Goodpatch社員に贈る「出産祝い」をリニューアルしました
2022年8月、Goodpatch社員向け「出産祝い（通称ベイビーギフト）」が新しくなりました。今回の記事では、ベイビーギフトのリニューアルデザインに込めた思いや、完成した品物についてご紹介したいと思います。
目次
社員も家族も嬉しいものを
Goodpatchは、これまで長い間、社員の出産祝いとしてお祝い金とは別に「Goodpatchオリジナルグッズ」を贈ってきました。ロゴが刻印されたスタイを赤ちゃんが付けるととてもかわいらしく、社員たちからも人気の品でした。
しかし発注先の在庫切れで同じものをお贈りするのが難しくなってしまったことをきっかけに、リニューアルのプロジェクトがはじまりました。
社内パパ・ママへのヒアリング
プロジェクトではまず社内のパパ・ママが集うSlackチャンネルで、月齢が小さく、直近でギフトを実際に手に取ったことのある社員を中心にヒアリングを行いました。
- 長く使えるもの
- 自分だと買いにくいもの
- ちゃんと使えるもの
- 子どものものだけでなく、産後を労うもの
- 個体差によって利用に差がありすぎるもの
- パートナーの方が受け取って困らないもの
- サイズアウトしないもの
などなど、リアルなご意見や体験談を伺うことができました。 (ご協力ありがとうございます！ )これらのお声をもとに、ギフトの候補出しを行っていきました。
調べてみると、オリジナルグッズや高級品・消耗品など様々な選択肢があることが分かりました。しかし、会社からのプレゼントは個々に合わせてお贈りすることができないため、好みの分かれるものや不要なものをお渡しして「嬉しいけどいらない」「嬉しいけど使わない」と感じてしまわないかと懸念を感じていました。
そこでせっかく贈るなら「会社がお渡しする意義のあるものがいい！」と思い、物を考える前にギフトの方向性から定めることにしました。
会社からギフトを贈る意義
みんなが貰って嬉しいもの、かつ、会社からお渡しする意義のあるものとして、２つの方向性を考えました。
1. 「産休・育休」の背中を押す
仕事を休むことに申し訳なさを感じさせたくない。安心して産休・育休を取得して欲しい。「会社」だからこそ贈れる言葉やサポートをする贈り物ができないかな？
2. 「産後」の考え事を減らす
産後は買い物や手続きなどタスクが膨大！身体も心も回復しないままスタートする子育て、手続きの簡易化や考え事を減らして意思決定をサポートする贈り物ができないかな？
これらの方向性と前述した懸念「個別最適はできない」を踏まえて、アイデア出しを行い、議論を重ねた末にこちらの案を採用しました。
目の前のことで精一杯！だけど不安になる「もしも」のこと。
産後はただでさえ目の前のことで精一杯なのに、「もしも」のことを考えるのは大変すぎませんか？
ミルクやおむつ、おしりふきといった日用品を、自然災害などの緊急避難時に持ち出せる「防災グッズとして備えておける形」でお贈りすることで、産後の考えごと・不安を軽くすることができるのではないか。
また、人によって「使わないかもしれない」という懸念を、「使わなくてもいい。保管することで安心につながるもの」として解消することで、お渡しする全員に意義のある贈り物ができるのではないか。
そんな思いから、Gpからの出産祝いとして「赤ちゃんのための防災グッズ」をお贈りすることになりました。
完成したギフトは「非常用持ち出し袋 スターターセット」
いつ誰の身に起こるか分からない自然災害。完成したギフトは新しい家族、赤ちゃんとの暮らしの中の”もしも”に備える「非常用持ち出し袋 スターターセット」です。
子どもの成長に合わせて防災の見直しを
防災のために必要な備えは、主に在宅避難中に生活を送るための「備蓄品」と、緊急避難用の「非常用持ち出し袋」の2点です。お贈りするスターターセットには、赤ちゃんの防災の“初めの一歩”となる品物が入っています。
パッケージ内容
- モスリンコットン おくるみ × 1枚
- 10年保存 備蓄水 400ml × 1本
- 6年保存 にんべん だしがゆ 200g × 3食分
- Chu-bo おでかけ用ほ乳ボトル 使い切りタイプ × 1個
- アルミブランケット × 1個
受け取ったメンバーの声
ギフトはさっそく社員の手元に届きはじめています。「わかってる感」に言及してくれる方が多く、作り手としてとても嬉しい…！
会社から出産祝いもらった〜のだが乳幼児向け防災グッズ〜弊社〜わかってる〜グッドパッチです pic.twitter.com/KXoguTvh8c
— Kazuma Taguchi / 田口和磨 (@kzm_tgc) August 26, 2022
さいごに
前職の事業会社でママ向けのサービスを作っていた経験から役に立てることがあればとプロジェクトに立候補し、子育て中のパパママ社員（Slackチャンネル「#令和ベイビーの会」）やPeople Experienceチーム、総務チームに意見をもらいながら提案・デザインした今回のギフト。ささやかな「出産祝い」ですが、Goodpatchではたらく社員の新たなライフステージを支援する気持ちが届けば嬉しいです。
Goodpatchでは、子育てをしながら活躍するメンバーが多く在籍しています！パパママ社員を支える制度についてはこちらもぜひご覧ください。
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