こんにちは!新卒デザイナーの鈴木です。

日差しの強さはまだまだ残っていますが、空気がだんだんと秋に近づいてきました。
季節の変わり目に体調を崩されませんよう、ご注意くださいね。
それでは、今月Goodpatchで話題になったアプリ、サービス、デザインを紹介します!

過去の月間まとめはこちらからどうぞ!

アプリ

Isotope – Periodic Table

Periodic-Table

This Material Design App Will Make You Want to Study Chemistry Again

マテリアルデザインを取り入れた周期表アプリです。
このアプリは、デザイナーのAnders Bjarnleが、かつてMaterialUpに載せたデザインが他のクリエイターから話題を呼び、
ぜひ実現化してほしいという多くの声を受けて作られました。
そこからもわかるように、化学が苦手な人でもついつい触ってみたくなる魅力があります。
Androidユーザーの方はぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

PE RUSH!

pe-rush

https://itunes.apple.com/jp/app/pe-rush!/id686423543?mt=8

チームで映像をサーバー上で共有・編集ができるアプリです。
世間を賑わせている「シン・ゴジラ」の映画製作にも使用されたことで話題にもなりました。
映像に直接書き込みをしてコメントを残すことができたり、気に入ったショットに「いいね」のマークをつけることもできます。
映画業界もデジタルデータが主流になったことで映画制作のプロセスも変わりつつあるようです。

Leaf Snap

leafsnap

http://leafsnap.com/

葉を撮影すると木の種類を判別してくれるアプリです。
顔認識の技術を応用し、葉の輪郭線上にある点を計測した数値をもとに植物を特定できます。
もし確実性が低いときにはいくつか可能性のある種類が提示され、
樹木が生える場所や花が咲く時期などの情報を提供することでユーザーの判断の手助けをしてくれます。

サービス

ColorHexa

ColorHexa

http://www.colorhexa.com/

ある特定の色の情報を調べたり、配色の検討をする際に参考にできるサービスです。
カラーコードや、色の名称を入れて検索すると、RGBやCMYKといった色の持つ情報や、
カラースキーム・近似色といった、その色と相性のいい色の紹介もしてくれます。

notion

notion

https://www.notion.so/

プロジェクトを進める中でバラバラになりがちな、データ・CMS・To-doリスト・進捗確認・議事録などを
まとめて管理することができるツールです。
プロジェクトメンバーにシェアするとチームで共有することもでき、
誰でも簡単にプロジェクトやタスクの追加、並び替えなどを行える直感的な操作性も魅力のひとつです。

Bearbot

https://www.indiegogo.com/projects/bearbot#/

クマの表情の愛らしさが印象的なリモコンです。
専用のアプリからジェスチャーと操作内容を設定しておくことで、多数の機器を正確に操作することができます。
ジェスチャーによって家電を操作することは新しい技術ではないですが、
まるでペットを飼っているような気持ちにもなれるクマの表情に魅了される人が多くいるようです。

デザイン

Android 7.0 Nougat

Android_nougat

https://www.android.com/versions/nougat-7-0/

Androidの新しいOSが正式リリースされました。
新たな機能として、”Multi-window view”によって2つのアプリを同時に見ることができるようになりました。
これがあればアプリを行き来しなくても、レシピを見ながらタイマーを確認することもできます。
その他にも同時に2ヶ国語以上の言語が使用可能になったほか、3Dグラフィックスに変換できるAPIの搭載といったいくつもの機能が追加されるなど、進化を遂げています。

Marvel STYLEGUIDE

marvel_design

https://marvelapp.com/styleguide/overview/introduction

プロトタイピングツール、Marvelのスタイルガイドです。
色やタイポグラフィ、レイアウトに限らず、シャドウの数値やアニメーションといったディテールまで、
細かく設定されたガイドラインがシンプルに分かりやすくまとめられています。

リオ五輪閉会式

今月の話題といえば何よりオリンピック。
リオから東京への引き継ぎ式の後に披露された、日本のクリエイターの技術の高さを見せつけた演出は国内外で多くの反響がありましたね。
映像パートでは、1964年の亀倉雄策氏のビジュアルを彷彿とさせるようなカットやライティングなどのこだわりも見えました。

リオ五輪公式卓球台”infinity”

table-tennis

http://www.san-ei.global/infinity2016/

閉会式と合わせてこちらの卓球台も話題になりました。
デザインは元ソニーのデザイナー澄川伸一氏、天板は千葉県流山市の卓球台メーカー「山英」、
脚部は山形県天童市の家具メーカー「天童木工」が製造しました。
「日本らしさ」「復興支援」というキーワードから連想された「支える」という漢字から派生していること、
数ミリの誤差も許されない卓球台を100%木材で制作したことなど、
この卓球台によって日本のものづくりの質の高さを改めて実感した方も多いと思います。

以上、8月に話題になったアプリ、サービス、デザインまとめでした!
来月も最新情報をお届けしますのでお楽しみに!