グッドパッチ社員の家族や大切なひとをオフィスに招待し、会社や仕事について知ってもらう「Goodpatch Open Day」。コロナ禍でしばらく開催を見合わせていましたが、2024年2月に4年ぶりに開催しました!

当日は、社員の家族が30組近く、総勢で80名ほどが参加するなど大盛況。企画の実現や当日の運営には、有志の社内ボランティアチームの活躍もありました。今回はそんなGoodpatch Open Dayの様子についてご紹介していきます!

Open Dayとは?

グッドパッチには「人に向き合う」カルチャーがあり、メンバー一人ひとり、そしてその先にいるご家族・パートナーとの関係も大切にしています(参考:パートナーに関する社内規定)。家族との時間を大切にした働き方を応援するカルチャーや仕組みがあり、お子さんを育てながら働いていたり、パパ育休を取るメンバーもいます。

家族やパートナーなど社員の身近にいる大切な方に、グッドパッチという会社や、働く人・オフィスを知ってもらうことで、仕事への理解が深まり、応援してもらえたら。あるいは、参加してくれたお子さんがデザインやデザイナーに興味を持ち、将来デザイナーを志す子どもが増えれば──そんな想いも込めて、4年ぶりにOpen Dayを開催する運びとなりました。

過去の開催レポート

一方で開催にあたっては、主幹となる人事チームだけでは実現が難しい状況。せっかくなら、デザイン・デザイナーを知ってもらうための企画も社内メンバーと考えたいと考え、並走してくれるメンバーを募集をしたところ、10名以上の社員が運営ボランティアとして協力してくれることに!当日のコンテンツは、運営メンバーと一緒に企画を進めていきました。

社員自らつくり手となり、企画をかたちへ

オンラインホワイトボード「Strap」を使った企画ボード

準備では、全体骨子や外部パートナーとの連携、設備系の調達は主幹となった人事チームが担当。当日の参加者に体験してもらうコンテンツづくりは、運営メンバーでチームを編成して進めていきました。

開催までの2カ月間は、隔週で全体ミーティングを開催しました。初回の運営チームキックオフののち、コンテンツのアイデア出し、アイデアのブラッシュアップ、コンテンツ決めを行い、各コンテンツごとに担当チームを決定。それ以降のミーティングでは、各チームの進捗共有や、出てきた疑問点の解消をしながら、担当チームごとに詳細を設計していきます。

参加するお子さまの年齢が0歳から小学生までさまざまだったため、赤ちゃん向けの授乳スペースやおむつ替えスペースを用意したり、小学生向けのPCを使ったワークショップを考えたりと、年齢を問わず楽しんでもらえる時間をつくるには?と頭を悩ませながらコンテンツやオフィスの場作りを考えていました。

Open Day当日のオフィスマップ

そして今回は、Goodpatchがデザインパートナーとしてご一緒しているコープデリさまにもこのOpen Dayの趣旨に共感いただき、協賛いただけることに。人気商品の試食やバレンタイン時期にちなんだお菓子の詰め合わせコーナーなどをご提案いただき、社内だけでなく社外の方とも一緒につくるイベントとなりました。

コープデリさまとの取り組み:

迎えた当日。溢れた子供たちの笑顔

そして迎えた当日は、総勢80名、うちお子さんは0歳から12歳まで、幅広い年代のお子さんたちが40名近くも参加してくれました。お父さんやお母さんが働くオフィスに初めて訪れた子どもたちは、オフィスにあるものに興味津々な様子でした。

到着してすぐお絵描きを始める子どもたち。初めて訪れるオフィスは新鮮!

お子さんたちに「デザインって?」「グッドパッチってどんな会社?」をご紹介をするオープニングイベントからスタート。その後は運営チームとつくったコンテンツを自由に体験してもらいました。

ここからは当日のコンテンツを一部ご紹介します!

赤ちゃんから小学生まで、年齢別のレベルに分けて、グッドパッチやデザインへの理解を深めることができるオリジナルクイズや、好きな具材を乗せてつくるピザのデザインコーナー。

そして、オフィスのどこかに隠れたキーワードを見つけて完成させるキーワードラリー。お父さんやお母さんと一緒に探すのもOKです。全てキーワードを見つけられたらプレゼントをゲットできます。

Figmaを使ってオリジナルクイズづくりに夢中

小学生以上の子供たちを対象に、PCを使ってFigmaで簡単なアプリを作ってみるデザイン講座も開講しました。初めてFigmaを使うという子ばかりでしたが、メンバーが優しく教えてくれていました!

そのほか、自分の好きな絵を描けるオリジナル缶バッジづくりやオリジナル名刺づくり、Openday限定のフォトブースなどもあり、どのコンテンツも大人気となりました。

コープデリさまによるバレンタインにちなんだお菓子詰めコーナーも大好評!思い思いにお菓子を詰め、ケースをデコレーションして楽しむ姿もみられました。

参加社員からの感想

大賑わいとなった1日。Open dayに参加した社員からは、後日アンケートでこんな感想が届きました!

人見知り、場所見知りの子ども(2歳)もピザの制作やお菓子の詰め放題をとても楽しそうにやっていました。帰ってからも「楽しかった……」と言っていました。そういう場作り、コンテンツ作りもデザインなんだよ、を説明して分かってもらうのはまだまだ先ですが、それでもまずは楽しいという感情を与えられてとてもよかったです。

皆さまの気配りや工夫を感じることができた温かいイベントでした。ロゴとキャラクターめっちゃ可愛かったです!Figmaデザイン講座はめちゃくちゃ分かりやすく、Figmaやデザインの説明をされていた&スムーズに楽しめる体験が設計されていて学びになりました。

楽しい時間をありがとうございました。企画にせよ、当日の細やかな対応にせよ、皆さんのおかげで安心して過ごすことができました。パートナーは「また来年も行けたら楽しそうだね」と言ってます。僕は僕で、やっぱり社員のみんなとおしゃべりできたのが楽しかったですし、そういう仲良い姿を家族に見てもらうのはなんだか嬉しかったですね。

開催後は、アンケート結果を踏まえて運営チームでも振り返り会を実施しました。

運営チームメンバーからは、「他部署の方と関わる機会がほとんどないので、いろんな人と関わることができてよかったです!」「何かを作るのが楽しかったし、家族や子供が喜んでくれる姿を見るのが嬉しかった!」といった声をもらえただけでなく、今後開催する時にはどんな形式がサステナブルか?何を改善していくか?など、貴重な意見をもらうことができました。

4年ぶりに開催できたOpen day。社員だけでなくその周りにいる家族や大切なひとに会社のことを知ってもらえる機会になりました。一方で、幅広い年代層に楽しんでもらうというコンテンツづくりの難しさや、設備周りの課題など、やってみて気づいた改善点も多くあるので、次回にトライしたいと思います。

Opendayという企画を通して、人事だけでなく、社員がグッドパッチらしさ・それを知ってもらう企画を一緒に考え、かたちにしていく。そんな「一人ひとりがカルチャーのつくり手」なグッドパッチらしさを感じたイベントでした。