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インフォグラフィック作成ツールinfogr.amのファウンダーUldis LeitertsさんがGoodpatchに遊びに来てくださり、インタビューに答えてくださりました!今回のMEMOPATCHはそのインタビューの内容をお届けします。

Infogr.amとはインフォグラフィックスをとても簡単に作成できる世界一シンプルな・サービスです。1億ほどの種類のインフォグラフィックスが作成でき、毎週数万の新規ユーザーを獲得し、世界で最も素早く成長しているデータビジュアライゼーションのグループです。

カルフォルニア・サンフランシスコ・ラトビアを起点に発展していましたが、日本市場に参入を開始しています。今回のインタビューでは彼にとってのインフォグラフィックスとは、どのように彼がinfogr.amを始めたか、日本でのinfogr.amの今後のプランついてインタビューを行いました。

インフォグラフィックスの力

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どのようにインフォグラフィックスに興味を持ったのですか?
私が Infogr.amを創業する前は私はメディアの会社で働いていました。そして、よくジャーナリストから記事の為にインフォグラフィックを作成するように依頼されました。それを作るのは1日かかるといっても、2時間以内にやってほしいとお願いされ、なんとかやり遂げていました。ですが、それは自分にとっても、いい記事をつくることにもよくないと強く感じていました。誰が締め切りのプレッシャーの中でガラクタを作るために働くのを楽しむのでしょうか?この思いから、infogr.amを作ることを決めました。インフォグラフィックスを追われながら作る為に2時間を使うことよりも半年を使って、ジャーナリストが自分たちで簡単に素早く美しいインフォグラフィックスを作れるようにしよう、と。

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インフォグラフィックスの何がパワフルなのでしょうか
インフォグラフィックスは視覚的なので本当に理解が簡単です。情報を簡単に読み解くことができます。20-40ページに及ぶ数字を含む分厚い文章の代わりに、たった1つのインフォグラフィックに圧縮し、表現することができる。そして私達は前者のような分厚い文章より、インフォグラフィックスを含む記事は60%以上シェアされるこという大きな発見をしました。 また、他の例でいうと教育でも力を発揮します。子どもたちが算数を学ぶとき、インフォグラフィックスを使うのと使わないのでは大きな違いがあります。8、32、64はただの数字ですが、グラフでそれらの数字を表すと子どもたちにとってはるか具体的になり、理解がしやすくなります。これはとても単純に聞こえますが、このことは子どもたちのマインドセットに大きな変化をもたらします。より視覚的思考を持ち、子どもたちは数学の未来や可能性を感じるでしょう。
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Infogr.am はとても大きな成功を収めていますが、日本市場になぜ興味をもったのですか?
Infogr.amは2億のユーザーがおり、12万のインフォグラフィックが毎月作成されています。合計で2.7億のインフォグラフィックスが利用可能であり、最近私達はinfogram.orgという非営利団体を作りました。今まで、日本市場に参入することは全く考えていませんでした。当初は私達は単純にソフトウェアを作り、そこに支払いフォームを設置したら突然日本からの支払いを受けました。 私達は日本市場に参入するのは本当に初めてのことですが、インフォグラフィックスによって人々は情報をとても素早く理解することができるので、より大きなエンゲージメントとソーシャルシェアをつくり上げることができます。そしてこのことは、さらに多くのユーザーが彼らのWebサイトで時間を過ごしてくれるということにつながっていくので、日本のメディアの会社がインフォグラフィックスを使うことで多くの利益を得ることを信じています。 しかし、日本の市場に参入する前は、日本の企業が本当に私達がやっていることに本当に興味があるかどうかを確認したいと感じていました。なので、日本に参入当初は私達はVenture GenerationやEgg Japan・ロフトワーク・フジテレビジョンなどの多くの人とミーティングを行いました。

With data literarcy comes responsibility

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素晴らしいですね。どのようにそれらのミーティングは行われたのですか?
ただ単純にお話するときもありましたが、オフィスに行ってワークショップを行いました。最近ですと、朝日新聞社と「データでストーリーテーリングする方法」というワークショップを行いました。2時間のワークショップで参加者を3つのグループにわけ、それぞれのグループにとても2時間では読みきれないような多くのデータを含んだ政府のレポートを渡しました。だけれども最後にはどのチームもインフォグラフィックスを作成することができました。グループの全ての参加者は「データジャーナリスト」「デザイナー」「ストーリーテーラー」の3つの役割にわけられていたので、チームでそれぞれ完全に違ったインフォグラフィックスによるソリューションが出てきたのが凄く面白かったです。
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もっとストーリーテーリングの部分を教えて下さい!
私たちはデータとストーリーは繋げられるべきだと強く信じています。ストーリーと共にデータはより理解しやすくなり、人々にもっとシェアされるようになり、ジャーナリスティックな記事やストーリーはデータで裏付けられていると信頼性もより強くなります。感情的・合理的という2種類のタイプの人々がいると言われていますが、一般的に感情的な人が合理的な人に会うといつも感情的な人が勝ちます。なぜなら感情というものはとても強い力を持っています。私達は、データは合理的な部分を持ち、ストーリーの部分は感情的な部分を持つと考えています。普通はストーリーはより力強い。しかしデータは強力な合理性を持っており、私達は度々自身に問いかけます。どのようにデータをストーリーにできるだろうか?と。

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Infogr.amと教育について

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最初に話した教育について、Infogr.amはどのように取り入れられているか教えてください
私達は多くの異なった教育機関と関わりがあり、その中でもニューオリンズの学校ではインフォグラフィックスを3年前から10歳からで18歳くらいまでの子どもたちの授業でインフォグラフィックスを取り入れられています。年に1回その学校の子供たちと彼らの体験について話す伝統もあります。また違う例ですと、今までとは違う職業につきたい大人のための再教育機関があります。そこではどのようにメールを書くか、どのようにWebサイトを作成するか、どのようにインフォグラフィックスを作成するかなどの教育を受けます。データリテラシーの教育は違った一面を持っています。データを含んだ要求を受け取った時にそれが正しいか、どこからきたか聞かなければならないという、データに対する責任感が必要となってきます。
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これからの日本でのプランを教えて下さい
日本市場にとても興味を持っていて、11月くらいに日本語でInfogr.amをリリースすることを予定しています。その時に私達は日本のユーザーサポート体制を作ると思います。さらなるステップに進む前に、日本の会社が私達のサービスを使っているところを見たいと考えており、いくつかの検証をしようとしています。外国の市場に参入することはとてもリスクがあることであるが、私達は日本市場に参入することはとてもポジティブに考えいます!

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このインタビューが行われている時にInfogr.amは新しいコラボレーションバージョンのInfogr.am For Teamsをリリースしました。

Uldisさん、Goodpatchに来ていただき、ありがとうございました。

Uldisさんについてもっと知りたい方はこちらから!

Uldis on Infogr.am: https://infogr.am/uldis

Uldis on Twitter: https://twitter.com/uldis