『スワンの冒険』の絵をTwitter上で発表し、RTの嵐を巻き起こした事で有名な
ニシダシンヤ(@24408)さん。
その事件が起きたのは2年以上も前のことですが、今、見なおしても新鮮で素晴らしい出来です。
今日はUIという視点でニシダシンヤさんの絵封筒を見てみようと思います。

ニシダシンヤさんとは

香川県生まれ。大阪・ミナミで6年間バーテンダーをしたのちフリー
イラストレーターに。2009年ごろから封筒に絵を描いて請求書を送
るようになる。無駄な写真をよく撮りうどんばっかり食べてる。

詳しい自己紹介はニシダさんのサイトニシダTVに書いてあります。バーテンダーからの転身だったんですね。

UIという視点で絵封筒を見てみる


ユーザインタフェース (User Interface) は、機械、特にコンピューターとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。ユーザインターフェイス、ユーザインターフェースと書かれることもある。ユーザインタフェースは以下の手段を提供する。
入力 – ユーザがシステムを操作する手段
出力 – ユーザが操作した結果システムが生成したものを提示する手段

 

上記の説明だとUIは機械の表示様式や入力様式などの規定みたいですね。ちょっと無理矢理かもしれませんが、封筒を送付先や送付主を表示するUIと見ることも可能ですよね。
そう仮定した上で考えてみると

ニシダシンヤさんの絵封筒は、送付先や送付主を表示していたUIを劇的に改善した結果、反響を呼びまくったんじゃないでしょうか。

さらに、その絵封筒はひとつひとつ手作りです・・・。半端ない(:3」∠)

ニシダシンヤさんの絵封筒

どの作品を見てもニシダさんが書いたんだなというのが分かります。可愛くて、キャラクター性があって、こんな請求書もらったら、嬉しくてまた一緒に仕事したくなりそうです。
そして、ニシダさんはタイトルの付け方もうまいです。

スイカ見つけたー


郵便屋さんキモチ超特急でお願い

封筒の表にいる『コラッもっと急げ!』と言っている可愛らしい女の子は請求書の中に書かれています。\(^o^)/頭がホッカホカ


モデル無視

あなたが気づけば請求書も変わる

梅雨はジメジメ


他にもニシダシンヤさんのサイトやTwipicにいっぱい上がってます。

ふとしの感想

ニシダシンヤさんの絵封筒のアイディアはWebサイトやUIを考える上でも、とっても参考になりそうです。

受取手(ユーザー)が見たときにどう思うのか、どんな気持ちになってほしいのかを考え尽くして作る。そしてそのサイトに最適なUIを作っていく。そんなことを思いました。
MEMOPATCHは有益な情報を届ける為に作ったブログです。まだまだUIを突き詰めれていない場所もあるので、自己満にならないように、あなたの声を聞きながら、どんどん改善していきますよん。