新しいものが大好きなGoodpatchで7月に話題になったアプリ、サービス、デザインまとめ(2019)

今年の梅雨は、昨年の梅雨明けが早かったことに加え毎日雨が続いたので、とても長く感じましたね。これから猛暑が始まるので気をつけてくださいね。それではさっそく、今月Goodpatchで話題になったプロダクトやサービス、イベントをご紹介したいと思います。

過去の月間まとめはコチラからどうぞ。

サービス

chot.design

https://chot.design/

「chot.design」は、無料でデザインについて学習することができるサービスです。
近年ニーズが向上しているデザイン人材の育成を目的に、ちょっとしたスキマ時間に取り組むことができるレッスンが提供されています。
現在は現役のWebデザイナー・UI/UXデザイナー・フロントエンドエンジニアなどによる、Illustrator・Sketch・HTML・CSS等のレッスンが150本用意されており、更には今後も毎月30から50本のレッスンが提供される予定です。

本サービスでは、デザインを専門的に学ぶ機会が少ない学生や、社会人になってからデザインを学びたい方でも、基礎から気軽に学習することが可能です。ぜひ、皆さんも公式キャラクターのちょってぃくんと一緒にデザインを学んでみませんか。

TEAMWORK CLOUD

https://www.motivation-cloud.com/teamwork-cloud/

「チームワーククラウド」はミドルマネジメント・チームマネジメントの強化を実現する、効果的・戦略的・効率的なオールインワンコラボレーションツールです。研修や会議をしてもマネジメントが上手く機能しない時に、体系化されたマネジメントの型をツールとして使うことで成果の出るチームに導きます。マネジメントのための機能を各ツールごとに導入すると負荷が多くなりますが、このツールは日報や目標管理など必要な8つの機能が全て搭載されているため、最小の労力で最大の成果を出すことができます。また、実際に進捗状況も常に確認できるのでフォローや修正をすることができます。チームワーククラウドを使えば、チームのコラボレーションが円滑になり、より高い成果を出せるチームが自ずと作れるでしょう。

User Inyerface

https://userinyerface.com/game.html

「User Inyerface」は、ユーザーの混乱を招きやすいインターフェイスやインタラクションを、あえて詰め込んだゲーム形式のサイトです。この使いづらさで溢れたサイトに訪れた人は、制限時間内にフォームへの入力を終えることを目指してゲームを進めていきます。

また、「User Inyerface」を攻略していくことで、今までなんとなく作っていたデザインが実はアンチパターンに近いものだった、と発見することもあるでしょう。GoodpatchのUIデザイナーたちもこぞって挑戦していました。自身がインターフェイスについてどの程度理解しているか、一度確かめてみてはいかがでしょうか。

スターバックス Mobile Order & Pay

https://www.starbucks.co.jp/mobileorder/guide/

スターバックス コーヒー ジャパンは6月26日(水)から、スターバックスのアプリケーション内にて注文及び決済までを事前に済ませ、店舗で商品を受け取る「Mobile Order & Pay」をリリースしました。本サービスを利用することによって、レジの列に並ばないスムーズな購入体験が可能となります。また、店舗での注文と同様に、ドリンクのサイズやエスプレッソのショット数、ミルクの変更などのカスタマイズも可能です。

コーヒー好きが多いGoodpatchのメンバーも続々と利用をしており、初めてアプリを利用した場合でも、迷うことなくスムーズな注文・決済の体験ができたという声が多く上がっています。アプリケーション内でのデジタルな注文・決済の体験とリアルな店舗での受け取り体験の境界が融け合い、強固な価値を持つユーザー体験を提供しているといった点でも話題になりました。リアルとデジタルの体験が混在するサービスについてはこちらの記事でも紹介しております。ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

アプリ

Navigator

https://navigator.com/

「Navigator」はAIを使ったチームワークアシスタントアプリです。組織が効率よく機能するためにはチームワークをよくする必要があります。しかしチームが大きくなるほど、チームワークを機能させることが困難となるのも事実です。会議やディスカッションの準備もその大きさによって複雑度は増していきます。「Navigator」は、そのような問題をAIの力で解決してくれるアプリケーションです。大きな会議やディスカッションで議題や目的を見失わないようにアシストをしてくれます。「Navigator」は自主的に学習し、いずれは意思決定のアシストやフィードバックの収集、課題解決プロセスのサポートをしてくれるようです。AIと働く未来はすぐそこまで来ているのかもしれません。

shoelace

https://shoelace.nyc/

Googleの社内研究組織であるエリア120から、「shoelace」(直訳すると「靴ひも」)というアプリが発表されました。本アプリを用いることによって、同じ趣味を持つユーザーや、アクティビティを探すことができます。例えば、本アプリに展示会を一緒に巡るプランを投稿すると、他のユーザーがそのプランに参加し、待ち合わせ場所や追加プランについてのコミュニケーションを取ることができます。「shoelace」のインターフェイスデザインは絵文字を多用したモダンなものとなっています。現在はニューヨーク市内にてテストが行われているようです。一昔前はオンラインで知り合った人と直接会うことが問題視されていましたが、今後はオンラインとオフラインを区別せずに、人と関わり合うことが一般的になるのかもしれませんね。

イベント

日本のグラフィックデザイン2019

https://designhub.jp/exhibitions/4915/

「日本のグラフィックデザイン2019」は、6月20日(木)〜8月7日(水)まで、東京ミッドタウン・デザインハブにて開催されている展覧会です。会員約3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体である日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が発行する年鑑「Graphic Design in Japan 2019」の発行を記念して、年鑑に掲載されている作品から約300点が実物と映像で展示されています。

身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、幅広い作品が一挙に展示されていました。また、全ての作品が実物であるため、その迫力は圧巻です。実物に近づいてゆっくりとその表現を堪能できるので、日本のグラフィックデザインの「今」に触れられる展示となっています。

LINE CONFERENCE 2019

https://conference.linecorp.com/2019/

LINEは6月27日(木)に、LINE全体の戦略や同社が提供する新サービス・機能を披露する「LINE CONFERENCE 2019」を開催しました。本カンファレンスでは、店舗のクーポンや予約などの機能をLINE上に搭載できる「LINE Mini app」や、スコアに応じて特典や融資を受けられる「LINE Score」、どこでも・簡単に・キャッシュレスでお金を使える世界を提供する「LINE Bank」、グループでの会話や情報収集ができる「OpenChat」などのサービス・機能が発表されました。

LINEは「Life on LINE」をテーマに、起床してから就寝するまでの1日の生活を全てサポートすることを目指し、これらのサービス・機能を発表しました。
今回発表されたサービスがこれから順次利用可能になるということで、リリースが楽しみですね。

Japan Accessibility Conference – digital information vol.2

https://ja11yc.doorkeeper.jp/events/93196

「Japan Accessibility Conference」は7月20日(土)に開催された情報アクセシビリティについてのカンファレンスです。本イベントはアクセシビリティに取り組んでいる方をエンパワーメントしたいという思いから企画・開催されました。カンファレンス内では障害当事者と情報アクセシビリティについてのストーリーを共有するセッションや、実際に当事者の声を取り入れながら社内外での啓発活動に取り組んでいる事例についてのセッションが行われました。

Goodpatchのメンバーからもエンジニアやデザイナーが参加し、アクセシビリティについての更なる理解を深めた他、どのようにしてカンファレンスで得た熱を社内外へ波及させるかについて考える機会となりました。

プロダクト

Raspberry Pi 4

https://www.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-4-model-b/

Raspberry Piは一言で表すと、5000円前後で購入することが可能な安価なコンピュータです。
今回発表されたRaspberry Pi 4はその最新モデルで、CPUやメモリなどの基本スペックが大幅に向上している他、電源用にUSB-Cポートの搭載、Bluetooth 5.0への対応など、最新の周辺機器が使えるように大きくアップデートされています。

Raspberry Piはマウスやキーボード、ディスプレイを接続することで普通のPCとして使うことができるので、そのコストの低さや筐体の小ささからプログラミング教育の現場や電子工作好きの間で広く普及しています。そんな便利なRaspberry Piですが、今までは性能の低さから限られた用途で簡易的に利用されるケースがほとんどでした。しかし、今回発表されたRaspberry Pi 4は性能が飛躍的に向上したことから、今後は活用の幅が更に拡大し、広く普及するのでないでしょうか。

触覚型VRスーツ

https://www.valkyrie-vr.com/

ロンドンのスタートアップ「Valkyrie Industries」は触覚型VRスーツのプロトタイプを発表しました。本プロトタイプは右腕から指先までを包み込み、電気ショックで筋肉を刺激することで着用者に触覚を与えます。これまでもVRゲーム向けのスーツはいくつかありましたが、このスーツはより実用的な業務での利用を想定しています。

この触覚を伴ったVRスーツが実用化されれば、これまで実際に現地で経験を積まなければいけなかった危険な作業など、リスクの高い実地訓練の効率化につながるかもしれません。


以上、7月に話題になったアプリ、サービス、デザインをお届けしました。
毎月新しい情報をお届けしておりますので、来月もお楽しみに!

ABOUTこの記事をかいた人

関根椋太

19新卒 PM/UXデザイナー。公立はこだて未来大学情報デザインコース出身。好きな食べ物はカレー。
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