日本で働く海外メンバーに聞く!多様性を受け入れる柔軟な組織とは?

Goodpatchには、海外メンバーが多数在籍しています。その中には日本滞在歴が長いメンバーもいれば、日本で働くのが初めてのメンバーもいます。
今回は、カナダやベルギー、韓国出身のメンバー3人に聞いた、日本で働いていて感じていることをざっくばらんに聞いてみました!

職場環境を楽しむために、メンバーをもっと知りたい

カナダで10年以上働いた経歴をもつ、自社プロダクトのお客様サポートを担当しているCS(カスタマーサクセス)のMargaret。セキュリティーやファイナンス業務に約10年携わった後、来日。彼女が思うワーキングスタイルの違いとは?

日本で仕事をする時に、最も気をつけているのは「コミュニケーション」です。カナダに居た頃は、社員とは何でも対面で話していたので、Slack主体のコミュニケーションにはどうしても気を使ってしまいます。もしSlackで何かを伝えるなら、絵文字やアニメーションGIFを使うように意識しています。私にとっては英語が母国語なので、日本語の言い回しには慣れていません。そのため、誤解を招くようであれば顔が見れて、声のトーンやボディーランゲージもわかる対面コミュニケーションをするように心がけています。

また、カナダでは何でもダイレクトに「Yes・No」を言い、常に本音を相手へ伝えます。例えば、上司からは「任せるよ」と言われるよりも、締め切りをはっきり伝えられていました。その点、日本では比較的フレキシブルに仕事が与えられるように感じます。

日本はカナダと似たような部分もありますが、まだまだ違いを感じながら働いています。その中でも、「お疲れ様」を言う文化は日本独自のものでとても気に入っています。また、多様なメンバーとランチへ行けることは、楽しみのうちの1つです。より良い働く環境を築くために、いろんな人と個別で仲良くなるように心がけています。メンバーを深く知ることが良い仕事ができることにつながると思います。

ヨーロッパと日本の文化が違うからこそ楽しい

ベルギー出身のデザイナーBertに、7年ベルギー、3ヶ月スイスで働いた経験を話してもらいました。日本で働いていて、彼が感じているギャップとは?

僕が日本で働いていて、一番難しいと感じるのはコミュニケーションです。日本語が話せないことは、良いことも悪いこともあります。その分無駄な会議が少なく、自分の時間にフォーカスできるという面もあれば、メンバーとの意思疎通が測れないこともしばしば。それは、言語的な問題だけではなく、ヨーロッパの人がよりダイレクトにものごとを言うのに対して、日本では曖昧な表現が好まれるからでもあります。

もう1つ違いを感じるのは、「ワークライフバランス」です。ヨーロッパに居たころは、フレックス制が導入されていました。リモートワークの日が向こうでは1日あったので、自分でコントロールしながら仕事ができたのが良かったですね。労働時間が決められてしまうと、やっぱり集中がもたないですよね。
そうそう、ワークスペースも違いました!(ムービーを見せてもらいながら)広いでしょう?コワーキングスペースにいたから、よりワークスタイルが柔軟に感じたのかもしれません。

ホリデーの数も違いましたね。ベルギーでは休暇が1年に32回があるんです。日本では休暇が少ないぶん、土日は「何もしない時間」を大切にしています。家でゴロゴロしながらNetflixを見たり。そういう時間で普段の疲れをとっていますね。

でも働き方でいうと、どこも同じだと感じますね。どこへ行っても働きやすい人やそうでない人はいます。Goodpatchでは、バックグラウンドが違う人たちと働けるので、日々刺激になっています。チャレンジングではありますが、いろんな考え方を知れるので楽しいです。特にアジアとヨーロッパとでは全然違いますから、その違いを楽しんでいますね。

フラットなコミュニケーションがとれる場所で働きたい

韓国出身のデザイナーSukiに、同じアジア圏内でどういった働き方の違いがあるのかについて聞いてみました。彼女がGoodpatchで働いていて思うこととは?

私は何かを思ったら口にする性格なので、上下関係を気にして先輩社員の意見には応じるように心がけなくてはいけない韓国では、一種のやりづらさを感じていました。少し日本と似ている部分はあると思いますが、よりおだやかな人間関係が築ける日本の労働環境の方が自分には合っていると感じています。

Goodpatchに入る前は、日本のデザインファームで働いていました。その時は、デザイナー1人ひとりが意見をする権限を与えられていました。全員が提案する機会を与えられ、コンペのような形で社内提案が行われていました。まさしく「フラット」な環境でしたね。個々のデザイナーの意見は、どこでも尊重されるべきだと思うんです。クリエイティビティはチームで生まれるものですから。

それでも、日本で働くときは敬語であることから、「ものごとの伝え方」にはとても気を使います。前職ではメンバーをあえて英語名で呼んで、フラットさを演出していました。その結果、より良い関係性が繋けたと思っています。チームメンバーに対して「よろしくお願いします」という必要はないと思うんです。英語であれば、”Ok, thanks!”で終わります。それが決して悪いようには聞こえません。

そういう意味ではベルリンオフィスがあって、海外メンバーも多いGoodpatchはわたしにとって働きやすいです。この前実施した社内のデザイナー全員が集うワークショップでも、海外メンバーが主体となり準備をしていましたが、英語で日本人のマネージャーたちと話せたことがすごく新鮮でした。皆が楽しめたと思いますし、会場も良い雰囲気でした。「もう一度同じメンバーでやりたい」という声も聞けて、大変よかったです。

多様な働き方を受け入れて、組織の柔軟性を高めよう

インタビューをしていて面白かったのは、それぞれの国の人が日本の働く環境に対して思うことは違うこと。韓国出身のメンバーは、「日本の方が関係性がフラット」と感じるのに対して、カナダ出身の人は「メンバーには気を使う」と感じていたり。
しかし、どのメンバーも「双方で学び合える面がある」ことを強調されていて、ポジティブに異なる環境を捉えていました。
働き方が多様化する中で、海外メンバーと快適に仕事をするためには、日本にいる人も海外へと出てみることや、多様な働き方を受け入れて柔軟性を高めることが大切ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

keika

'94年生まれ。中国と日本のハーフで、1歳から18歳までを中国・上海で過ごす。2016年にロンドンで写真・デザインを学ぶ。グッドパッチが注力しているFintechと、国外のデザイン組織情報を中心に発信。
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