楽しみに!