こんにちは。みなさんは社内のランチタイムをどのように過ごしていますか?私は社内のランチタイムの過ごし方は、その会社のカルチャーに大きく比例していると考えています。Goodpatchでは、ランチタイムに関するレギュレーションやルールは一切ありません。約1時間のランチタイムをメンバーは思い思いに過ごすことができます。

社交的な人にとっては、ソーシャライズする絶好の機会でもあります。一人で静かに過ごしたい人は、ランチへ行かなくてはいけないというプレッシャーにかられず、机でゆっくりと食べることもできます。Goodpatchの柔軟なランチカルチャーは、多様な人材のニーズにマッチしています。また、渋谷と代官山という優れた立地から、メンバーはバリエーション豊富な店の中から、その日の気分に合わせて場所を選ぶことができます。

本記事では、Goodpatchの柔軟でユニークなランチカルチャーと、ランチカルチャーが仕事にもたらす影響についてご紹介します。

デザイントークランチ

ランチカルチャーPhotos by Helen Qin

「テレビのリモコンとエアコンのリモコンと他のリモコンは同じサイズの物がいい。置く場所も揃ってないと嫌だ。」

あなたの同僚のUIデザイナーのこの発言に、他の誰よりも共感できるのはあなたのチームでしょう。こうして同僚が仕事以外の物事に示す価値観を知ることができる機会は貴重です。

渋谷のWEEKEND GARAGE TOKYOでは、広い空間にソファやアウトドアを楽しめるベンチがあり、人数問わずリラックスした時間を過ごすことができます。

食べログ | Weekend Garage Tokyo

ユニットランチ

Photos by Helen Qin

Goodpatchでは、メンバー全員がディビジョンに配属されます。それぞれのユニットごとに色はありつつも、ユニットメンバー間では共通して進捗の共有やフィードバックを密に行なっています。毎月行うユニットランチでは、通常業務からはなれてメンバーとカジュアルに交流ができる貴重な時間でもあります。同僚と仕事以外でコミュニケーションをとる機会を意識的につくることは、日本ならではの文化だと感じています。

私のユニットでは以前PIZZA SLICEを訪れました。オフィスを出て少し歩いた道の角にある、ニューヨークを思い出させるような雰囲気のお店です。私は日本人がどれだけ本場の味を再現できるかと恐る恐る入りましたが、キッチンペーパーの触り心地はまさにニューヨークのペーパーそのもの。ピザ自体ももちろん美味しかったです。

食べログ | A Pizza Slice

ユニットランチ

Photos by Helen Qin

桜は全国に咲き渡り、瞬く間に散ってゆきます。樹々は3月初め頃にはすでにピンク色に染まっていたので、私のユニットでは早々に公園でのピクニックを計画しました。しかし、当日はあいにくの天気となり、室内でタコスパーティーをすることになりました。

サークルランチ

多くのメンバーは仕事とは別でサークルにジョインしています。Goodpatchには言語やクラフト、ハイキングなどさまざまなサークルがあります。サークルメンバーには、毎月サークル援助とランチ代が会社から支給されます。

サークルについて詳しくはこちら

外出ランチ

Photos by Helen Qin

ランチの全てが会社から支給されるわけではありません。私たちはコミュニケーションを目的に、様々なユニットのメンバーを気軽にランチへ誘います。Goodpatchは比較的国際色豊かな組織なので、多様なバックグラウンドのメンバーとランチができます。Goodpatchの環境は、さまざまな文化や価値観を理解してデザインを行うために絶好の場所です。私もここで9ヶ月間過ごして、別のプロジェクトに関わるメンバーとランチへ行く機会が多くありました。ベルギーの食べ物についてやLGBTQ+が日本でどのように捉えられているか(かなり深い話)について話すことができました。

 食べログ | Thai Kenkyuujou (タイ料理研究所)

デリバリー

Photos by Helen Qin

私たちは一度土曜日にオフィスでランチをしました。ユーザーテストを行うスケジュールがタイトに組まれていたためです。でも大丈夫。こうした日も平日を休みにすれば良いのですから。ユーザーテストはとてもうまくいきました。その後にデリバリーで頼んだカレーも最高。Uber Eatsは東京でも使われていて、いくつかのレストランではオリジナルのデリバリー商品まで用意してあります。ユーザーテストについて話し合いながらも、Uber EatsのアプリのUXについて触れた土曜日のランチタイムは最高でした。

ランチでの交流が仕事にもたらす影響は?

国際色豊かな環境でのチャレンジ

ランチへ行くベネフィットは明らかなのですが、もちろんそこにはチャレンジもあります。例えば、言語の壁。ランチへ行くグループの過半数が日本人であった場合、日本語に自信のない海外出身のメンバーは、理解はできても会話に参加することは難しく感じるでしょう。また、その逆も然り。会話が理解できたとしても、ジョークやスラングは個々のカルチャーを深く理解していなければわかりません。

このようなハードルを感じた場合、使う言葉や会話の口調を少し工夫するだけで、全員が気持ちよく過ごす環境をつくることができます。また、静かに黙っている人を指名して、意見を聞いてみたり、話すことを促してみてもよいでしょう。もしその人が話したさそうにしているのであれば。ノンネイティブスピーカーにとって、このようなジェスチャーは、話についていけなくて放っておかれているように感じる感覚を回避するためにも必要です。

ソーシャライズが仕事にもたらすポジティブなインパクト

個人の仕事にフォーカスをし続けると、どうしても周囲から孤立してしまいがちになります。ランチでメンバーと交流することにより、脳の働きを活性化し、より生産性を上げることができるのです。また、同僚との関係を仕事に関係のない話をして深めることにより、将来仕事を共にするときに円滑なコミュニケーションをとることができるようになります。ランチは、普段交流のない他部署の人をつなぐには最高の機会です。

Photos by Helen Qin

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